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サッカーの試合時間のルールは?プロ・高校サッカー・小中学生による年代別まとめ

「サッカーの試合時間はどれくらい?」
「プロと学生のサッカーでは試合時間は違うの?」
「年代によってサッカーの試合時間がどれくらい変わるのか知りたい!」

今回の記事では、このような声にお答えしていきます!

プロサッカーの試合は、90分間の試合を前半と後半に分けて行われます。一方で高校サッカーなど、年代や大会によって試合時間が変わる場合もあります。

今回の記事では、サッカーの試合時間について年代別の違いや延長戦のルールを解説していきます。

試合時間によってサッカーの試合展開は大きく異なります!

目次

サッカーの試合時間のルールまとめ!年代別一覧

年代別にサッカーの試合時間のルールをまとめるとこのようになります。

年代別一覧前半・後半
試合時間
ハーフタイム
インターバル
プロサッカー
(W杯/Jリーグ/代表戦など)
前半45分
後半45分
合計90分
15分
高校生前半40分
後半40分
合計80分
10分
全国高校サッカー選手権大会
準決勝および決勝戦
前半45分
後半45分
合計90分
15分
全国高等学校総合体育大会
インターハイ
前半35分
後半35分
合計70分
10分
中学生前半30分
後半30分
合計60分
10分
少年サッカー前半20分
後半20分
合計40分
10分
少年サッカー
(10歳未満の一部試合)
前半15分
後半15分
合計30分
10分

プロサッカーの試合時間は前半45分、インターバル15分、後半45分で行われますが、学生の試合はこの試合時間よりも短く設定されていることが多いです。

全国高校サッカー選手権大会では、準決勝および決勝以外の試合は前半と後半でそれぞれ40分ずつに短縮されています。

高校生の体力を考慮したのが主な目的ですが、テレビ中継の放送枠に収めるために調整されているという説もあります。

将来的にプロになる選手たちが90分の戦い方に慣れてほしいという考えから、準決勝と決勝は90分制を採用していると言われています。

一方で、全国高等学校総合体育大会は真夏に行われるため、選手の安全を考慮して各35分という短い試合時間に設定されています。

中学生、小学生(ジュニア)と年齢が下がるとさらに試合時間は短くなります。サッカーの試合は長時間フィールドを駆け続けるため、選手の体に負担がかからない時間が設定されています。

最後の5分で逆転が起きることもあるサッカーでは、試合時間に応じた戦略を立ててプレーする必要があります。

アディショナルタイムとは? 試合時間が伸びる理由について

上記のようにサッカーはあらかじめ試合時間が決められている時間制スポーツです。

ただし、サッカーには試合時間が伸びるアディショナルタイムというルールがあります。

以下のように、試合中にプレーが中断される行為があった場合に、その時間分を45分の後に追加して補うルールです。

中断扱いとなる行為
  1. 選手の負傷
  2. 選手交代
  3. ビデオ判定
  4. 時間の浪費
  5. 警告や罰則、退場
  6. ゴール後のパフォーマンス
  7. フリーキックやスローインの前
  8. ボールがフィールド外に出る

例えばアディショナルタイムが前半と後半それぞれで5分ずつ追加された場合、実際の試合時間は50分+50分で100分間に増えます

平均的なアディショナルタイムは3分~4分ほどと言われていますが、最近ではより厳密に中断時間を測ることでアディショナルタイムが長くなる傾向にあります。

アディショナルタイムについて詳しくはこちらの記事で解説しています。

アディショナルタイムでも決着がつかない場合はどうなる?

後半のアディショナルタイムを含めた全試合時間が終了しても、両チームの得点が同じで引き分けになることはよくあります。

リーグ戦では引き分けとして終了されますが、カップ戦では必ず決着をつける必要があります。

このようにカップ戦など決着を必ずつけなければならない試合の時には延長戦を行います。

Jリーグやチャンピオンズリーグなどグループリーグで行われる試合では、引き分けは勝ち点1として計算されるため、延長戦は行われません。

延長戦とは?

延長戦とは、試合の勝敗を決着させるために後半の後に行われる試合時間のことです。

一般的に、延長戦の時間は次のとおりです。

年代別一覧延長戦の
試合時間
プロサッカー
社会人サッカー
前半15分
後半15分
合計30分
高校生前半10分
後半10分
合計20分
中学生前半5分
後半5分
合計10分
少年サッカー前半5分
後半5分
合計10分

多くの場合は前半と後半の間のハーフタイムはなく、前半終了後、飲水やコート入替えが行われるとすぐに後半が始まります。

延長戦であっても、途中で試合が中断するとアディショナルタイムの対象となるため、さらに試合時間が長くなります。

レッドカードによる退場者は、延長戦でも復活できず人数が足りないままプレーしなければなりません。大会によっては、延長戦での選手交代枠を1人(6人目)などと認めている場合もあります。

延長戦には、得点が決まった時点で終了するゴールデンゴール制や、前半で得点差がついていればその時点で終了するシルバーゴール制が採用されていたこともありました。

サッカーでは前半と後半でコートを入れ替えることで、日当たりや風向き、観客席などの影響を公平にするため、現在は延長戦の試合時間を最後まで戦うものが一般的です。

かつてはJリーグでも「サドンデス方式」と呼ばれるゴールデンゴール制の延長戦が行われていましたが廃止されています。

PK(ペナルティマークからのキック)戦とは?

PK(ペナルティマークからのキック)戦とは、延長戦でも決着がつかなかった場合に行われるものです。

試合中にある通常のPK(ペナルティキック)とは細かいルールが異なりますが、選手がゴールキーパーとの1対1で勝負する仕組みであることは同じです。

試合終了時にプレーしていた選手のうち両チームで各5人が交互にキックし、ゴールに成功した本数が多いチームが最終的な勝者となります。

スコアに差がなかった場合はサドンデス方式で継続し、点差が付いた時点で終了します。
全選手がキックして二巡目に入るまでは、同じ選手がキックすることはできません。

PK戦で使うゴールと先攻・後攻はコイントスによって決定されます。

先攻の勝率が高くなるという研究結果があり、コイントスで勝ったチームは先攻を選ぶことが多い傾向にあります。

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事では、サッカーの試合時間について年代別の違いや延長戦のルールを解説してきました。

わずか5分の試合時間で得点が決まったり、勝敗が逆転するのがサッカーの醍醐味でもあります。

ぜひ試合時間や延長戦のルールに注目しながらサッカー観戦を楽しんでみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

サッカー経験10年・海外サッカー観戦歴14年の「guna」です。名前からお察しの方もいると思いますが、海外サッカーではプレミアリーグのアーセナルを応援しています。(アーセナルファンの名称がグーナー)
主にはプレミアリーグの試合を観戦しておりますが、長年のサッカー好きが高じて、3年前よりスポーツライターとして活動しております。「スポログ!」を通じて、スポーツへの関心や挑戦のきっかけになれれば嬉しいです。

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