【2023-24】RBライプツィヒのフォーメーション・スタメン・選手メンバーを詳しく解説！

RBライプツィヒは、ドイツのブンデスリーガに所属するチームです。

設立は2009年と最近ながらも、5部からスタートし今ではブンデスリーガ屈指の強豪チームへと成長しました。

そこで今回は、強さの秘訣を解剖すべくRBライプツィヒのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説していきます。

RBライプツィヒとは

概要	内容
クラブ名	ラーゼンバルシュポルト・ライプツィヒ
設立年	2009年
ホームタウン	ライプツィヒ
スタジアム	レッドブル・アレーナ
収容人数	41,939人
クラブの愛称	Die Bullen (ブルズ) Die Roten Bullen (レッドブルズ)
監督	マルコ・ローゼ
メインスポンサー	レッドブル（オーストラリアのエナジードリンク企業）
国内獲得タイトル	DFBポカール：2回 DFLスーパーカップ：1回
国際獲得タイトル	なし
平均年齢	25.1歳

RBライプツィヒは、2009年にレッドブルグループが5部のSSVマルクランシュテットというクラブを買収して誕生したチームです。

次々に昇格を繰り返し、2016年に1部の舞台へやってきます。

ライプツィヒは強くなるためなら補強費を惜しまず、近年ではバイエルン・ミュンヘンに次ぐ資金を投入してチームを強化してきました。

そういった資金力に恵まれた経緯があり、1部昇格した年からバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントと優勝を争うほどの強さを見せ、今ではチャンピオンズリーグ常連チームとなっています。

【2023-24】RBライプツィヒ 選手メンバー一覧

ポジション	背番号	選手名	国籍	生年月日	身長・体重	前所属	昨シーズン成績(所属チーム)	市場価値 (2023年8月時点)	備考
GK	1	ペテル・グラーチ	ハンガリー	1990年5月6日	191cm・86kg	レッドブル・ザルツブルク	6試合・0得点	5.00m€ (約8億円)	キャプテン
GK	21	ヤニス・ブラスヴィヒ	ドイツ	1991年5月2日	193cm・88kg	ヘラクレス	26試合・0得点	2.50m€ (約4億円)
GK	25	レオポルド・ツィンガーレ	ドイツ	1994年4月10日	185cm・78kg	パーダーボルン	4試合・0得点 (パーダーボルン)	400k€ (約6千万円)	新加入
GK	36	ティモ・シュリーク	ドイツ	2006年3月2日	195cm・82kg	–	0試合・0得点	200k€ (約3千万円)
CB	2	モハメド・シマカン	フランス	2000年5月3日	187cm・82kg	ストラスブール	24試合・1得点	25.00m€ (約40億円)
CB	23	カステロ・リュケバ	フランス	2002年12月17日	184cm・83kg	リヨン	34試合・2得点 (リヨン)	25.00m€ (約40億円)	新加入
CB	4	ヴィリ・オルバン	ハンガリー	1992年11月3日	186cm・87kg	カイザースラウテルン	33試合・4得点	10.00m€ (約16億円)
CB	5	エル・シャダイル・ビチアブ	フランス	2005年5月16日	196cm・85kg	パリ・サンジェルマン	13試合・0得点 (パリ・サンジェルマン)	7.00m€ (約11億円)	新加入
RSB	39	ベンヤミン・ヘンリヒス	ドイツ	1997年2月23日	183cm・79kg	モナコ	30試合・2得点	15.00m€ (約24億円)
RSB	16	ルーカス・クロスターマン	ドイツ	1996年6月3日	187cm・88kg	ボーフム	15試合・0得点	12.00m€ (約19億円)
LSB	22	ダビド・ラウム	ドイツ	1998年4月22日	180cm・75kg	ホッフェンハイム	28試合・0得点	14.00m€ (約22億円)
LSB	3	クリストファー・レンツ	ドイツ	1994年9月22日	181cm・81kg	フランクフルト	24試合・0得点 (フランクフルト)	2.50m€ (約4億円)	新加入
CM	24	ザベル・シュラガー	オーストリア	1997年9月28日	174cm・76kg	ヴォルフスブルク	22試合・1得点	22.00m€ (約35億円)
CM	13	ニコラス・サイバルト	オーストリア	2001年5月4日	179cm・70kg	ザルツブルク	31試合・3得点 (ザルツブルク)	20.00m€ (約32億円)	新加入
CM	8	アマドゥ・ハイダラ	マリ	1998年1月31日	175cm・72kg	レッドブル・ザルツブルク	31試合・2得点	17.00m€ (約27億円)
CM	26	イライシュ・モリバ	ギニア	2003年1月19日	185cm・73kg	バレンシア	24試合・0得点 (バレンシア)	4.00m€ (約6億円)	復帰
CM	44	ケビン・カンブル	スロベニア	1990年10月9日	178cm・66kg	レヴァークーゼン	30試合・2得点	3.50m€ (約6億円)
AM	7	ダニ・オルモ	スペイン	1998年5月7日	179cm・72kg	ディナモ・ザグレブ	23試合・2得点	40.00m€ (約63億円)
AM	20	シャビ・シモンズ	オランダ	2003年4月21日	168cm・57kg	PSV	34試合・19得点 (PSV)	40.00m€ (約63億円)	新加入
AM	14	クリストフ・バウムガルトナー	オーストリア	1999年8月1日	180cm・73kg	ホッフェンハイム	33試合・7得点 (ホッフェンハイム)	24.00m€ (約38億円)	新加入
AM	18	ファビオ・カルバーリョ	ポルトガル	2002年8月30日	170cm・63kg	リバプール	13試合・2得点 (リバプール)	16.00m€ (約25億円)	新加入
AM	10	エミル・フォシュベリ	スウェーデン	1991年10月23日	177cm・76kg	マルメ	30試合・6得点	7.00m€ (約11億円)
CF	17	ロイス・オペンダ	ベルギー	2000年2月16日	175cm・75kg	RCランス	38試合・21得点 (RCランス)	35.00m€ (約55億円)	新加入
CF	11	ティモ・ヴェルナー	ドイツ	1996年3月6日	180cm・75kg	チェルシー	27試合・9得点	25.00m€ (約40億円)
CF	30	ベンヤミン・シェシュコ	スロベニア	2003年5月31日	194cm・77kg	ザルツブルク	30試合・16得点 (ザルツブルク)	24.00m€ (約38億円)	新加入
CF	9	ユスフ・ポウルセン	デンマーク	1994年6月15日	192cm・84kg	リンビーBK	19試合・2得点	7.00m€ (約11億円)

キャプテンはゴールキーパーのペテル・グラーチが務めていますが、2015年からライプツィヒで守護神としてゴールマウスを守っています。

昨シーズンはヤニス・ブラスヴィヒにポジションを譲ることも多かったですが、グラーチは若手の多いチームをまとめるベテランとしても貴重な存在です。

今シーズンから新加入の選手情報

ポジション	選手名	移籍クラブ
GK	レオポルド・ツィンガーレ	パーダーボルン
DF	エル・シャダイル・ビチアブ	パリ・サンジェルマン
DF	カステロ・リュケバ	リヨン
DF	クリストファー・レンツ	フランクフルト
MF	ニコラス・サイバルト	ザルツブルク
MF	イライシュ・モリバ	バレンシア
MF	クリストフ・バウムガルトナー	ホッフェンハイム
MF	ファビオ・カルバーリョ	リバプール
MF	シャビ・シモンズ	PSV
FW	ファブリス・ハルトマン	スライゴ
FW	ロイス・オペンダ	RCランス
FW	ベンヤミン・シェシュコ	ザルツブルク

今シーズンはリヨンから、DFのカステロ・リュケバを獲得しました。

リュケバはリヨンで頭角を現した選手で、対人の強さに加えてインターセプトの技術も優れています。

相手の攻撃時にパスを遮断する能力はピカイチで、今後チームの柱として期待されています。

2人目はローン移籍ですが、パリ・サンジェルマンからシャビ・シモンズを獲得しています。

シモンズは幼少期にバルセロナの下部組織で過ごしており、幼いころから天才と呼ばれていました。

しばらく名を聞かなくなりましたが、昨シーズンPSVで得点王に輝いたことで、再度自身が天才プレーヤーであることを証明しました。

冬シーズンの加入選手情報

ポジション	選手名	移籍クラブ
MF	エリフ・エルマス	ナポリ

オフシーズンで退団した選手情報

ポジション	選手名	移籍クラブ
GK	エルヤン・ニーラン	セビージャ
DF	アブドゥ・ディアロ	アル・アラビ
DF	ヨシュコ・グバルディオル	マンチェスター・シティ
DF	サヌシ・バ	LASKリンツ
DF	マルセル・ハルステンベルク	ハノーファー
MF	コンラート・ライナー	バイエルン・ミュンヘン
MF	ドミニク・ショボスライ	リバプール
MF	ケイデン・クラーク	ヴェンシュセル
FW	クリストファー・エンクンク	チェルシー
FW	アンドレ・シウバ	ソシエダ

オフシーズンには、DFの要であるヨシュコ・グバルディオルがマンチェスター・シティへ移籍しました。

グバルディオルは超有望株であるため、約140億円という移籍金が発生しました。

さらに、ドミニク・ショボスライが約110億円でリバプールへ、クリストファー・エンクンクが約93億円でチェルシーへ移籍しています。

たった3名の選手で約340億円も稼ぐことに成功しましたが、それぞれDF・MF・FWの要である選手が抜けたため、代わりに補強した選手がうまく穴埋めできるのかやや不安が残ります。

冬シーズンの放出選手情報

ポジション	選手名	移籍クラブ
MF	イライシュ・モリバ	ヘタフェ
MF	ファビオ・カルバーリョ	ハル
MF	エミル・フォシュベリ	NYレッドブルズ
FW	ティモ・ヴェルナー	トッテナム

RBライプツィヒの基本戦術 フォーメーションについて

RBライプツィヒのフォーメーションは、4-2-3-1もしくは4-2-2-2で構成されています。

前監督は3バックを採用していましたが、ローゼ監督は4-2-2-2という特殊なフォーメーションでプレッシングをかけるサッカーを好み、中央に人数をかけて攻め込んでいきます。

昨シーズンもエンクンクやショボスライなどドリブル突破に魅力のある選手がサイドに張って攻撃を仕掛ける場面もありましたが、幅より中央を厚くして1点突破型攻撃が機能している部分が印象的でした。

今シーズンも中央ラインを厚くして攻めを構築すると予想されています。

RBライプツィヒ 2023-24のキープレーヤー

2023-24シーズンのRBライプツィヒのキープレイヤーを2名ご紹介します。

ダニ・オルモ｜スペイン代表

ダニ・オルモは右利きの選手で、ポジションはアタッキングミッドフィルダーです。

今夏の移籍市場で人気銘柄の一人でしたが、オルモは2027年までクラブと契約延長で合意しました。

非常にボールを扱うスキルが優れており、長短のパス精度、ダイレクトパスの正確さ、トラップの精度、すべてがハイレベルにあります。

25歳ながら、落ち着いたプレーはベテランの風格が既に漂っています。

ティモ・ヴェルナー｜ドイツ代表

ティモ・ヴェルナーは右利きの選手で、ポジションはセンターフォワードです。

特徴はなんと言ってもスピードで、今までのドイツ代表にはいない待望のスピード型ストライカーが誕生しました。

スピードに突出している分フィジカルと決定力にはやや難があり、プレミアリーグにはフィットしきれませんでした。

しかし、すでにブンデスリーガではスピードを最大限活かして活躍できることを証明していますので、古巣での活躍に期待です。

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まとめ

いかがでしたか。

今回は、RBライプツィヒのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説してきました。

バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントに比べると知名度はやや劣りますが、チェルシーやパリ・サンジェルマンのように潤沢な資金力で選手を獲得し、短期間で強豪クラブへと成長したチームということが分かりました。

今後もブンデスリーガでの初優勝へ向けてオーナーは資金を惜しまないはずですので、今後の動きにも注目ですね。