【2024年最新】サッカーモロッコ代表のフォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説！

モロッコ代表はカタールワールドカップでダークホースとして躍動し、ベルギー代表やスペイン代表を押しのけて大会4位と好成績を残しました。

これは決して運が良かったわけではなく、過去のFIFAランキングを見るとそれだけの結果が残せたことも納得がいきます。

モロッコ代表は2015年6月時点でFIFAランキング92位でしたが、年々右肩上がりで結果を残していき、ワールドカップ前には22位まで順位を伸ばしていました。

ここまで成績を伸ばすことができた背景には、どのような選手の活躍があるからなのでしょうか。

今回は、サッカーモロッコ代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説していきます。

サッカーモロッコ代表｜2023年試合スケジュール

開催日	試合名	スコア	対戦チーム
3/26(日)	国際親善試合	〇2-1	ブラジル
3/29(水)	国際親善試合	△0-0	ペルー
6/13(火)	国際親善試合	△0-0	カーボベルデ
6/18(日)	アフリカネイションズカップ予選	●1-2	南アフリカ
9/13(水)	国際親善試合	〇1-0	ブルキナファソ
10/15(日)	国際親善試合	△1-1	コートジボワール
10/18(水)	アフリカネイションズカップ予選	〇3-0	リベリア
11/13(月)	ワールドカップ予選	休止	エリトリア
11/22(水)	ワールドカップ予選	〇2-0	タンザニア

アフリカネイションズカップとは？
2年に1度、ワールドカップのない奇数年に開催されアフリカNo.1を決める大会。
基本的に決勝トーナメントは1月頭～2月頭に行われ、その間選手はクラブチームで出場できなくなる。

モロッコ代表選手メンバー一覧

ポジション	選手名	生年月日	身長・体重	所属クラブ
GK	ヤシン・ブヌ	1991年4月5日	190cm・78kg	セビージャ (スペイン)
GK	ムニル	1989年5月10日	190cm・88kg	アル・ワフダ (サウジアラビア)
GK	アーメド・レダ・ タグナウティ	1996年4月5日	186cm・76kg	ウィダドAC
GK	エル・メフディ・ ベナビッド	1998年1月24日	193cm・81kg	FUSラバト
DF	ヤヒア・アッティヤト・ アラー	1995年3月2日	176cm・63kg	ウィダドAC
DF	ロマン・サイス	1990年3月26日	190cm・76kg	ベジクタシュ (トルコ)
DF	アユブ・アムラウィ	2004年5月14日	186cm・74kg	ニース (フランス)
DF	シャディ・リアド	2003年6月17日	186cm・78kg	バルセロナB (スペイン)
DF	アブデル・アブカル	1999年3月10日	188cm・80kg	デポルティボ・アラベス (スペイン)
DF	ジャワド・エル・ヤミク	1992年2月29日	193cm・83kg	レアル・バジャドリード (スペイン)
DF	ナイフ・アゲルド	1996年3月30日	190cm・76kg	ウェスト・ハム・ユナイテッド (イングランド)
DF	ヌサイル・マズラウィ	1997年11月14日	183cm・63kg	バイエルン・ミュンヘン (ドイツ)
DF	アクラフ・ダリ	1999年5月6日	190cm・82kg	ブレスト (フランス)
DF	アクラフ・ハキミ	1998年11月4日	181cm・73kg	パリ・サンジェルマン (フランス)
MF	ソフィアン・ブファル	1993年9月17日	170cm・69kg	アル・ラーヤン (カタール)
MF	ビラル・エル・ハヌス	1904年5月10日	180cm・70kg	ヘンク (ベルギー)
MF	ベンヤミン・ブシュアリ	1901年11月13日	165cm・65kg	サンテチエンヌ (フランス)
MF	ヤシン・ケシュタ	2002年2月25日	166cm・58kg	ル・アーヴル (フランス)
MF	アゼディン・ウナヒ	2000年4月19日	182cm・62kg	オリンピック・マルセイユ (フランス)
MF	ザカリア・アブクラル	2000年2月18日	179cm・74kg	トゥールーズ (フランス)
MF	ソフィアン・アムラバト	1996年8月21日	183cm・77kg	フィオレンティーナ (イタリア)
MF	アブデルハミド・サビリ	1996年11月28日	186cm・80kg	サンプドリア (イタリア)
MF	イムラン・ルザ	1999年5月1日	178cm・65kg	ワトフォード (イングランド)
MF	アナス・ザルリ	2000年11月7日	176cm・72kg	バーンリー (イングランド)
MF	ハキム・ジイェシュ (ハキム・ツィエク)	1993年3月19日	181cm・70kg	チェルシー (イングランド)
FW	ユセフ・エン・ネシリ	1997年6月1日	188cm・75kg	セビージャ (スペイン)
FW	アブデ・エザルズリ	2001年12月17日	177cm・73kg	オサスナ (スペイン)
FW	ワリド・シェディラ	1998年1月22日	187cm・80kg	バーリ (イタリア)
FW	イブラヒム・サラー	2001年8月30日	185cm・75kg	レンヌ (フランス)
FW	アブデルラザク・ハムダラー	1990年12月17日	179cm・75kg	アル・イテハド (サウジアラビア)

今回のモロッコ代表には、カタールワールドカップでもキープレイヤーとして活躍したハキミ、アムラバト、ジイェシュらが順当に選出されています。

モロッコ代表は、ワールドカップでダークホースとして最も注目を浴びたチームとなり、選手たちはビッグクラブへのアピールへ成功しています。

特にソフィアン・アムラバトは、ワールドカップ期間中のプレーが素晴らしく注目を集めました。

キープレーヤー① アクラフ・ハキミ

アクラフ・ハキミは、世界最高の右サイドバックの一人としてパリ・サンジェルマンで活躍する選手です。

プレースタイルは現代サイドバックとして必要なスピードを活かした圧倒的攻撃力と、何度も駆け上がるスタミナにあります。

1対1の局面でも緩急を活かしたドリブルで相手をはがせるため、サイドバックながら状況を打開することも可能です。

攻撃面に優れている分やや守備力は劣りますが、チームとしては守備力が落ちるよりも、ハキミの攻撃力を考えた方が圧倒的プラスになります。

今後成熟して守備も長けた選手となることを期待しているでしょう。

キープレーヤー② ソフィアン・アムラバト

ソフィアン・アムラバトは、イタリアのフィオレンティーナでも主軸として活躍する選手です。

プレースタイルは中盤のどこにでも顔を出す運動量の多さと、フィジカルを活かした守備能力にあります。

その無尽蔵な姿は、かつてチェルシーで活躍したエンゴロ・カンテを彷彿とさせるプレーぶりでした。

さらに守備だけでなく、ボールを奪った後もボールを繋いで潤滑油としての役割もこなせるため、どのチームからも重宝されるタイプの選手となっています。

実際にワールドカップ後はいくつかのビッククラブがアムラバトへ関心を示しており、今夏にはプレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドへ移籍しました。

モロッコ代表予想フォーメーション

モロッコ代表の基本フォーメーションは、4-3-3と予想します。

GKには守護神ブヌ、中盤のセンターには無尽蔵に駆け回るアムラバトが入ります。

攻撃の起点はどちらかと言うと右サイドで、ハキミ、ウナヒ、ジイェシュらドリブルが得意な選手たちで相手を崩しにかかります。

選手の傾向からしても攻撃的なサッカーを展開するのが特徴ですね。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、サッカーモロッコ代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説してきました。

カタールワールドカップではダークホースと騒がれましたが、勝ち上がるだけの実力ある選手が揃っていることが分かりました。

今後の国際試合ではより相手チームも研究して打開策を練ってくるはずですので、さらに上回る活躍ができるか注目です。

今後も随時情報を更新しますので、モロッコ代表には注目してみてくださいね。