クロアチア代表は2018年までFIFAランキングで20位ほどでしたが、ロシアワールドカップで準優勝したことから強豪国の仲間入りを果たしました。
その後、やや順位を落としましたが、カタールワールドカップでも3位という好成績を残し上位をキープしています。
クロアチア代表=ルカ・モドリッチという印象を強く持たれている方も多いかと思いますが、他にもインパクトの強いメンバーが在籍しています。
そこで今回は、サッカークロアチア代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説していきます。
サッカークロアチア代表の最新情報を追っていきたいと思います!
それでは見ていきましょう!
サッカークロアチア代表|2023年試合スケジュール
開催日 | 試合名 | スコア | 対戦チーム |
---|---|---|---|
3/26(日) | 欧州選手権2024予選 | △1-1 | ウェールズ |
3/29(水) | 国際親善試合 | 〇2-0 | トルコ |
6/15(木) | ネーションズリーグ準決勝 | 〇4-2 | オランダ |
6/19(月) | ネーションズリーグ決勝 | ●0-0 PK4-5 | スペイン |
9/9(土) | 欧州選手権2024予選 | 〇5-0 | ラトビア |
9/12(火) | 国際親善試合 | 〇1-0 | アルメニア |
10/13(金) | 国際親善試合 | ●0-1 | トルコ |
10/16(月) | 欧州選手権2024予選 | ●1-2 | ウェールズ |
11/19(日) | 欧州選手権2024予選 | 〇2-0 | ラトビア |
11/22(水) | 欧州選手権2024予選 | 〇1-0 | アルメニア |
カタールワールドカップは3位、ネーションズリーグでは決勝で敗れてしまいました。
ワールドカップに欧州選手権にネーションズカップ、日本よりも代表活動がハードですね。
欧州選手権とは?
4年に1度、FIFAワールドカップの中間年にUEFAが開催する欧州大会です。
巷ではよく「ユーロ」と呼ばれ親しまれています。
この大会に優勝すると、南米で行われるコパ・アメリカの優勝者と対戦するフィナリッシマ(CONMEBOL-UEFAカップ・オブ・チャンピオンズ)の出場権を得られます。
UEFAネーションズリーグとは?
2年に1度、ワールドカップと欧州選手権のない奇数年に開催される大会。
目的は通常の親善試合より真剣味をもたせて欧州国の強化が目的ですが、好成績を残せば欧州選手権やワールドカップの出場権も獲得することができます。
クロアチア代表選手メンバー一覧
ポジション | 選手名 | 生年月日 | 身長・体重 | 所属クラブ | 備考 |
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GK | ドミニク・リヴァコビッチ | 1995年1月9日 | 188cm・82kg | ディナモ・ザグレブ | |
GK | ネディリコ・ラヴロビッチ | 1999年10月10日 | 194cm・88kg | リエカ | |
GK | イヴィツァ・イヴシッチ | 1995年2月1日 | 195cm・88kg | パフォスFC (キプロス) | |
DF | ヨシプ・シュタロ | 2000年2月28日 | 190cm・82kg | ディナモ・ザグレブ | |
DF | ドマゴイ・ヴィダ | 1989年4月29日 | 184cm・76kg | AEKアテネ (ギリシャ) | |
DF | ボルナ・バリシッチ | 1992年11月10日 | 186cm・75kg | レンジャーズ (スコットランド) | |
DF | マルティン・エルリッチ | 1998年1月24日 | 192cm・78kg | サッスオーロ (イタリア) | |
DF | ヨシプ・ユラノビッチ | 1995年8月16日 | 173cm・66kg | ウニオン・ベルリン (ドイツ) | |
DF | ボルナ・ソサ | 1998年1月21日 | 187cm・79kg | シュツットガルト (ドイツ) | |
DF | ヨシュコ・グヴァルディオル | 2002年1月23日 | 185cm・81kg | ライプツィヒ (ドイツ) | |
DF | ヨシプ・スタニシッチ | 2000年4月2日 | 186cm・77kg | バイエルン・ミュンヘン (ドイツ) | |
MF | ルカ・イヴァヌシェツ | 1998年11月26日 | 175cm・76kg | ディナモ・ザグレブ | |
MF | ロヴロ・マイェル | 1998年1月17日 | 178cm・74kg | レンヌ (フランス) | |
MF | マリオ・パシャリッチ | 1995年2月9日 | 189cm・82kg | アタランタ (イタリア) | |
MF | ニコラ・ヴラシッチ | 1997年10月4日 | 178cm・80kg | トリノ (イタリア) | |
MF | マルセロ・ブロゾビッチ | 1992年11月6日 | 181cm・68kg | アル・ナスルFC (サウジアラビア) | |
MF | マテオ・コヴァチッチ | 1994年5月6日 | 177cm・78kg | マンチェスター・シティ (イングランド) | |
MF | ルカ・モドリッチ | 1985年9月9日 | 172cm・66kg | レアル・マドリード (スペイン) | |
FW | アンドレイ・クラマリッチ | 1991年6月19日 | 177cm・73kg | ホッフェンハイム (ドイツ) | |
FW | ディオン・ドレナ ・ベーリョ | 2002年3月1日 | 195cm・84kg | アウクスブルク (ドイツ) | |
FW | イヴァン・ペリシッチ | 1989年2月2日 | 187cm・81kg | トッテナム・ホットスパー (イングランド) | |
FW | ペタル・ムサ | 1998年3月4日 | 190cm・82kg | ベンフィカ (ポルトガル) | |
FW | ブルーノ・ペトコビッチ | 1994年9月16日 | 193cm・88kg | ディナモ・ザグレブ | |
FW | マルコ・リヴァヤ | 1993年8月26日 | 182cm・84kg | ハイドゥク・スプリト | |
GK | イヴォ・グルビッチ | 1996年1月18日 | 195cm・83kg | アトレチコ・マドリード (スペイン) | 予備 |
DF | フィリプ・ウレモビッチ | 1997年2月11日 | 184cm・81kg | ヘルタ・ベルリン (ドイツ) | 予備 |
DF | ドゥイェ・チャレタ ・ツァル | 1996年9月17日 | 192cm・89kg | サウサンプトン (イングランド) | 予備 |
MF | 二コラ・モロ | 1998年3月12日 | 183cm・77kg | ボローニャ (イタリア) | 予備 |
FW | ミスラフ・オルシッチ | 1992年6月23日 | 179cm・72kg | サウサンプトン (イングランド) | 予備 |
FW | ヨシプ・ブレカロ | 1998年6月23日 | 175cm・70kg | フィオレンティーナ (イタリア) | 予備 |
FW | マティヤ・フリガン | 2003年2月11日 | 185cm・78kg | リエカ | 予備 |
今回のクロアチア代表には、カタールワールドカップでもキープレイヤーとして活躍したモドリッチ、ペリシッチ、グヴァルディオルらが順当に選出されています。
他にも今夏新たな挑戦としてサウジアラビアのクラブチームへ移籍したブロゾビッチ、ステップアップで王者マンチェスター・シティへ移籍したコヴァチッチなども選ばれています。
若手ではベンフィカからリバプールへ移籍したダルウィン・ヌニェスの後釜として引き抜かれたペタル・ムサなど、面白い選手も育ってきています。
モドリッチも大ベテランですが、まだまだプレーを見られるのは嬉しいですね!
キープレーヤー① ヨシュコ・グヴァルディオル
ヨシュコ・グヴァルディオルは現在ビッグクラブが注目するセンターバックで、ワールドクラス級のプレーヤーで左利きということも含め注目を浴びています。
フィジカルを活かした守備で相手のチャンスをことごとく潰し、チーム全体のクオリティを格段に上げてくれる選手です。
さらに守るだけでなく、現代サッカーに求められているドリブル推進力や左足での正確なキックも持ち味で、弱点のないユーティリティプレーヤーでもあります。
クラブでは頻繁にイングランドの名門マンチェスター・シティへの移籍話が取り沙汰されていますが、今後個人としてもステップアップするのか見ものです。
すでに現代最高のセンターバックと言っても過言ではありません。
キープレーヤー② ルカ・モドリッチ
ルカ・モドリッチは説明不要の絶対的選手ですが、やはりモドリッチがいるといないとではチームの出来がまるで変ってしまうためキープレーヤーとして挙げています。
パス・ドリブル・視野の広さ・ゲームメイクすべてが一級品で、2018年には世界最高の栄誉バロンドールも受賞しました。
オフシーズンにはサウジアラビアのアル・ヒラルから総額約900億円(年俸300億×3年)の契約を提示されたようですが、その話を蹴ってマドリーへ残留したようです。
今年9月には38歳になるモドリッチですが、サウジアラビアのカネにはなびかず、次のワールドカップ出場も見据えているのかもしれません。
1人の選手に900億を提示できるサウジアラビアの資金力もすごいですが、その魅力的オファーを蹴ってクラブへ残留するモドリッチもカッコいいですね。
クロアチア代表予想フォーメーション
クロアチア代表の基本フォーメーションは、4-3-3と予想します。
ネーションズリーグでもこちらのフォーメーションだったため、今後もしばらくは継続するのではないでしょうか。
モドリッチは右サイドにおいて、ブロゾビッチを中央に配置し、ベテランのペリシッチはウイングではなく左サイドバックとなっています。
グヴァルディオルは残念ながらネーションズリーグの準決勝と決勝を怪我で離脱していますが、9月以降の代表選には復帰するでしょう。
ネーションズリーグではグヴァルディオルの離脱が大きな痛手でした。
欧州選手権での活躍に期待ですね!
まとめ
いかがでしたか。
今回は、サッカークロアチア代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説してきました。
クロアチア代表はモドリッチの印象が強いですが、選手一人の実力でワールドカップを勝ち上がることはできません。
組織的な戦術と粘り強さで日本代表も真似すべき姿を見せていますので、今後のクロアチア代表の活躍に注目していきましょう。
ご覧いただきありがとうございました!