2014年のワールドカップでオランダ代表はアリエン・ロッベンやロビン・ファン・ペルシー、ディルク・カイトなどの豪華な前線の選手が揃っていたため、3位と好成績を残しました。
その後はチーム状態も悪く2018年のワールドカップではまさかの予選敗退で、本戦にすら出場できない事態となりました。
しかしその後はファン・ダイクの台頭やデ・リフト、アケの成長などもあり、守備大国として名を馳せることで、近年はFIFAランキングも1桁台へ安定するようになります。
今では取りこぼしのない安定したサッカーで、あらためて強豪国として認知されているのではないでしょうか。
そこで今回は、サッカーオランダ代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説していきます。
サッカーオランダ代表の最新情報を追っていきたいと思います!
それでは見ていきましょう!
サッカーオランダ代表|2023年試合スケジュール
開催日 | 試合名 | スコア | 対戦チーム |
---|---|---|---|
3/25(土) | 欧州選手権2024予選 | ●0-4 | フランス |
3/28(火) | 欧州選手権2024予選 | 〇3-0 | ジブラルタル |
6/15(木) | ネーションズリーグ準決勝 | ●2-4 | クロアチア |
6/19(月) | ネーションズリーグ3位決定戦 | ●2-3 | イタリア |
9/8(金) | 欧州選手権2024予選 | 〇3-0 | ギリシャ |
9/11(月) | 欧州選手権2024予選 | 〇2-1 | アイルランド |
10/14(金) | 欧州選手権2024予選 | ●1-2 | フランス |
10/17(火) | 欧州選手権2024予選 | 〇1-0 | ギリシャ |
11/19(日) | 欧州選手権2024予選 | 〇1-0 | アイルランド |
11/22(水) | 欧州選手権2024予選 | 〇6-0 | ジブラルタル |
強豪国との対戦では連敗中のようです。
欧州選手権予選で復調することを願いたいですね!
欧州選手権とは?
4年に1度、FIFAワールドカップの中間年にUEFAが開催する欧州大会です。
巷ではよく「ユーロ」と呼ばれ親しまれています。
この大会に優勝すると、南米で行われるコパ・アメリカの優勝者と対戦するフィナリッシマ(CONMEBOL-UEFAカップ・オブ・チャンピオンズ)の出場権を得られます。
UEFAネーションズリーグとは?
2年に1度、ワールドカップと欧州選手権のない奇数年に開催される大会。
目的は通常の親善試合より真剣味をもたせて欧州国の強化が目的ですが、好成績を残せば欧州選手権やワールドカップの出場権も獲得することができます。
オランダ代表選手メンバー一覧
ポジション | 選手名 | 生年月日 | 身長・体重 | 所属クラブ | 備考 |
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GK | マルク・フレッケン | 1993年6月13日 | 189cm・74kg | フライブルク (ドイツ) | |
GK | 2002年8月18日 | 193cm・75kg | アンデルレヒト (ベルギー) | 離脱 | |
GK | 1989年4月22日 | 187cm・82kg | NECナイメーヘン | 離脱 | |
GK | ユスティン・バイロウ | 1998年1月22日 | 188cm・84kg | フェイエノールト | |
GK | アンドリエス・ノペルト | 1994年4月7日 | 203cm・87kg | ヘーレンフェーン | |
DF | ルシャレル・ヘールトルイダ | 2000年7月18日 | 184cm・73kg | フェイエノールト | |
DF | ユリエン・ティンバー | 2001年6月17日 | 179cm・79kg | アーセナル (イングランド) | |
DF | 1992年2月5日 | 190cm・78kg | インテル (イタリア) | 離脱 | |
DF | デンゼル・ダンフリース | 1996年4月18日 | 188cm・80kg | インテル (イタリア) | |
DF | デイリー・ブリント | 1990年3月9日 | 180cm・72kg | バイエルン・ミュンヘン (ドイツ) | |
DF | 1999年8月12日 | 187cm・80kg | バイエルン・ミュンヘン (ドイツ) | 離脱 | |
DF | 1995年10月9日 | 181cm・70kg | フラム (イングランド) | 離脱 | |
DF | スヴェン・ボトマン | 2000年1月12日 | 193cm・81kg | ニューカッスル・ユナイテッド (イングランド) | |
DF | ナタン・アケ | 1995年2月18日 | 180cm・75kg | マンチェスター・シティ (イングランド) | |
DF | タイレル・マラシア | 1999年8月17日 | 170cm・67kg | マンチェスター・ユナイテッド (イングランド) | |
DF | フィルジル・ファン・ダイク | 1991年7月8日 | 195cm・92kg | リバプール (イングランド) | |
MF | タイアニ・ラインデルス | 1998年7月29日 | 185cm・73kg | AZアルクマール | |
MF | マッツ・ヴィーファー | 1999年11月16日 | 188cm・74kg | フェイエノールト | |
MF | シャビ・シモンズ | 2003年4月21日 | 179cm・58kg | PSVアイントホーフェン | |
MF | ヨエイ・フェールマン | 1998年11月19日 | 185cm・75kg | PSVアイントホーフェン | |
MF | 1993年2月21日 | 179cm・78kg | アヤックス | 離脱 | |
MF | トゥーン・コープマイネルス | 1998年2月28日 | 184cm・77kg | アタランタ (イタリア) | |
MF | マルテン・デ・ローン | 1991年3月29日 | 186cm・76kg | アタランタ (イタリア) | |
MF | ジョルジニオ・ ワイナルドゥム | 1990年11月11日 | 175cm・69kg | ASローマ (イタリア) | |
MF | フレンキー・デ・ヨング | 1997年5月12日 | 181cm・70kg | バルセロナ (スペイン) | |
FW | 1994年2月13日 | 179cm・78kg | アトレチコ・マドリード (スペイン) | 離脱 | |
FW | コーディ・ガクポ | 1999年5月7日 | 193cm・78kg | リバプール (イングランド) | |
FW | ワウト・ウェクホルスト | 1992年8月7日 | 197cm・84kg | マンチェスター・ユナイテッド (イングランド) | |
FW | ドニエル・マレン | 1999年1月19日 | 179cm・78kg | ボルシア・ドルトムント (ドイツ) | |
FW | ノア・ラング | 1999年6月17日 | 176cm・72kg | クラブ・ブルージュ (ベルギー) | |
FW | スティーヴン・ ベルフワイン | 1997年10月8日 | 175cm・78kg | アヤックス | |
FW | 1991年12月19日 | 182cm・75kg | アヤックス | 離脱 | |
FW | 2002年2月1日 | 184cm・78kg | アヤックス | 離脱 |
今回のオランダ代表には、カタールワールドカップでも活躍したファン・ダイク、アケ、ブリントら豪華ディフェンス陣が順当に選出されています。
一方で、マタイス・デ・リフトやメンフィス・デバイは怪我の影響で代表を離脱しています。
20歳ながら神童と呼ばれているシャビ・シモンズも選出されていますね。
シャビ・シモンズは日本でいう久保建英のような存在で、幼少期から注目されています。
キープレーヤー① ユリエン・ティンバー
ユリエン・ティンバーは主に右サイドバックを主戦場としていますが、センターバックもこなせるユーティリティなプレーヤーです。
守備強度の高い現代型ディフェンダーとして躍動しており、身体能力を活かした守備で対人能力に長けており、状況を見てドリブルで運ぶボールホルダーとしての能力も秀でています。
パス成功率も90%を超えており、足元の技術にも優れた頼りになる存在です。
個人としてはアヤックスからイングランドの名門アーセナルへ移籍し、今後の活躍に期待の選手です。
DFでありながら攻撃にも参加できる、まさに現代サッカーで求められるポイントを押さえています。
キープレーヤー② ナタン・アケ
ナタン・アケは、王者マンチェスター・シティでディフェンスの主軸として活躍し、リーグ優勝にはなくてはならない存在でした。
アケは非常に戦術理解度に長けており、監督ペップ・グアルディオラの緻密なサッカーにも順応し、的確なポジション取りから強固な守備を築きました。
最大の特徴は対人能力の強さにあり、プレミアリーグの名だたるストライカーやウインガーのドリブルをシャットアウトしています。
そのうえ足元の技術とパス能力がDFとしては世界でも有数で、名将ペップのもとで世界最高の選手の一人へと成長を遂げています。
近年次々とディフェンダーの名手が誕生しているオランダ代表でも、一番注目すべき選手の一人です。
ファン・ダイクやデ・リフトもいるオランダ代表はまさにディフェンダーの宝庫ですね!
オランダ代表予想フォーメーション
オランダ代表の基本フォーメーションは、4-2-3-1と予想します。
負傷離脱していたデパイ、デ・リフトらが戻りベストメンバーが揃えば、オランダ代表はさらに強固となるでしょう。
ディフェンスラインはアケ、ファンダイク、デ・リフトは基本固定ですが、右サイドはダンフリースもティンバーも好調なため状況に応じてとなりそうです。
前線もクラブで好調を維持しているシモンズやコープマイネルス、マレンが主軸となってチームを引っ張ると予想しています。
特にシャビ・シモンズはビッグクラブからの引き抜き噂も頻繁に出ており、代表でのプレーも目が離せません。
直近では複数失点が目立っていますが、本来は鉄壁の守備を披露できるはずですので期待したいですね!
まとめ
いかがでしたか。
今回は、サッカーオランダ代表の最新フォーメーション・スタメン・選手メンバーを解説してきました。
オランダ代表は一昔前だとファン・ペルシやロッベンなど魅力的な攻撃陣が揃っていましたが、今は最強の守備陣が揃っています。
今後もサッカーオランダ代表の活躍には注目していきましょう。
ご覧いただきありがとうございました!