カタールワールドカップではセルビア、ブラジル、カメルーンといった厳しいグループを勝ち抜き決勝トーナメントへ駒を進めたスイス代表。
イングランドやフランスに比べるとピンとくる選手も少ないような気がしますが、長年FIFAランキングでは10位台を保ち、強さを維持しています。
スイス代表にはどのような選手が所属しているのか気になりますよね。
そこで今回は、サッカースイス代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説していきます。
サッカースイス代表の最新情報を追っていきたいと思います!
それでは見ていきましょう!
サッカースイス代表|2023年試合スケジュール
開催日 | 試合名 | スコア | 対戦チーム |
---|---|---|---|
3/26(日) | 欧州選手権2024予選 | 〇6-0 | ベラルーシ |
3/29(水) | 欧州選手権2024予選 | 〇3-0 | イスラエル |
6/17(土) | 欧州選手権2024予選 | 〇2-1 | アンドラ |
6/20(火) | 欧州選手権2024予選 | △2-2 | ルーマニア |
9/10(日) | 欧州選手権2024予選 | △2-2 | コソボ |
9/13(水) | 欧州選手権2024予選 | 〇3-0 | アンドラ |
10/13(金) | 欧州選手権2024予選 | △1-1 | イスラエル |
10/16(月) | 欧州選手権2024予選 | △3-3 | ベラルーシ |
11/19(日) | 欧州選手権2024予選 | △1-1 | コソボ |
11/22(水) | 欧州選手権2024予選 | ●0-1 | ルーマニア |
カタールワールドカップ後は、無敗と好調が続いています。
大崩れしない限り、欧州選手権の決勝トーナメント進出は確実ですね。
欧州選手権とは?
4年に1度、FIFAワールドカップの中間年にUEFAが開催する欧州大会です。
巷ではよく「ユーロ」と呼ばれ親しまれています。
この大会に優勝すると、南米で行われるコパ・アメリカの優勝者と対戦するフィナリッシマ(CONMEBOL-UEFAカップ・オブ・チャンピオンズ)の出場権を得られます。
スイス代表選手メンバー一覧
ポジション | 選手名 | 生年月日 | 身長・体重 | 所属クラブ |
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GK | ヤン・ゾマー | 1988年12月17日 | 183cm・81kg | バイエルン・ミュンヘン (ドイツ) |
GK | グレゴール・コベル | 1997年12月6日 | 194cm・90kg | ボルシア・ドルトムント (ドイツ) |
GK | イヴォン・ムヴォゴ | 1994年6月6日 | 186cm・84kg | ロリアン (フランス) |
DF | セドリク・ツェジガー | 1998年6月24日 | 194cm・88kg | ヤングボーイズ |
DF | ウリセス・ガルシア | 1996年1月11日 | 18cm・78kg | ヤングボーイズ |
DF | ジョルダン・ロトンバ | 1998年9月29日 | 177cm・71kg | ニース (フランス) |
DF | ニコ・エルヴェディ | 1996年9月30日 | 187cm・77kg | ボルシア・メンヒェングラートバッハ (ドイツ) |
DF | リカルド・ロドリゲス | 1992年8月25日 | 180cm・79kg | トリノ (イタリア) |
DF | エライ・キュメルト | 1998年2月4日 | 183cm・80kg | バレンシア (スペイン) |
DF | ファビアン・シェア | 1991年12月20日 | 186cm・83kg | ニューカッスル・ユナイテッド (イングランド) |
DF | マヌエル・アカンジ | 1995年7月19日 | 186cm・85kg | マンチェスター・シティ (イングランド) |
MF | レナト・シュテッフェン | 1991年11月3日 | 170cm・68kg | FCルガーノ |
MF | ジェルダン・シャチリ | 1991年10月10日 | 169cm・78kg | シカゴ・ファイアー (アメリカ) |
MF | シュテフェン・ツバー | 1991年8月17日 | 182cm・79kg | AEKアテネ (ギリシャ) |
MF | エジミウソン・ フェルナンデス | 1996年4月15日 | 190cm・70kg | マインツ05 (ドイツ) |
MF | ジブリル・ソウ | 1997年2月6日 | 183cm・77kg | アイントラハト・フランクフルト (ドイツ) |
MF | ミシェル・エービシェル | 1997年1月6日 | 183cm・76kg | ボローニャ (イタリア) |
MF | レモ・フロイラー | 1992年4月15日 | 181cm・75kg | ノッティンガム・フォレスト (イングランド) |
MF | グラニト・ジャカ | 1992年9月27日 | 183cm・82kg | レバークーゼン (ドイツ) |
MF | デニス・ザカリア | 1996年11月20日 | 189cm・77kg | チェルシー (イングランド) |
FW | ブレール・エンボロ | 1997年2月14日 | 184cm・86kg | ASモナコ (フランス) |
FW | ルーベン・ヴァルガス | 1998年8月5日 | 179cm・68kg | アウクスブルク (ドイツ) |
FW | ゼキ・アムドゥニ | 2000年12月4日 | 185cm・80kg | FCバーゼル |
FW | アンディ・ゼチリ | 1999年6月22日 | 185cm・78kg | FCバーゼル |
今回のスイス代表には、カタールワールドカップでもキープレイヤーとして活躍したアカンジ、ジャカ、シャチリらが順当に選出されています。
スイス代表ということもあり、スイスのサッカーリーグチームであるFCバーゼルや、ヤングボーイズの選手たちも召集されていますね。
欧州の代表チームでも、年齢層はやや高めと言っていいでしょう。
キープレーヤー① マヌエル・アカンジ
マヌエル・アカンジは、移籍初年度からイングランドの王者マンチェスター・シティでもDFの中軸として活躍している選手です。
最大の特徴は俊敏性を活かしたディフェンスで、相手が少しでももたつくとすかさず足を出しボールを奪いに行きます。
もともと右サイドバックだったことから、サイドとセンターどちらでも対応することができ、186cmと身長もそこそこ高いため空中戦でも競り勝つ能力を持ち合わせています。
強度の高いプレミアリーグでも移籍初年度から大奮闘しており、代表でもディフェンスリーダーとして期待の選手です。
前所属のドルトムントでも注目選手でしたが、マンチェスター・シティでの活躍で一気に名を広めました。
キープレーヤー② グラニト・ジャカ
グラニト・ジャカは、ドイツの名門レバークーゼンへ所属する選手です。
今夏レバークーゼンへ移籍しましたが、その前は約7年間イングランドのアーセナルで頼れる年長者としてチームを引っ張ってきました。
プレーの特徴はパスの展開力に優れており、時折見せる強烈なロングシュートは「ジャカ砲」と名付けられファンから親しまれています。
一時は熱くなりやすいが故アーセナルファンと衝突し、キャプテンもはく奪され放出候補とされていましたが、昨シーズンは見事結果で挽回しファンとの縁も戻しました。
アーセナルで最後になるであろう試合ではすでに退団報道も出ていたため、交代時にファンからのスタンディングオベーションへ拍手を送り返している姿が印象的でした。
スイス代表でもチームキャプテンを務め、頼れる兄貴としてチームを引っ張っています。
熱くなりすぎてアーセナルではよく退場していましたが、それだけ熱い闘志を持っているということですね!
スイス代表予想フォーメーション
スイス代表の基本フォーメーションは、4-3-3と予想します。
GKには所属クラブでもドイツ代表ノイアーに競り勝ちスタメンを張ることの多い守護神ゾマー、DFはアカンジを主軸としたセンターラインで構成されると予想されます。
クラブチームでジャカは基本センターを務めるも、代表だと真ん中にザカリアを起用してジャカは左サイドに流れるようです。
センターフォワードには欧州選手権で4試合5得点のアムドゥニが今後も固定されるでしょう。
ジャカやシャチリなどのベテランが多く、安定したチームとなっています。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、サッカースイス代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説してきました。
あまり派手さはないように見えますが、堅守が伝統の強いチームです。
攻撃もアムドゥニがストライカーとなりつつあり、今後攻守ともに期待が持てそうです。
欧州で活躍するスイス代表の情報は随時更新していきますので、ぜひ注目して見てください。
ご覧いただきありがとうございました!