アメリカと言えばメジャーリーグ(MLB)の印象が強いですが、近年アメリカのサッカー熱は非常に高まっており、世界最高の選手リオネル・メッシもアメリカのクラブチームへ移籍しています。
代表チームも着々とレベルを上げてきており、30位台だったのがここ10年で安定して10位~15位を保っています。
強豪国と肩を並べて、一桁台にアメリカ代表が並ぶのも時間の問題かもしれません。
野球大国で知られるアメリカが、なぜここまでサッカーも強いのか気になりますよね。
そこで今回は、サッカーアメリカ代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説していきます。
サッカーアメリカ代表の最新情報を追っていきたいと思います!
それでは見ていきましょう!
サッカーアメリカ代表|2023年試合スケジュール
開催日 | 試合名 | スコア | 対戦チーム |
---|---|---|---|
1/26(木) | 国際親善試合 | ●1-2 | セルビア |
1/29(日) | 国際親善試合 | △0-0 | コロンビア |
3/20(土) | CONCACAFネーションズリーグ グループステージ | 〇7-1 | グレナダ |
3/28(火) | CONCACAFネーションズリーグ グループステージ | 〇1-0 | エルサルバドル |
4/20(木) | 国際親善試合 | △1-1 | メキシコ |
6/16(金) | CONCACAFネーションズリーグ 準決勝 | 〇3-0 | メキシコ |
6/19(月) | CONCACAFネーションズリーグ 決勝 | 〇2-0 | カナダ |
6/25(日) | CONCACAFゴールドカップ グループステージ | △1-1 | ジャマイカ |
6/29(木) | CONCACAFゴールドカップ グループステージ | 〇6-0 | セントクリストファー・ネイビス |
7/3(月) | CONCACAFゴールドカップ グループステージ | – | トリニダード・トバゴ |
7/10(月) | CONCACAFゴールドカップ 準々決勝 | 〇2-2 (PK3-2) | カナダ |
7/13(木) | CONCACAFゴールドカップ 準決勝 | ●1-1 (PK4-5) | パナマ |
9/10(日) | 国際親善試合 | 〇3-0 | ウズベキスタン |
9/13(水) | 国際親善試合 | 〇4-0 | オマーン |
10/15(日) | 国際親善試合 | ●1-3 | ドイツ |
10/18(水) | 国際親善試合 | 〇4-0 | ガーナ |
CONCACAFネーションズリーグでは出場国の中で一番FIFAランキングが高いとはいえ、しっかりと優勝をものにしていますね。
欧州のチームと比べ、親善試合+2大会となかなかハードなスケジュールです。
CONCACAFネーションズリーグとは?
UEFAネーションズリーグを参考に作られた大会で、2017年に創設されました。
通常の親善試合より真剣味をもたせて、北中米カリブ海の強化を目的としていますが、好成績を残せばCONCACAFゴールドカップでも優遇される特典があります。
CONCACAFゴールドカップとは?
奇数年の2年ごとに開催され、北中米およびカリブ海諸島でNo.1を決める大会です。
北中米付近の大会で最も重要な収入源とされており、自国の成長と改善を促しています。
基本的に優勝国はメキシコかアメリカの2強とされています。
アメリカ代表選手メンバー一覧
ポジション | 背番号 | 選手名 | 生年月日 | 身長・体重 | 所属クラブ |
---|---|---|---|---|---|
GK | 1 | マット・ターナー | 94年6月24日 | 190cm・88kg | アーセナル (イングランド) |
GK | 23 | ガブリエル・スロニーナ | 04年5月15日 | 193cm・88kg | チェルシー (シカゴ・ファイヤー) |
GK | 18 | ショーン・ジョンソン | 89年5月31日 | 190cm・98kg | トロントFC (カナダ) |
DF | 12 | マイルズ・ロビンソン | 97年3月14日 | 188cm・84kg | アトランタ・ユナイテッド |
DF | 21 | ジョン・トーキン | 02年7月31日 | 170cm・61kg | ニューヨーク・レッドブルズ |
DF | 15 | デュワン・ジョーンズ | 97年6月24日 | 181cm・75kg | ニューイングランド・ レボリューション |
DF | 20 | ジェイレン・ニール | 03年8月24日 | 191cm・77kg | ロサンゼルス・ギャラクシー |
DF | 4 | マット・ミアズガ | 95年7月19日 | 190cm・84kg | FCシンシナティ |
DF | 3 | アーロン・ロング | 92年10月12日 | 188cm・78kg | ロサンゼルスFC |
DF | 2 | デアンドレ・イェドリン | 93年7月9日 | 171cm・68kg | インテル・マイアミ |
DF | 5 | ブライアン・レイノルズ | 01年6月28日 | 191cm・75kg | ASローマ (ブライアン・レイノルズ) |
MF | 16 | エイダン・モリス | 01年11月16日 | 173cm・61kg | コロンバス・クルー |
MF | 8 | ジェームズ・サンズ | 00年7月6日 | 186cm・84kg | ニューヨーク・シティFC |
MF | 10 | クリスチャン・ロルダン | 95年6月3日 | 172cm・75kg | シアトル・サウンダーズ |
MF | 7 | アラン・ソニョラ | 98年8月3日 | 171cm・65kg | フアレス (メキシコ) |
MF | 14 | ジョルジェ・ ミハイロヴィッチ | 98年11月10日 | 178cm・69kg | AZアルクマール (オランダ) |
MF | 6 | ジャンルカ・ブシオ | 02年5月28日 | 175cm・65kg | ヴェネツィア (イタリア) |
FW | 17 | アレハンドロ・ センデハス | 98年2月7日 | 167cm・63kg | クラブ・アメリカ (メキシコ) |
FW | 22 | ジュリアン・ グレッセル | 93年12月16日 | 185cm・84kg | バンクーバー・ホワイトキャップス (カナダ) |
FW | 9 | ヘスス・フェレイラ | 00年12月24日 | 175cm・63kg | FCダラス |
FW | 13 | ジョーダン・モリス | 94年10月26日 | 183cm・84kg | シアトル・サウンダーズ |
FW | 11 | ケイド・カウウェル | 03年10月14日 | 183cm・79kg | サンノゼ・アースクエイクス |
FW | 19 | ブランドン・バスケス | 98年10月14日 | 191cm・79kg | FCシンシナティ |
アメリカ代表の選手ですが、基本的には北中米クラブに所属している選手がメインで構成されています。
その中でも、守護神には名門アーセナルで第2GKとして位置しているマット・ターナーや、今回は代表に選ばれていませんが、今夏にチェルシーからACミランへ移籍したクリスチャン・プリシッチなど欧州で活躍している選手も何人かいます。
今回欧州組で招集されたのは、GKのターナーくらいのようですね。
DFのデアンドレ・イェドリンは、普段クラブでもリオネル・メッシとプレーしていますね!その貴重な経験だけでも、代表へ還元できることがあるかもしれません。
キープレーヤー① マット・ターナー
マット・ターナーは、カタールワールドカップでも守護神としてチームをグループステージ突破へ導いた守護神です。
最大の特徴はセービング力にあり、安定したプレーを常に見せてくれます。
プレミアリーグにも必要な足元の技術やパスの正確性にはやや難があるも、本人も自覚しており改善のため取り組んでいる様子です。
2022-23シーズンにアーセナルへ移籍しましたが、アーロン・ラムズデールの壁は高く、1年通して出場した試合は5試合のみと控えに回っていました。
しかし、加入当初からラムズデールを最高のGKにするためサポートできれば良い、出場機会にも不満はないと語っており、チームファーストな一面を見せています。
クラブではあまり出場できていないも、アメリカ代表では守護神として絶大な信頼を得ています。
アメリカ代表予想フォーメーション
アメリカ代表の基本フォーメーションは、4-3-3と予想します。
GKはターナーで固定、それ以外のメンバーはMLS(メジャーリーグサッカー)所属の選手が中心となっています。
今後はこのメンバーに、
- セルジーノ・デスト(FCバルセロナ)
- ウェストン・マッケニー(ユヴェントスFC)
- ユヌス・ムサ(バレンシアCF)
- クリスチャン・プリシッチ(ACミラン)
このような主力の海外組が加わると予想されます。
MLS中心のメンバーのみでも、北中米カリブ海では十分な強さを見せています。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、サッカーアメリカ代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説してきました。
アメリカ代表も日本代表と同じよう、年々実力を付けてきて強豪国も軽視できなくなったチームの一つです。
今はまだ国内組の方が多いですが、海外リーグへ挑戦する選手が増えればその分さらに進化する伸びしろがあります。
海外組の選手たちもまだ若く、2026年開催のワールドカップではさらに期待できる状態となりそうですので、今後の活躍に期待しましょう。
ご覧いただきありがとうございました!