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日本のスポーツといえば?日本発祥競技を含め全36種類を徹底解説!

日本のスポーツといえば野球、サッカー、相撲などテレビで見ることが多いものを思い浮かべるはずです。

しかし、日本には有名なスポーツ以外にも数多くのマイナー競技が親しまれています

日本発祥スポーツの中には世界に広がり愛されている競技も存在します。

今回は日本で発祥したスポーツを紹介していきます
有名なものからマイナーなものまで幅広く紹介していきますね!

目次

日本の伝統的スポーツ

日本はスポーツが盛んな国で、武道由来の柔道や剣道など伝統的な競技も多々あります。

まずは日本で盛んなスポーツについて解説していきます。

①プロ野球

野球の推定競技人口約3500万人
国内における代表的な大会セ・リーグ
パ・リーグ
日本での発祥年1872年(明治5年)
盛んな都道府県関東圏・大阪府
プロ野球選手の排出数が特に多い
世界からみた日本の実力東京オリンピック(2020年)にて金メダル獲得

テレビなどでよく見ますよね!

プロ野球は日本を代表するスポーツの一つです。日本に野球が伝来したのは、いまから150年以上前。1872年(明治5年)にアメリカの外国人教師である”ホーレス・ウィルソン”が伝えたベースボールが起源とされています。

その後長い年月をかけ、7つのプロ球団が誕生し2020年に開催された東京オリンピックでは、日本代表が金メダルを獲得する快挙もあげました。

始まりは外国からだけど、いまでは世界と渡り合えるスポーツなんですね!

②相撲

相撲の推定競技人口4715人(平成20年調査時点)
国内における代表的な大会本場所
日本での発祥年1500年以上前
盛んな都道府県佐賀県、青森県、秋田県
世界からみた日本の実力世界相撲選手権大会(アマチュア)重量級2019にて、五十嵐敦選手が優勝

相撲は日本の国技として愛され続けているスポーツです。その始まりは、なんと1500年もの大昔にまで遡り古事記や日本書紀に描かれている力比べが起源とされています。

儀式や行事、訓練として引き継がれていき、江戸時代で職業としての力士が生まれ、いまの相撲スポーツの基盤が築かれました。

しかし近年、若者の価値観の変化などを理由に競技人口が減少しはじめており、今後が危ぶまれています。

日本の長い歴史が集約されたスポーツですね

③サッカー(J1・J2・J3)

サッカーの推定競技人口約436万人
国内における代表的な大会Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)
日本での発祥年1873年に伝来
盛んな都道府県滋賀、静岡、埼玉
世界からみた日本の実力FIFAワールドカップにおいて3度ベスト16入り(02,10,18年)

サッカーは言わずと知れた日本だけでなく世界中で愛され続けているスポーツです。1873年に日本へ伝来して以来多くの方がプレイし続け、いまでは世界と競い合えるほど成長した競技となります。

日本サッカーで代表的なのがJリーグ(日本プロサッカーリーグ)です。

日本のアマチュアサッカー試合「日本サッカーリーグ」がプロ化したものとなり、所属するクラブ名は「日本の地域+名前」となる特徴があります。

いまでは54チーム以上存在しています

Jリーグの中でも強さ・実績によって”J1”から”J3”までのカテゴリー分けがされています。

中でもJ1は日本代表レベルの強さを誇るチーム在籍し最も開催規模が大きいリーグとなります

日本、アメリカでの名称は「サッカー」ですが、海外では「フットボール」という呼び方をします

④柔道

柔道の推定競技人口約14万人
国内における代表的な大会全日本柔道選手権大会
日本での発祥年1882年創設
盛んな都道府県山梨県、大分県、長野県
世界からみた日本の実力世界柔道選手権大会(2021)66kg級優勝、73kg級3位

柔道も日本を代表するスポーツです。日本武術「柔術」がスポーツへと昇華したものであり、投げる・抑えるなどで相手と競い合います。

日本のスポーツな印象がありますが、世界中で親しまれているスポーツです。オリンピックの種目としても扱われています。

国内でも全日本柔道選手権大会などが開催されています

⑤剣道

剣道の推定競技人口約180万人
国内における代表的な大会全日本選手権大会
日本での発祥年諸説ありますが江戸時代から本格的に起こったという説もあります。
1911年頃には教育科目に加わりました
盛んな都道府県山梨、長野、大分
(剣道場が多い)
世界からみた日本の実力世界剣道選手権大会(2018)各部門優勝

剣道も日本武術から派生したスポーツの一つで、相手の面や胴に竹刀を当てて勝敗を競います。武士の稽古から始まったなど起源は諸説あります。

他の武術由来のスポーツと比べると競技人口は少なめですが、年々海外にも浸透し始めています。

世界剣道選手権大会も催されており、2018年には韓国にて開催されました。

世界剣道選手権大会において日本は優秀な戦績を残しています

⑥空手道

空手道の推定競技人口約300万人
国内における代表的な大会全国空手道選手権大会
日本での発祥年1900年代という説がある
盛んな都道府県沖縄、群馬
世界からみた日本の実力世界空手道選手権大会(2021)にて優勝多数

突く・蹴るなどによって勝敗を競い合う格闘技である空手道は、老若男女問わず人気が高いスポーツです。礼節を重んじる競技でもあるため、教育・護身などのために子どもに習わせる親も多いです。

その起源は諸説あり、沖縄の武術と中国拳法が合わさったのがキッカケともいわれています。

2020年に開催された東京オリンピックでは、初めて種目入りし、日本選手もメダル獲得しました。

当時、大きな話題となりました

日本発祥のスポーツ一覧

日本で発祥したスポーツも多く存在します。一から発祥したものから、別のスポーツ同士の組み合わせなど誕生の経緯は様々です。

ここでは、日本で生まれたスポーツを簡潔に解説していきます。

①競艇

競艇(ボートレース)は、日本で生まれたスポーツ競技であり公営競技です。モータボードで水上を走り、順位を競う競艇は公営ギャンブルとしても扱われています。

猛スピードで繰り広げられるレースに圧巻され、ファンとなる方が多いスポーツです。

②競輪

競輪も日本の公営競技の一つです。競技路を競輪用自転車で走行して競い合うスポーツです。

こちらも公営ギャンブルとして親しまれており、多くの方が白熱するレースを楽しんでいます。

③駅伝

駅伝とは、遠い場所に物や知らせを届ける「駅伝制」がスポーツへと派生したものです。

駅伝と言えば”箱根駅伝”を連想する方も多いはず。

オリンピック選手を育てたい想いからはじまった箱根駅伝は、いまなお高い人気を誇り毎年関東の大学が出場しています。

④K-1

スポーツとは少し異なりますが、技格闘技イベントであるK-1についても解説します。カンフー、拳法、空手などの格闘技や「King」の頭文字から名付けられました。

ヘビー級、ミドル級などの階級分けがされており日本人選手も多数活躍しています。

⑤ゲートボール(門球)

現役から引退した老人が公園で嗜んでいる印象が強いゲートボール(門球)も、れっきとした日本で生まれたスポーツです。

老人のスポーツと侮られやすいですが、ゲートボールには高い戦略性とチームワークが求められるスポーツです。

全日本選手権大会をはじめ、多くの試合が催されており、お年寄りだけでなく若者もプレイする競技です。

⑥ポートボール(港球)

ポートボールト(港球)とは、バスケットボールとサッカーを組み合わせたような日本で生まれのスポーツです。

大まかな流れはバスケットボールと同じですが、ゴール下に”ガードマン”と呼ばれるポジションが台の上に乗ってシュートを防ぎます。

⑦ビーチフットボール

ビーチフットボールとは、砂浜(ビーチ)上で行われるラグビーとアメリカンフットボールを組み合わせたスポーツです。

ただし、相手に対してタックルしません。

両手で相手にタッチすることがタックルの代わりとされ、女性や子供でも楽しめる競技です。

⑧軟式排球(ソフトバレーボール)

軟式排球(ソフトバレーボール)も日本ならではのスポーツです。

ゴム製のやわらかい球を用いるため、通常のバレーよりも痛みが少なくプレイできます。

人からプレイできることもあり学校の授業などにも取り入れられています。

⑨軟式庭球(ソフトテニス)

軟式庭球(ソフトテニス)もやわらかいゴム製ボールを使用した日本生まれのスポーツです。

国際スポーツとなっており、世界大会が開催されるほどの知名度があります。

学校によっては部活動としても取り入れられています。

⑩軟式野球

軟式野球は主に中学生までがプレイする野球として扱われることが多いスポーツです。

柔らかく軽いゴム製ボールを使用するため、成長途中の子どもでも投げやすいメリットがあります。

バット、グローブなどの野球用品も軟式・硬式で異なります。

⑪マレットゴルフ

マレットゴルフは日本の福井県より発祥したスポーツです。

基本的なルールは通常ゴルフと同じですが、マレットゴルフ用のクラブを用いる点が異なります。

⑫グラウンド・ゴルフ

グラウンド・ゴルフも通常ゴルフから派生した日本で生まれたスポーツです。

専用のクラブを用いてホールポストにボールを入れる競技です。

通常ゴルフと異なり、専用ホールポスト狙うため穴を掘る必要がありません。

⑬パークゴルフ

パークゴルフとは、専用のクラブとボール、ティーで楽しむスポーツ。

通常ゴルフの縮小版というイメージに近い、北海道発祥の競技です。

⑭パンポン(板球)

パンポン(板球)とは軟式テニスと卓球を組み合わせたスポーツです。

テニスコートを模した小さなフィールドで、ゴムボールを木の板で打ち合います。

⑮タスポニー

タスポニーとは、テニスとバレーを組み合わせたイメージに近い競技です。

ラケットを用いず、手でスポンジボールを打ち合います。

⑯撓競技

撓競技(しないきょうぎ)とは、戦後の日本で行われていた剣道のことです。

終戦後、GHQによって管理されていた日本では武道である”剣道”を嗜むことが禁じられていました。

そこで考案されたのが、剣道から武道の要素を取り除いた撓競技です。

剣道の代替えとして嗜まれていた撓競技ですが、現在では剣道に統合されています。

⑰男子新体操

新体操は女性が行うスポーツとして普及していますが、日本では男性が行う男子新体操も存在します。

女子新体操と同様に音楽に合わせて体操競技の技術を競い合います。

国内では知名度が高まりつつあり大会も頻繁に開催されていますが、海外には普及が進んでいません。

⑱キックボクシング

キックボクシングが日本で生まれた格闘技の一つです。

その名の通り、キックとボクシング、手と足で行う打撃格闘技を用いて競い合います。

ダイエット効果もあるという意見から女性人気も高く、近年では女性専用のキックボクシングジムも登場しています。

⑲コンバットレスリング

コンバットレスリングは日本で生まれた格闘技スポーツの一つ。

殴る蹴るなど打撃技が禁止である代わりに、関節技や絞め技などで相手を押さえ込む競技です。

⑳シュートボクシング

シュートボクシングは上記で紹介したキックボクシングに投げ技・関節技などの使用を許可したスポーツです。

元キックボクシング選手であるシーザー武志によって編み出されました。

㉑修斗

あまり聞き慣れないかもしれませんが修斗も日本で生まれた総合格闘技です。

世界初のMMA(ミックスド マーシャルアーツ)を競技としたスポーツ格闘技であり、近年では子どもから女性まで習得しようとする方が増えています。

㉒スポーツチャンバラ

木刀や竹刀などを振り回して遊ぶイメージが強いチャンバラですが、スポーツチャンバラは護身道を取り入れた競技です。

発祥から50年以上経過している歴史あるスポーツです。

㉓スポーツ吹矢

お祭りの屋台などで催されることもある吹矢にも、スポーツ吹矢が存在します。

正式名称をスポーツウェルネス吹矢ともいい、腹式呼吸をベースとするため健康効果も期待されています。

㉔スポーツ鬼ごっこ

子どもの頃、友達たちと楽しんだ方も多い鬼ごっこスポーツ要素を取り入れたのが、スポーツ鬼ごっこです。

スポーツでありながら、遊び・ゲーム要素も取り入れることがコンセプトであるスポーツ鬼ごっこ。

大人から子供まで楽しめる競技として注目されています。

㉕雪合戦

冬の名物でもある雪合戦にもスポーツ競技が存在します。

北海道にある有珠郡壮瞥町の町おこしとして起案されたスポーツ雪合戦。

相手チーム全員に雪玉を当てる、陣地の旗を抜くなどで勝敗を競い合います。

㉖騎馬戦

学校の体育祭などでお馴染みの騎馬戦。

3人もしくは4人が下で騎馬となり、1人が騎手となって競い合います。

基本的には騎馬を崩す、鉢巻を取るなどで勝ち負けを決めますが、運営側によって詳細なルールは異なります。

㉗棒倒し

棒倒しも日本の体育祭でお馴染みなスポーツ競技です。

攻守分かれて、人が棒の周りに密集する様子はカオスの一言に尽きます。

特に防衛大学校で行われる棒倒しは名物となっており、毎年白熱した戦いを繰り広げています。

㉘ウエルネスダーツ

ウェルネスダーツはシニア世代でも楽しめるスポーツとして注目されているダーツ競技です。

適度に身体を動かすことでフレイル(虚弱)や認知症の予防が期待されています。

㉙日本式太極拳

本来、太極拳は中国拳法の一つです。

日本で普及している日本式太極拳は競技や格闘というよりも、健康法として浸透しています。

㉚弓道

弓道も日本において馴染み深いスポーツのひとつです。

インターハイ・全日本弓道選手権大会などの大会が催されており部活動としても盛んです。

鎌倉幕府の時代に登場した流鏑馬(やぶさめ)が形を変えて現代の弓道の基になったといわれています。

アーチェリーは西洋弓を用いて、的の中心からの距離を評価対象とするのに対し、弓道では和弓で的に当たったかどうか、射の美しさなどを評価します。

混同しやすいですが、弓道とアーチェリーは異なる競技です。

㉛合気道

日本において老若男女問わず人気がある武道として合気道が挙げられます。

合気道は心身の鍛錬を目的とした武道であり競技ではないため、対戦試合は催されません。

一方で技の精度を競い合う演武という形式における大会は存在します。日本では2,000以上の道場、世界140以上の地域で親しまれている日本の武術となります。

㉜銃剣道

剣道に似た競技として、銃剣道が挙げられます。

銃といっても拳銃を扱う訳ではなく、猟銃を模した「木銃」を用いた突き技で勝敗を競います。

剣道とほぼ同じ防具を着用し、相手の喉元か左胸を木銃で付くことで一本となります。

西洋の銃剣術に日本の武術が組み合わされて誕生しました。

㉝薙刀道

薙刀とは槍に似た形状の武器であり、歴史においても度々登場しています。

現在における薙刀は試合、演武で競い合う武道の他、音楽のリズムに合わせて舞を披露するリズム薙刀など様々な形式で親しまれています。

世界なぎなた選手権があるなどグローバルな武道でもあります。

㉞日本拳法

日本拳法は武器を用いない格闘技のひとつです。専用の防具とグローブを装備し拳、蹴り技、関節技などを駆使して競い合います。

一部禁止技はありますが、比較的自由度は高く相手から一本を取るために様々な戦術が考案・実践されています。

㉟少林寺拳法

少林寺拳法と聞くと中国武術なイメージが強いですが、実は日本発祥です。

護身術という意味合いが強く敵の攻撃を凌ぐことに長けています。

一方、名前が似ている武術に少林拳が挙げられます。こちらは中国発祥であり、相手を倒すことに重きを置いた実践的な武術です。

少林寺拳法に中国のイメージが付いているのは、この少林拳の影響もあると思われます。

㊱綱引き

綱引きは、チームで縄を引き合い、一定ラインを超えるまで相手を引き釣り込んだら勝利となる競技です。

学校の運動会行事で行ったことがある方も多いのではないでしょうか。

元々は豊作を祈願する儀式の一種でしたが、現在ではスポーツ種目として採用されています。

意外にも国際オリンピックにて番外種目として登場したこともあります。

日本のスポーツにおける特徴

日本においてスポーツにはプロが活躍する事業、趣味娯楽、健康目的など様々な側面を併せ持っています。

テレビや動画配信サイトの普及により国民のスポーツに対する関心も高く取り組みやすい環境も整っていることから日本は世界の中でもスポーツ大国といえます。

ここからは日本スポーツの特徴を掘り下げていきます

実は日本の国家スポーツ・国技は曖昧

日本の国技は?と聞かれてみなさんは何と答えられますか?

相撲や剣道、柔道などが挙げられると思いますが、実は日本の国技規定は曖昧です。

法令等で明確に規定された国技はありません。日本の場合は天皇杯が贈呈されたスポーツが国技として認識されやすい傾向にあるため複数の競技が国技として扱われています。

アメリカにおいても野球が似たような扱いとなっています

日本人初の金メダリスト獲得は「陸上・三段跳び」

日本人が初めて金メダルを獲得した競技は陸上・三段跳びです。第9回オリンピックにおいて、織田幹雄選手が獲得しました。

その後も日本はオリンピック陸上各競技において優秀な戦績を残しています。

女性金メダルはベルリンオリンピック200m平泳ぎにて前畑秀子選手が獲得されました

まとめ

日本はスポーツが盛んな国です。

国内には、ありとあらゆる競技が普及し今なお独自のアレンジが加わった新スポーツを生み出されています。

今回紹介した各種スポーツの大半は、検索すれば公式サイトが出てきます。

もし気になるスポーツがあれば試してみてください!
熱中するかもしれません。

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この記事を書いた人

hakuのアバター haku 監修者・執筆者

2020年からWeb制作を始めて、日々勉強中。現在は複数のメディア運営とホームページ制作・ローカルSEOに従事しています。Google 広告「検索広告」認定資格取得・SEO検定1級資格取得。趣味でスポーツを観戦しており、パーソナルジムは2年ほど通っています。テニスとサッカー、運動が好き。

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