2013年頃から急激に成長し、2018年9月から2022年9月までの4年間FIFAランキングで1位を維持してきたサッカーベルギー代表。
サッカーと言えばブラジルやイタリア、ドイツやフランスのイメージが強かったのですが、今ではベルギー代表もワールドカップの優勝候補として期待されています。
2018年のロシアワールドカップでは、日本代表初のベスト8をかけた戦いで高い壁として立ちはだかったのがベルギー代表でしたね。
2022年のカタールワールドカップではまさかのグループステージ敗退で、ベルギー代表の快進撃もここまでと言われていますが、選手を見ると世界的クラブの最前線で活躍している選手は多くいます。
そこで今回は、サッカーベルギー代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説していきます。
サッカーベルギー代表の最新情報を追っていきたいと思います!
それでは見ていきましょう!
サッカーベルギー代表|2023年試合スケジュール
開催日 | 試合名 | スコア | 対戦チーム |
---|---|---|---|
3/25(土) | 欧州選手権2024予選 | 〇3-0 | スウェーデン |
3/29(水) | 国際親善試合 | 〇3-2 | ドイツ |
6/18(日) | 欧州選手権2024予選 | △1-1 | オーストリア |
6/21(水) | 欧州選手権2024予選 | 〇3-0 | エストニア |
9/9(土) | 欧州選手権2024予選 | 〇1-0 | アゼルバイジャン |
9/13(水) | 国際親善試合 | 〇5-0 | エストニア |
10/14(土) | 国際親善試合 | 〇3-2 | オーストリア |
10/17(火) | 欧州選手権2024予選 | 中止 | スウェーデン |
11/16(木) | 欧州選手権2024予選 | 〇1-0 | セルビア |
11/20(月) | 欧州選手権2024予選 | 〇5-0 | アゼルバイジャン |
カタールワールドカップはグループステージで敗退してしまいましたが、その後は負けなしで状態を上げているようです。
欧州選手権とは?
4年に1度、FIFAワールドカップの中間年にUEFAが開催する欧州大会です。
巷ではよく「ユーロ」と呼ばれ親しまれています。
この大会に優勝すると、南米で行われるコパ・アメリカの優勝者と対戦するフィナリッシマ(CONMEBOL-UEFAカップ・オブ・チャンピオンズ)の出場権を得られます。
【2023年6月 国際親善試合】ベルギー代表選手メンバー一覧
ポジション | 選手名 | 生年月日 | 身長・体重 | 所属クラブ |
---|---|---|---|---|
GK | アルノー・ボダール | 1998/3/11 | 186cm・80kg | スタンダール・リエージュ |
GK | ティボー・クルトワ | 1992/5/11 | 200cm・96kg | レアル・マドリード |
GK | トーマス・カミンスキ | 1992/10/23 | 192cm・70kg | ブラックバーン |
GK | マッツ・セルス | 1992/2/26 | 188cm・75kg | ストラスブール |
DF | アミーン・アル・ダヒル | 2002/3/26 | 187cm・70kg | バーンリー |
DF | セバスティアン・ボルナウ | 1999/3/22 | 190cm・82kg | ヴォルフスブルク |
DF | ティモシー・カスターニュ | 1995/1/25 | 185cm・80kg | レスター |
DF | バウト・ファエス | 1998/4/3 | 188cm・84kg | レスター |
DF | アルトゥール・テアテ | 2000/5/25 | 186cm・81kg | レンヌ |
DF | ヤン・フェルトンゲン | 1987/4/24 | 189cm・88kg | アンデルレヒト |
MF | ヤニック・カラスコ | 1993/9/4 | 181cm・71kg | アトレティコ・マドリード |
MF | ケヴィン・デ・ブライネ | 1991/6/28 | 181cm・70kg | マンチェスター・シティ |
MF | オリヴィエ・デマン | 2000/4/6 | 181cm・74kg | サークル・ブルッヘ |
MF | レアンデル・デンドンケル | 1995/4/15 | 188cm・83kg | アストン・ヴィラ |
MF | オレル・マンガラ | 1998/3/18 | 178cm・80kg | ノッティンガム・フォレスト |
MF | アレクシス・サレマーカーズ | 1999/6/27 | 180cm・72kg | ミラン |
MF | ユーリ・ティーレマンス | 1997/5/7 | 176cm・72kg | レスター |
MF | ハンス・ヴァナケン | 1992/8/24 | 195cm・77kg | クラブ・ブルッヘ |
FW | ミシー・バチュアイ | 1993/10/2 | 185cm・78kg | フェネルバフチェ |
FW | ジェレミー・ドク | 2002/5/27 | 171cm・66kg | レンヌ |
FW | ロメル・ルカク | 1993/5/13 | 190cm・103kg | インテル |
FW | ドディ・ルケバキオ | 1997/9/24 | 187cm・80kg | ヘルタ・ベルリン |
FW | ロイス・オペンダ | 2000/2/16 | 178cm・75kg | RCランス |
FW | マイク・トレゾール | 1999/5/28 | 177cm・74kg | ヘンク |
今回のベルギー代表には、クルトワ、デブライネ、ルカクなどが順当に選出されています。
アーセナルで冬に加入して10アシストを記録したレアンドロ・トロサールと、エバートンに所属する逸材アマドゥ・オナナは、怪我の為今回の招集は見送られています。
今回トレゾールやデマンなど、若手で初招集のメンバーもいるため、ベルギー代表もワールドカップを区切りに新しい血の入れ替えを行っているようですね。
クルトワやデブライネもベテランの域ですが、まだまだ最前線で活躍しています。
キープレーヤー① ユーリ・ティーレマンス
ユーリ・ティーレマンスは高精度なパスと中盤の潰し屋として躍動しており、26歳とは思えないベテランのような落ち着きが特徴の選手です。
2022-23シーズンに所属先のレスター・シティが降格したことから、ビッグクラブへ移籍の噂が流れていましたが、結果としてアストン・ビラへの移籍が決定しました。
代表ではボランチの一角として高い評価を得ており、ベルギー代表の心臓として欠かせない選手の一人です。
プレミアリーグ屈指のボランチとして活躍中の選手です!
キープレーヤー② ロメロ・ルカク
ロメロ・ルカクはインテルに所属する選手で、190cm・103kgの体格を活かしたヘディングやポストプレーを得意とするセンターフォワードです。
ルカクは良い選手ながらも前所属のチェルシーで思うような活躍を残せなかったり、チャンピオンズリーグ決勝では戦犯にされたりと負の印象がやや強いです。
ただ、ルカクのようなポストプレーに強いストライカーはなかなかおらず、長年ベルギー代表でもFWのファーストチョイスとなっていることから、ルカクが良い選手であることは間違いありません。
チート級のフィジカルを活かして無双する姿に期待の選手です。
2023-24シーズンはインテルでプレーするのか、保有元のチェルシーに戻るのか注目です。
【2023年9月 国際親善試合】ベルギー代表予想フォーメーション
ベルギー代表の基本フォーメーションは、4-2-3-1と予想します。
ワントップにルカクが入り、中盤の前線はカラスコやバカヨコなど経験豊富な選手が位置します。
ボランチにはティーレマンス、CBにはフェルトンゲン、GKにはクルトワが基本固定されると予想しています。
デ・ブライネは怪我の影響もあるため、しばらくは試合に出ない可能性が高そうです。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、サッカーベルギー代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説してきました。
ベルギーのサッカー界は、日本と似ており海外で活躍する選手が増え急激に成長してきました。
ルカクやデブライネが30代に突入しチームは下降線をたどっていると言われることもありますが、トロサールやティーレマンスなど他にも実力者は多数在籍しています。
ベルギー代表は個性派集団で非常に面白いチームの一つですので、今後も注目していきましょう。
ご覧いただきありがとうございました!