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サッカーのフォーメーション一覧!どの戦術が最強なの?特徴・種類・クラブチームの例を紹介

「サッカーのフォーメーションについて知りたい」
「どのフォーメーションが最強なの?」
「フォーメーションごとの特徴を知りたい」

サッカーの戦術において、配置を表すフォーメーション

その時々で流行はありますが、チームによってもバラバラで、どのような意図があるのか分からないと思う方もいらっしゃいますよね。

そこで今回は、フォーメーションとは?という疑問から、各フォーメーションについての特徴、有名クラブの基本フォーメーションについても紹介していきます。

フォーメーションについて詳しくなれると、よりサッカーを楽しめる幅が広がります!

目次

サッカーのフォーメーションとは?

フォーメーションとは、直訳すると「形成」という意味です。

スポーツでは、選手の配置や、その配置による陣形のことを指します。

フォーメーションを試合前に決めておくことで、選手たちは自分がどのあたりでどのような動きをすればいいか、役割を明確にすることができます。

こちらは、4-5-1というフォーメーションの例です。

  • 後方の赤い4人が守備のディフェンダー(DF)
  • 真ん中付近の黄色い5人がミッドフィルダー(MF)
  • 前線の青い1人がフォワード(FW)

このように誰が守備・中盤・攻撃の選手か、慣れてくると数字を聞いただけで配置がなんとなく分かってきます。

ちなみに、ゴールキーパー(GK)は規定で必ず一人配置されますので、フォーメーションの数字には含まれません。

試合は、11人以下の競技者からなる2つのチームによって行われる。そのうち1人は、ゴールキーパーである。

引用元:サッカー競技規則(日本サッカー協会(JFA)訳)

極論を言えば、キーパー以外の規定はありませんので、キーパー1人・フォワード10人でも理論上は成り立ちます。

相手のフォーメーションに合わせて、自チームのフォーメーションも適切に変えることがあります!

サッカーのフォーメーション一覧!特徴・弱点など

サッカー
フォーメーション一覧
特徴・弱点など
4-4-2バランスがとりやすい
列がフラットで連携もとりやすい
サイドハーフに豊富な運動量が求められる
フォワードは2名のため行動に縛りがある
4-4-2ボックス型MFでディフェンシブな選手、オフェンシブな選手、それぞれ特徴のある選手を配置しやすい
中央から2重3重の迫力ある波状攻撃を繰り出しやすい
ディフェンシブハーフが1枚になるため、相手の中央攻撃に対しては手薄になりやすい
4-4-2フラット型サイドアタックで人数をかけやすい
サイド攻撃が多くなる分、FWはフィジカルの強い選手が必要
フラットの為、相手攻撃時DFとMFの中間に入られやすい
4-5-1中央配置が少なく、サイドアタックが有効
サイドバックがオーバーラップしやすい
相手攻撃時、マークの受け渡しが難しい
4-2-3-1サイドバック、サイドハーフのサイド攻撃が展開しやすい
中盤が手厚く、ボールを奪うとカウンターが有効的
サイドハーフに豊富な運動量が求められる
フォワードが1枚で、相手センターバックからすると守備しやすい
4-3-3前線が3枚いて、サイド・中央どちらからも崩しやすい
前線が連動してプレッシャーをかけることにより、敵陣でボールを奪いカウンターを狙いやすい
前線の配置人数が多いため、中盤以下で数的不利になりやすい
3-5-2中盤の人数が多く、厚みのある攻撃を展開しやすい
サイドバックがオーバーラップすることで、より攻撃の厚みが増す
サイドバックに豊富な運動量が求められる
サイドバックが上がったときカウンターを受けると、非常に守備がもろくなる

フォーメーションごとにメリットもあればデメリットもあるということですね。

稀にDFが2人の超攻撃型、反対にDFが6人の超守備型フォーメーションがありますが、バランスが悪くなりあまり現実的ではないため、あまり使われることはありません。

どのフォーメーションにして選手を活かすかは、監督の手腕にかかっているということですね!

最強のサッカーフォーメーションはどれ?

結局どのフォーメーションが一番最強なの?と気になる方も多いのではないかと思います。

ずばり、近年のトレンドに合わせた最強のフォーメーションは、4-2-3-1ではないでしょうか。

4-2-3-1の最大の特徴はバランスの良さにあり、ピッチ上のスペースをまんべんなくカバーできます。

4バックと2ボランチで守備と試合構築を安定させ、前線の中盤も3枚いますので、時間をかけて厚みのある攻撃を展開することが可能です。

前線の選手は1人のため、ある程度キープ力やポストプレーに長けた選手を配置する傾向にあります。

4-2-3-1を使用している有名チーム
  • アーセナル
  • マンチェスター・ユナイテッド
  • ブライトン
  • エバートン
  • バイエルン・ミュンヘン
  • ミラン
  • フィオレンティーナ
  • ベティス

最強フォーメーションとはいえ、チームの選手を活かす方が優先ですので、あくまでも一例に過ぎません。
試合中の点数差に応じて、急遽フォーメーションを変えることもよくあります。

各有名な海外サッカークラブチームのフォーメーションについて

こちらでは、強くて世界的に人気なサッカークラブチームのフォーメーションについて解説していきます。

所属リーグチーム名基本フォーメーション
プレミアリーグ
(イングランド)
アーセナル4-2-3-1
(DF4人・MF5人・FW1人)
プレミアリーグチェルシー3-4-2-1
(DF3人・MF6人・FW1人)
プレミアリーグトッテナム3-4-2-1
(DF3人・MF6人・FW1人)
プレミアリーグマンチェスター・シティ4-1-2-3
(DF4人・MF3人・FW3人)
プレミアリーグマンチェスター・ユナイテッド4-2-3-1
(DF4人・MF5人・FW1人)
プレミアリーグリバプール4-1-2-3
(DF4人・MF3人・FW3人)
リーガ・エスパニョーラ
(スペイン)
バルセロナ4-1-2-3
(DF4人・MF3人・FW3人)
リーガ・エスパニョーラレアル・マドリード4-1-2-3
(DF4人・MF3人・FW3人)
リーグ・アン
(フランス)
パリ・サンジェルマン3-4-2-1
(DF3人・MF6人・FW1人)
ブンデスリーガ
(ドイツ)
バイエルン・ミュンヘン4-2-3-1
(DF4人・MF5人・FW1人)

チームによってフォーメーションはバラバラですが、4-2-3-1・3-4-2-1・4-1-2-3あたりが多いことが分かりました。

基本は中盤の人数を多くして、バランスをうまく取れるような配置にしているということですね。

海外クラブチームのフォーメーション一覧

カテゴリーでまとまっていますので、こちらからご覧ください!

国代表のフォーメーション一覧

カテゴリーでまとまっていますので、こちらからご覧ください!

まとめ

いかがでしたか。

今回は、サッカーのフォーメーションについて解説してきました。

まとめると以下になります。

  • フォーメーションの形がたくさん存在する
  • フォーメーションによって攻守のメリット・デメリットがある
  • 近年のトレンドも含め、4-2-3-1が好まれる傾向にある
  • 選手の特徴を活かした配置が大前提であり、無理にトレンドのフォーメーションへ合わせる必要はない

ぜひ機会がありましたら、サッカー観戦のときにフォーメーションもチェックしてみてください。

当記事でトレンドのフォーメーションを知ったあなたは、これでサッカーのフォーメーション通ですね!

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この記事を書いた人

サッカー経験10年・海外サッカー観戦歴14年の「guna」です。名前からお察しの方もいると思いますが、海外サッカーではプレミアリーグのアーセナルを応援しています。(アーセナルファンの名称がグーナー)
主にはプレミアリーグの試合を観戦しておりますが、長年のサッカー好きが高じて、3年前よりスポーツライターとして活動しております。「スポログ!」を通じて、スポーツへの関心や挑戦のきっかけになれれば嬉しいです。

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