日本のサッカーと違い、非常に守備を大切にする文化が根付いているサッカーイタリア代表。
過去にはロベルト・バッジョやジャンルイジ・ブッフォン、アンドレア・ピルロなど数多くのスター選手を輩出してきました。
近年は欧州選手権で優勝したのちにワールドカップ予選でまさかの敗退を喫するなど、サッカー界に衝撃を与える一面もありました。
しかし、FIFAランキングでは常に上位を維持しており、イタリアが強豪国であるという認識が変わることはありません。
そこで今回は、サッカーイタリア代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説していきます。
サッカーイタリア代表の最新情報を追っていきたいと思います!
それでは見ていきましょう!
サッカーイタリア代表|2023年試合スケジュール
開催日 | 試合名 | スコア | 対戦チーム |
---|---|---|---|
3/24(金) | 欧州選手権2024予選 | ●1-2 | イングランド |
3/27(月) | 欧州選手権2024予選 | 〇2-0 | マルタ |
6/16(金) | ネーションズリーグ準決勝 | ●1-2 | スペイン |
6/18(日) | ネーションズリーグ3位決定戦 | 〇3-2 | オランダ |
9/10(日) | 欧州選手権2024予選 | △1-1 | 北マケドニア |
9/13(水) | 欧州選手権2024予選 | 〇2-1 | ウクライナ |
10/15(日) | 欧州選手権2024予選 | 〇4-0 | マルタ |
10/18(水) | 欧州選手権2024予選 | ●1-3 | イングランド |
11/18(土) | 欧州選手権2024予選 | 〇5-2 | 北マケドニア |
11/21(火) | 欧州選手権2024予選 | △0-0 | ウクライナ |
ネーションズリーグでは3位と好成績を残しています。
欧州選手権では、前回王者のイタリアと準優勝のイングランドが予選で同組になりました。
欧州選手権とは?
4年に1度、FIFAワールドカップの中間年にUEFAが開催する欧州大会です。
巷ではよく「ユーロ」と呼ばれ親しまれています。
この大会に優勝すると、南米で行われるコパ・アメリカの優勝者と対戦するフィナリッシマ(CONMEBOL-UEFAカップ・オブ・チャンピオンズ)の出場権を得られます。
UEFAネーションズリーグとは?
2年に1度、ワールドカップと欧州選手権のない奇数年に開催される大会。
目的は通常の親善試合より真剣味をもたせて欧州国の強化が目的ですが、好成績を残せば欧州選手権やワールドカップの出場権も獲得することができます。
イタリア代表選手メンバー一覧
ポジション | 選手名 | 生年月日 | 身長・体重 | 所属クラブ | |
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GK | ジャンルイジ・ドンナルンマ | 1999年2月25日 | 196cm・90kg | パリ・サンジェルマン (フランス) | |
GK | アレックス・メレット | 1997年3月22日 | 190cm・82kg | ナポリ | |
GK | グリエルモ・ヴィカリオ | 1996年10月7日 | 194cm・83kg | エンポリ | |
DF | 1996年9月20日 | 184cm・77kg | レッチェ | 離脱 | |
DF | 1999年6月6日 | 194cm・80kg | トリノ | 離脱 | |
DF | 1991年3月11日 | 173cm・66kg | ACミラン | 離脱 | |
DF | ラファエウ・トロイ | 1990年10月10日 | 185cm・75kg | アタランタ | |
DF | レオナルド・スピナッツォーラ | 1993年3月25日 | 186cm・75kg | ASローマ | |
DF | 1998年6月24日 | 190cm・84kg | ユベントス | 離脱 | |
DF | レオナルド・ボヌッチ | 1987年5月1日 | 190cm・87kg | ユベントス | |
DF | ジョヴァンニ・ディ ・ロレンツォ | 1993年8月4日 | 183cm・80kg | ナポリ | |
DF | アレッサンドロ・バストーニ | 1999年4月13日 | 191cm・75kg | インテル | |
DF | フランチェスコ・アチェルビ | 1988年8月10日 | 192cm・90kg | インテル | |
DF | マッテオ・ダルミアン | 1989年12月2日 | 182cm・70kg | インテル | |
DF | フェデリコ・ディマルコ | 1997年11月10日 | 175cm・76kg | インテル | |
MF | 1997年4月21日 | 187cm・77kg | モンツァ | 離脱 | |
MF | ダヴィデ・フラッテージ | 1999年9月22日 | 184cm・74kg | サッスオーロ | |
MF | ブライアン・クリスタンテ | 1995年3月3日 | 186cm・78kg | ASローマ | |
MF | ロレンツォ・ペッレグリーニ | 1996年6月19日 | 188cm・77kg | ASローマ | |
MF | 1998年1月8日 | 186cm・75kg | ユベントス | 離脱 | |
MF | ニコロー・バレッラ | 1997年2月7日 | 175cm・68kg | インテル | |
MF | ニコロー・ザニオーロ | 1999年7月2日 | 190cm・79kg | ガラタサライ (トルコ) | |
MF | マルコ・ヴェッラッティ | 1992年11月5日 | 168cm・60kg | パリ・サンジェルマン (フランス) | |
MF | ジョルジーニョ | 1991年12月20日 | 180cm・75kg | アーセナル (イングランド) | |
FW | ヴィルフリード・ニョント | 2003年11月5日 | 170cm・71kg | リーズ・ユナイテッド (イングランド) | |
FW | マテオ・レテギ | 1999年4月29日 | 186cm・81kg | CAティグレ (アルゼンチン) | |
FW | フェデリコ・キエーザ | 1997年10月25日 | 175cm・70kg | ユベントス | |
FW | チーロ・インモービレ | 1990年2月20日 | 184cm・78kg | ラツィオ | |
FW | ジャコモ・ラスパドーリ | 2000年2月18日 | 172cm・67kg | ナポリ | |
FW | 1995年6月16日 | 177cm・63kg | ラツィオ | 離脱 | |
FW | 1994年8月1日 | 183cm・72kg | サッスオーロ | 離脱 |
今回のイタリア代表には、キープレイヤーとして期待されるドンマルンナ、ロカテッリ、ジョルジーニョらが順当に選出されています。
さらにイタリア代表には続々と期待の若手が誕生しており、ネーションズリーグでも準決勝と3位決定戦で先発したヴィルフリード・ニョント、同じく名を連ねたダヴィデ・フラッテージなど、ベテランとうまく融合しています。
18歳からA代表へ選ばれている天才マヌエル・ロカテッリは、負傷により離脱しています。
若手が育っており、4年後のワールドカップが楽しみですね!
キープレーヤー① ジャンルイジ・ドンナルンマ
ジャンルイジ・ドンナルンマは、世界最高の若手ゴールキーパーとして評価されるスター選手です。
イタリア代表には15歳の時から名を連ねており、24歳ながらに色々と経験しているベテランです。
反射神経の良さと長い手足を活かしたセービングは一級品で、味方に当たってシュートコースが変わってもうまくセービングを見せています。
今後10年はイタリア代表で守護神として活躍できると期待されています。
代表でも長いことGKを務めていますが、まだ24歳ということに驚きです。
キープレーヤー② ジョルジーニョ
ジョルジーニョは、かつてのアンドレア・ピルロを彷彿とさせるゲームメイクとパスセンスで、代表をけん引しているベテランミッドフィルダーです。
長短を織り交ぜたパスで試合を作り、決定的な攻撃の前にはジョルジーニョのパスが起点となることが多いです。
現在31歳とベテランの域に差し掛かっていますが、まだまだジョルジーニョのパスセンスは代表に必要な存在となっています。
クラブではチェルシーからライバルのアーセナルへ移籍しましたが、アーセナルでも重要な選手の一人となっていますね!
イタリア代表予想フォーメーション
イタリア代表の基本フォーメーションは、4-3-3と予想します。
近年のイタリア代表は非常に豊富で、ジョルジーニョやクリスタンテ、若手だとフラッテージも台頭しています。
さらに、負傷離脱していたロカテッリも復帰すると思われますので、中盤の層が厚くなるのではないでしょうか。
そしてセンターバックには精神的手中でもあるレオナルド・ボヌッチがおり、守備も非常に安定しています。
ディフェンダーで代表を支えるベテランがいるのは、他の選手も安心ですね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、サッカーイタリア代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説してきました。
イタリアと言えばカルチョ(サッカー)の文化が根強く、ファンも命がけで選手たちを応援しています。
そんなサッカーの情熱溢れるイタリアの最新情報を更新していきますので、今後も要チェックしてみてください。
ご覧いただきありがとうございました!