SSCナポリは、イタリアのセリエAに所属するチームです。
セリエA屈指の強豪チームということは知られていますが、ユベントスなどの陰に隠れ、89/90シーズン以降優勝からは遠ざかっています。
しかし今シーズンは序盤から快進撃を続け、インシーニェやクリバリといった主力が抜けても、リーグ戦で1位を走り続けています。
そこで今回は、強さの秘訣を解剖すべくSSCナポリのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説していきます。

それでは見ていきましょう!
SSCナポリとは


概要 | 内容 |
---|---|
クラブ名 | ソチエタ・スポルティーバ・カルチョ・ナポリ |
設立年 | 1926年 |
ホームタウン | ナポリ |
スタジアム | スタディオ・サン・パオロ |
収容人数 | 55,000人 |
クラブの愛称 | Partenopei Gli Azzurri(青) Ciucciarelli(小さなロバ) |
監督 | ルチアーノ・スパレッティ |
メインスポンサー | Lete(ローマ拠点の飲料メーカー) MSC cruises(スイスのクルーズ会社) エンポリオ・アルマーニ(ファッションブランド) Amazon(アメリカの電子商取引サイト) |
国内獲得タイトル | セリエA:3回 コッパ・イタリア:6回 スーペルコッパ:2回 |
国際獲得タイトル | UEFAカップ:1回 コッパ・デッレ・アルピ:1回 アングロ・イタリアン・リーグカップ:1回 |
平均年齢 | 26.0歳 |
SSCナポリは、その名の通りイタリアのナポリという首都名からチームを名付けています。
クラブ収益はイタリアで4番目に多く、水色のホームユニフォームと「N」のロゴマークがお馴染みです。
サッカーに愛された男ディエゴ・マラドーナ氏も、実はナポリに在籍した期間が一番長く、ナポリを象徴する選手の一人です。
会長のラウレンティス氏はナポリ愛が強く感じられることが有名で、セリエBからセリエAへ引き上げイタリアの強豪クラブへと成長させました。
選手としてはインシーニェやハムシクなど、ナポリ一筋の今時珍しいワンクラブマンもチームから去り、オシムヘンやクワラツヘリアといった新しい選手がチームの顔となっています。



ナポリは選手もチーム愛が強い印象があります!
【2023-24】SSCナポリ 選手メンバー一覧
ポジション | 背番号 | 選手名 | 国籍 | 生年月日 | 身長・体重 | 前所属 | 昨シーズン成績 (所属チーム) | 市場価値 (2023年8月時点) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 1 | アレックス・メレト | イタリア | 1997年3月22日 | 185cm・77kg | SPAL | 34試合・0得点 | 18.00m (約29億円) | |
GK | 95 | ピエルルイジ・ゴッリーニ | イタリア | 1995年3月18日 | 194cm・94kg | アタランタ | 4試合・0得点 | 4.50m (約7億円) | 新加入 |
GK | – | ニキータ・コンティーニ | イタリア | 1996年5月21日 | 190cm・82kg | レッジーナ | 8試合・0得点 (レッジーナ) | 500k€ (約7千万円) | 復帰 |
GK | 16 | フベルト・イダシアク | ポーランド | 2002年2月3日 | 188cm・74kg | ナポリU19 | 0試合・0得点 | 150k€ (約2千万円) | |
CB | 13 | アミル・ラフマニ | コソボ | 1994年2月24日 | 192cm・87kg | ヴェローナ | 29試合・2得点 | 25.00m (約40億円) | |
CB | 55 | レオ・エスティゴー | ノルウェー | 1999年11月28日 | 184cm・80kg | ジェノア | 7試合・0得点 | 7.00m (約11億円) | |
CB | 5 | ファン・ジェズス | ブラジル | 1991年6月10日 | 185cm・83kg | ローマ | 15試合・1得点 | 3.50m (約6億円) | |
CB | 3 | ナタン | ブラジル | 2001年2月6日 | 188cm・-kg | RBブラガンチーノ | 10試合・0得点 (RBブラガンチーノ) | 5.50m (約9億円) | 新加入 |
RSB | 22 | ジョバンニ・ディ・ロレンツォ | イタリア | 1993年8月4日 | 187cm・80kg | エンポリ | 37試合・3得点 | 25.00m (約40億円) | キャプテン |
RSB | 59 | アレッサンドロ・ザノーリ | イタリア | 2000年10月3日 | 186cm・76kg | サンプドリア | 22試合・2得点 (サンプドリア) | 6.00m (約10億円) | 復帰 |
LSB | 17 | マティアス・オリベラ | ウルグアイ | 1997年10月31日 | 183cm・78kg | ヘタフェ | 30試合・2得点 | 18.00m (約29億円) | |
LSB | 6 | マリオ・ルイ | ポルトガル | 1991年5月27日 | 170cm・67kg | ローマ | 22試合・0得点 | 8.00m (約13億円) | |
CM | 99 | アンドレ・ザンボ・アンギサ | カメルーン | 1995年11月16日 | 184cm・78kg | ビジャレアル | 36試合・3得点 | 40.00m (約63億円) | |
CM | 68 | スタニスラフ・ロボトカ | スロバキア | 1994年11月25日 | 170cm・64kg | セルタ・デ・ビーゴ | 38試合・1得点 | 40.00m (約63億円) | |
CM | 20 | ピオトル・ジエリンスキ | ポーランド | 1994年5月20日 | 177cm・64kg | ウディネーゼ | 37試合・3得点 | 35.00m (約55億円) | |
CM | 7 | エリフ・エルマス | 北マケドニア | 1999年9月24日 | 182cm・68kg | フェネルバフチェ | 36試合・6得点 | 26.00m (約42億円) | |
CM | 24 | イェンス・カユステ | スウェーデン | 1999年8月10日 | 188cm・77kg | スタッド・ランス | 31試合・3得点 (スタッド・ランス) | 6.00m (約10億円) | 新加入 |
CM | 4 | ディエゴ・デンメ | ドイツ | 1991年11月21日 | 172cm・71kg | ライプツィヒ | 7試合・0得点 | 3.00m (約5億円) | |
AM | 29 | イェスパー・リンドストロム | デンマーク | 2000年2月29日 | 182cm・66kg | フランクフルト | 27試合・7得点 (フランクフルト) | 28.00m (約44億円) | 新加入 |
AM | 70 | ジャンルカ・ガエターノ | イタリア | 2000年5月5日 | 183cm・70kg | クレモネーゼ | 8試合・1得点 | 4.50m (約7億円) | |
RW | 21 | マッテオ・ポリターノ | イタリア | 1993年8月3日 | 171cm・65kg | インテル | 27試合・3得点 | 15.00m (約24億円) | |
LW | 77 | クヴィチャ・クワラツヘリア | ジョージア | 2001年2月12日 | 183cm・70kg | ディナモ・バトゥミ | 34試合・12得点 | 85.00m (約135億円) | |
LW | 23 | アレッシオ・ゼルビン | イタリア | 1999年3月3日 | 182cm・75kg | フロジノーネ | 10試合・0得点 | 4.00m (約6億円) | |
LW | – | アントニオ・チョッフィ | イタリア | 2002年12月19日 | 180cm・64kg | ポンテデーラ | 31試合・6得点 (ポンテデーラ) | – | |
CF | 9 | ヴィクター・オシムヘン | ナイジェリア | 1998年12月9日 | 185cm・78kg | リール | 32試合・26得点 | 120.00m (約190億円) | |
CF | 81 | ジャコモ・ラスパドーリ | イタリア | 2000年2月18日 | 172cm・69kg | サッスオーロ | 25試合・2得点 | 35.00m (約55億円) | |
CF | 18 | ジョバンニ・シメオネ | アルゼンチン | 1995年7月5日 | 181cm・81kg | エラス・ヴェローナ | 25試合・4得点 | 15.00m (約24億円) |
【2022-23】SSCナポリ 選手メンバー一覧
ポジション | 背番号 | 選手名 | 国籍 | 生年月日 | 身長・体重 | 前所属 | 昨シーズン成績(所属チーム) | 市場価値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 1 | アレックス・メレト | イタリア | 1997年3月22日 | 185cm・77kg | SPAL | 7試合・0得点 | 18.00m€ (約26億円) | |
GK | 95 | ピエルルイジ・ゴッリーニ | イタリア | 1995年3月18日 | 194cm・94kg | トッテナム | 0試合・0得点 (トッテナム) | 5.00m€ (約7億円) | 新加入 |
GK | 16 | フベルト・イダシアク | ポーランド | 2002年2月3日 | 188cm・74kg | ナポリU19 | 0試合・0得点 | 150k€ (約0.2億円) | |
GK | 12 | ダビデ・マルフェッラ | イタリア | 1999年9月15日 | 182cm・73kg | バリ | 0試合・0得点 | 50k€ (約0.1億円) | |
DF | 3 | キム・ミンジェ | 韓国 | 1996年11月15日 | 190cm・88kg | フェネルバフチェ | 30試合・1得点 (フェネルバフチェ) | 50.00m€ (約73億円) | 新加入 |
DF | 13 | アミル・ラフマニ | コソボ | 1994年2月24日 | 192cm・87kg | ヴェローナ | 33試合・4得点 | 25.00m€ (約36億円) | |
DF | 55 | レオ・エスティゴー | ノルウェー | 1999年11月28日 | 184cm・80kg | ジェノア | 14試合・0得点 (ジェノア) | 7.00m€ (約10億円) | 新加入 |
DF | 5 | ファン・ジェズス | ブラジル | 1991年6月10日 | 185cm・83kg | ローマ | 21試合・1得点 | 4.00m€ (約6億円) | |
DF | 22 | ジョバンニ・ディ・ロレンツォ | イタリア | 1993年8月4日 | 187cm・80kg | エンポリ | 33試合・1得点 | 25.00m€ (約36億円) | キャプテン |
DF | 19 | バルトシュ・ベレシンスキ | ポーランド | 1992年7月12日 | 183cm・77kg | サンプドリア | 35試合・0得点 (サンプドリア) | 2.00m€ (約3億円) | 新加入 |
DF | 17 | マティアス・オリベラ | ウルグアイ | 1997年10月31日 | 183cm・78kg | ヘタフェ | 32試合・1得点 (ヘタフェ) | 18.00m€ (約26億円) | 新加入 |
DF | 6 | マリオ・ルイ | ポルトガル | 1991年5月27日 | 170cm・67kg | ローマ | 34試合・0得点 | 8.00m€ (約12億円) | |
MF | 20 | ピオトル・ジエリンスキ | ポーランド | 1994年5月20日 | 177cm・64kg | ウディネーゼ | 35試合・6得点 | 40.00m€ (約59億円) | |
MF | 99 | アンドレ・ザンボ・アンギサ | カメルーン | 1995年11月16日 | 184cm・78kg | ビジャレアル | 25試合・0得点 | 40.00m€ (約59億円) | |
MF | 68 | スタニスラフ・ロボトカ | スロバキア | 1994年11月25日 | 170cm・64kg | セルタ・デ・ビーゴ | 23試合・1得点 | 38.00m€ (約56億円) | |
MF | 91 | タンギ・エンドンベレ | フランス | 1996年12月28日 | 181cm・76kg | リヨン | 11試合・0得点 (リヨン) | 25.00m€ (約36億円) | 新加入 |
MF | 7 | エリフ・エルマス | 北マケドニア | 1999年9月24日 | 182cm・68kg | フェネルバフチェ | 37試合・3得点 | 26.00m€ (約38億円) | |
MF | 4 | ディエゴ・デンメ | ドイツ | 1991年11月21日 | 172cm・71kg | ライプツィヒ | 19試合・1得点 | 4.00m€ (約6億円) | |
MF | 31 | カリム・ゼダドゥカ | アルジェリア | 2000年6月9日 | 182cm・67kg | シャルルロワ | 11試合・0得点 (シャルルロワ) | 300k€ (約0.4億円) | 復帰 |
MF | 70 | ジャンルカ・ガエターノ | イタリア | 2000年5月5日 | 183cm・70kg | クレモネーゼ | 35試合・7得点 (クレモネーゼ) | 4.50m€ (約7億円) | 復帰 |
FW | 11 | イルビング・ロサーノ | メキシコ | 1995年7月30日 | 175cm・70kg | PSV | 30試合・5得点 | 28.00m€ (約41億円) | |
FW | 21 | マッテオ・ポリターノ | イタリア | 1993年8月3日 | 171cm・65kg | インテル | 33試合・3得点 | 20.00m€ (約29億円) | |
FW | 77 | クヴィチャ・クワラツヘリア | ジョージア | 2001年2月12日 | 183cm・70kg | ディナモ・バトゥミ | 11試合・8得点 (ディナモ・バトゥミ) | 85.00m€ (約125億円) | 新加入 |
FW | 23 | アレッシオ・ゼルビン | イタリア | 1999年3月3日 | 182cm・75kg | フロジノーネ | 31試合・9得点 (フロジノーネ) | 4.00m€ (約6億円) | 復帰 |
FW | 81 | ジャコモ・ラスパドーリ | イタリア | 2000年2月18日 | 172cm・69kg | サッスオーロ | 36試合・10得点 (サッスオーロ) | 35.00m€ (約51億円) | 新加入 |
FW | 9 | ヴィクター・オシムヘン | ナイジェリア | 1998年12月9日 | 185cm・78kg | リール | 27試合・14得点 | 100.00m€ (約147億円) | |
FW | 18 | ジョバンニ・シメオネ | アルゼンチン | 1995年7月5日 | 181cm・81kg | エラス・ヴェローナ | 35試合・17得点 (ヴェローナ) | 17.00m€ (約25億円) | 新加入 |
ナポリはメルテンスやインシーニェといった攻撃2枚看板が抜け、中盤はファビアンルイス、最終ラインはクリバリ、GKはオスピナと各ポジションで重要選手を放出し、再建には時間がかかるのではと言われていました。
さらにクラブの収益がイタリアのクラブで4位と言ってもそこまで大金を使えるわけではなく、ナポリは移籍金が低く年俸も安い無名選手を後釜として獲得します。
サポーターや地元メディアは、優勝をあきらめて長期的な育成に走ったとクラブを痛烈批判していました。
しかし、知名度の低い新加入選手の思わぬ大活躍、怪我で過去2シーズン思うように実力を発揮できなかったストライカーであるオシムヘンの復調などにより、チームは見事リーグ優勝しました。
はたして2シーズン連続で調子を継続できるか注目です。



ナポリのフロントは、的確な補強で素晴らしい仕事をしたということですね!
シーズンから新加入の選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍クラブ |
---|---|---|
GK | ニキータ・コンティーニ | レッジーナ |
DF | アレッサンドロ・ザノーリ | サンプドリア |
DF | フィリッポ・コスタ | フォッジャ |
DF | ナタン | RBブラガンチーノ |
MF | イェンス・カユステ | スタッド・ランス |
MF | イェスパー・リンドストロム | フランクフルト |
FW | アントニオ・チョッフィ | ポンテデーラ |
今シーズンも市場価値の高い有名選手は今のところ獲得していません。
しかし、昨シーズンのキム・ミンジュやクワラツヘリアのようにここから開花する選手が出てくるか注目です。



ナポリは有能なスカウトがいますので、新加入選手の活躍は楽しみです。
冬シーズンの加入選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍クラブ |
---|---|---|
DF | パスクアーレ・マッゾッキ | サレルニターナ |
MF | レアンデル・デンドンカー | アストン・ビラ |
FW | シリル・ウンゴニエ | エラス・ヴェローナ |
オフシーズンで退団した選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍クラブ |
---|---|---|
GK | ピエルルイジ・ゴッリーニ | アタランタ |
GK | ダビデ・マルフェッラ | 未定 |
DF | バルトシュ・ベレシンスキ | サンプドリア |
DF | キム・ミンジェ | バイエルン |
MF | タンギ・エンドンベレ | トッテナム |
FW | イルビング・ロサーノ | PSV |
ナポリは昨シーズン大活躍したDFキム・ミンジュを、バイエルン・ミュンヘンへ放出しました。
昨シーズン大活躍した主力の放出は今のところキム・ミンジュくらいですので、現状の戦力を維持できるかがカギとなりそうです。
冬シーズンの放出選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍クラブ |
---|---|---|
DF | アレッサンドロ・ザノーリ | サレルニターナ |
MF | エリフ・エルマス | RBライプツィヒ |
MF | ジャンルカ・ガエターノ | カリアリ |
FW | アレッシオ・ゼルビン | モンツァ |
SSCナポリの基本戦術 フォーメーションについて


SSCナポリのフォーメーションは、4-1-2-3で構成されています。
2021年からスパレッティ監督が就任していますが、それ以前に就任していたサッリ元監督時代のパスワークとコンパクトなプレッシングを基本とするサッカーが今も受け継がれています。
さらに就任3シーズン目のスパレッティ監督は、自陣での安定したボールポゼッションによる主導権の確立を徹底させ、鋭い加速によって一気に攻め切る縦への志向性も効果的に織り交ぜることが可能です。
注目したいのが平均60%と高いポゼッション率で、後方と中盤の選手が巧みにボールを回してリズムを作ります。
さらにアンギサやロボトカといった中盤の選手はフィジカルが強く、そう簡単にボールを失うことはありません。
チーム全体のゲームメイクは長けていますが、それ以上に今シーズンは攻撃陣の個の力も重要となっており、サイドからドリブルで駆け上がるクワラツヘリア、スピードで裏に抜けるオシムヘンの爆発力も組織的な戦術関係なくキーとなっています。
スパレッティ監督も「最終ラインの裏に何があるのか覗きに行かなければならない」と話しており、オシムヘンを中心とした圧倒的な攻撃力を武器に好調を維持しています。



高いポゼッションによる組織力と、攻撃陣の圧倒的な個の力がどちらもうまく機能しているのですね!
SSCナポリ 2023-24のキープレーヤー
2023-24シーズンのSSCナポリのキープレイヤーを2名ご紹介します。
ヴィクター・オシムヘン|ナイジェリア代表
生年月日:1998年12月9日
身長/体重:185cm・78kg
ポジション:FW
利き足:左足
国籍:ナイジュリア
クラブ歴:ヴォルフスブルク→リール→SSCナポリ
22/23シーズン成績:32試合・26得点・4アシスト
推定市場価格:120.00m(約190億円)
ヴィクター・オシムヘンは2020-21にナポリへ加入していますが、しばらく怪我に泣かされ思うように活躍できていませんでした。
しかし、昨シーズンはリーグ戦26得点を挙げ、リーグ得点王に輝いています。
そんなオシムヘンですが一番の魅力は高い身体能力で、手を伸ばしたGKよりも高くジャンプしてヘディングで得点を決めたり、カウンター時のスピードは圧倒的です。
さらにストライカーとして決定率にもすぐれており、世界を代表するFWへと成長しています。



ちなみにオシムヘンのトレードマークになっている顔の黒い防具は、顔を怪我してから付け始めたものです。
怪我は既に治っていますが、予防のために今も付けているそうです。
クヴィチャ・クワラツヘリア|ジョージア代表
生年月日:2001年2月12日
身長/体重:183cm・70kg
ポジション:FW
利き足:右足
国籍:ジョージア
クラブ歴:ディナモ・トビリシ→ルスタヴィ→ルビン・カザン→ディナモ・バトゥミ→SSCナポリ
22/23シーズン成績:34試合・12得点・10アシスト
推定市場価格:85.00m(約135億円)
クヴィチャ・クワラツヘリアは、今シーズンにジョージアのクラブチームから加入した選手で、圧倒的なドリブル推進力でチームにとって欠かせない選手となっています。
セリエAではミランのラファエル・レオンに次ぐドリブル成功回数を誇っており、データとしてもその影響力を裏付けています。
さらには左サイドからドリブル突破だけでなく、ゴールとアシストどちらも重ねており、今やリーグにとどまらず世界屈指のウインガーと言えます。
そんなクワラツヘリアですが、獲得時は1000万ユーロとお手頃価格で獲得できたというのも驚きでした。
ジョージアという国柄しかり、まったくの無名選手でしたが、ナポリは数年前からリサーチを行っていたとのことです。
とは言え単年の活躍のみで急失速するプロサッカー選手は何人もいるため、今後の活躍にも期待ですね。



イメージとしては、Jリーグからいきなりイタリアの強豪チームへ移籍してチームの顔になるという感じでしょうか…凄すぎますね!
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ユニフォームを着て一緒に応援しましょう!
まとめ
いかがでしたか。
今回は、SSCナポリのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説してきました。
財政的にはあまり余裕がなく、今活躍しているニュースター達も引き抜かれる可能性はありますが、現時点ではセリエA最強のチームと言えます。
昨シーズンはスクデット獲得により、多少なり資金繰りがうまくいき主力を維持できているようです。
ユベントスやミラン、インテルとライバルがいるなか2シーズン連続で結果を残せるか、注目です。



ご覧いただきありがとうございました!