インテルミラノは、イタリアのセリエAに所属するチームです。
イタリアの名門として知られており、かつては元日本代表の長友佑都も所属していました。
ACミランと同じくしばらくは暗黒期でしたが、2020/21シーズンにリーグ優勝を果たし、イタリアの名門として完全復活を遂げています。
そこで今回は、強さの秘訣を解剖すべくインテルミラノのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説していきます。
それでは見ていきましょう!
インテルミラノとは
概要 | 内容 |
---|---|
クラブ名 | FCインテルナツィオナーレ・ミラノ |
設立年 | 1908年 |
ホームタウン | ミラノ |
スタジアム | スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ |
収容人数 | 80,018人 |
クラブの愛称 | ネラッズーロ(黒と青) |
監督 | シモーネ・インザーギ |
メインスポンサー | DigitalBits(ブロックチェーン企業) Nike(スポーツメーカー・ユニフォーム提供) |
国内獲得タイトル | セリエA:19回 コッパ・イタリア:8回 スーペルコッパ・イタリアーナ:7回 |
国際獲得タイトル | FIFAクラブワールドカップ:1回 UEFAチャンピオンズリーグ:3回 インターナショナル・チャンピオンズ・カップ:1回 |
平均年齢 | 28.2歳 |
インテルミラノは、イタリア・ミラノを本拠地とする世界屈指の強豪サッカークラブです。
ACミランとはホームタウンが同じライバルとして知られており、ミラノダービーとして毎年白熱しています。
インテルのチームカラーは黒と青で、黒青にちなんでファンからはネラッズーロと呼ばれています。
創設以来、1度もセリエBに転落のない唯一のチームとしても知られています。
2006年に審判買収などのカルチョスキャンダルで1位、2位チームにペナルティーが科せられ、セリエAの優勝がインテルに転がり込みました。
以降2005/06シーズンからはリーグ5連覇を果たし、2010年にはクラブチーム世界1位にも輝いています。
当時は会長が私財を投じて赤字を穴埋めすることで、クラブ経営が成り立っていましたが、UEFAが導入したファイナンシャルフェアプレーによりオーナーによる赤字補填は禁じられました。
以降財政難に陥ったインテルは競争力を保つことが難しくなり、次第にタイトルやチャンピオンズリーグから遠ざかっていきます。
その低迷期に獲得した選手が日本代表の長友佑都です。
ある意味絶頂期ではなかったためにスタメンを奪取できたのかもしれませんが、チームの台所が厳しいときに長友はチームを支えました。
その後インテルは名将アントニオ・コンテ監督が就任し、見事チームを11年ぶりのセリエA優勝へ導きます。
現在はシモーネ・インザーギが指揮を執り、シーズン2年目を迎えています。
ちなみにシモーネ・インザーギ氏の兄は、元ACミランの英雄フィリッポ・インザーギ氏で、兄弟そろって監督として活動しています。
インテルの優勝により、ユベントスの1強時代に終止符を打ちました!
【2023-24】インテルミラノ 選手メンバー一覧
ポジション | 背番号 | 選手名 | 国籍 | 生年月日 | 身長・体重 | 前所属 | 昨シーズン成績 (所属チーム) | 市場価値 (2023年8月時点) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 1 | ヤン・ゾマー | スイス | 1988年12月17日 | 183cm・79kg | バイエルン | 19試合・0得点 (バイエルン) | 5.00m€ (約8億円) | 新加入 |
GK | 77 | エミル・アウデーロ | イタリア | 1997年1月18日 | 192cm・83kg | サンプドリア | 25試合・0得点 (サンプドリア) | 6.00m€ (約10億円) | 新加入 |
GK | 12 | ラッファエレ・ディ・ジェンナーロ | イタリア | 1993年10月3日 | 188cm・80kg | グッビオ | 30試合・0得点 (グッビオ) | 350k€ (約6千万円) | 新加入 |
CB | 95 | アレッサンドロ・バストーニ | イタリア | 1999年4月13日 | 190cm・81kg | アタランタBC | 29試合・0得点 | 60.00m€ (約95億円) | |
CB | 6 | ステファン・デフライ | オランダ | 1992年2月5日 | 189cm・78kg | SSラツィオ | 27試合・1得点 | 8.00m€ (約13億円) | |
CB | 31 | ヤン・アウレル・ビセック | ドイツ | 2000年11月29日 | 196cm・87kg | オーフス | 32試合・4得点 (オーフス) | 5.00m€ (約8億円) | 新加入 |
CB | 15 | フランチェスコ・アチェルビ | イタリア | 1988年2月10日 | 192cm・90kg | SSラツィオ | 31試合・0得点 | 4.00m€ (約6億円) | |
RSB | 28 | バンジャマン・パバール | フランス | 1996年3月28日 | 186cm・81kg | バイエルン | 30試合・4得点 (バイエルン) | 40.00m€ (約63億円) | 新加入 |
RSB | 36 | マッテオ・ダルミアン | イタリア | 1989年12月2日 | 182cm・70kg | パルマ・カルチョ1913 | 31試合・1得点 | 4.00m€ (約6億円) | |
LSB | 32 | フェデリコ・ディマルコ | イタリア | 1997年11月10日 | 182cm・78kg | シオン | 33試合・4得点 | 35.00m€ (約55億円) | |
CM | 23 | ニコロ・バレッラ | イタリア | 1997年2月7日 | 172cm・68kg | カリアリ・カルチョ | 35試合・6得点 | 75.00m€ (約119億円) | |
CM | 20 | ハカン・チャルハノール | トルコ | 1994年2月8日 | 178cm・69kg | ACミラン | 33試合・3得点 | 40.00m€ (約63億円) | |
CM | 16 | ダビデ・フラッテージ | イタリア | 1999年9月12日 | 186cm・74kg | サッスオーロ | 36試合・7得点 (サッスオーロ) | 25.00m€ (約40億円) | 新加入 |
CM | 14 | クリスティアン・アスラーニ | アルバニア | 2002年3月9日 | 175cm・64kg | エンポリ | 20試合・0得点 | 12.00m€ (約19億円) | |
CM | 5 | ステファーノ・センシ | イタリア | 1995年8月5日 | 168cm・62kg | モンツァ | 28試合・3得点 (モンツァ) | 8.00m€ (約13億円) | 復帰 |
CM | – | ルシアン・アグメ | フランス | 2002年2月9日 | 185cm・72kg | トロワ | 15試合・0得点 (トロワ) | 7.00m€ (約11億円) | 復帰 |
CM | 22 | ヘンリク・ムヒタリアン | アルメニア | 1989年1月21日 | 177cm・75kg | ASローマ | 31試合・3得点 | 6.00m€ (約10億円) | |
RM | 2 | デンゼル・ダンフリース | オランダ | 1996年4月18日 | 188cm・80kg | PSVアイントホーフェン | 34試合・1得点 | 28.00m€ (約44億円) | |
RM | 7 | ファン・クアドラード | コロンビア | 1988年5月26日 | 179cm・72kg | ユベントス | 31試合・1得点 (ユベントス) | 4.00m€ (約6億円) | 新加入 |
LM | 30 | カルロス・アウグスト | ブラジル | 1999年1月7日 | 184cm・76kg | モンツァ | 35試合・6得点 (モンツァ) | 15.00m€ (約24億円) | 新加入 |
CF | 10 | ラウタロ・マルティネス | アルゼンチン | 1997年8月22日 | 174cm・72kg | ラシン・クルブ | 38試合・21得点 | 85.00m€ (約135億円) | キャプテン |
CF | 9 | マルクス・テュラム | フランス | 1997年8月6日 | 192cm・88kg | ボルシアMG | 30試合・13得点 (ボルシアMG) | 5.00m€ (約8億円) | 新加入 |
CF | 8 | マルコ・アルナウトビッチ | オーストリア | 1989年4月19日 | 192cm・83kg | ボローニャ | 21試合・10得点 (ボローニャ) | 5.00m€ (約8億円) | 新加入 |
CF | 70 | アレクシス・サンチェス | チリ | 1988年12月19日 | 168cm・62kg | マルセイユ | 35試合・14得点 (マルセイユ) | 4.00m€ (約6億円) | 新加入 |
【2022-23】インテルミラノ 選手メンバー一覧
ポジション | 背番号 | 選手名 | 国籍 | 生年月日 | 身長・体重 | 前所属 | 昨シーズン成績(所属チーム) | 市場価値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 24 | アンドレ・オナナ | カメルーン | 1996年4月2日 | 190cm・93kg | アヤックス・アムステルダム | 6試合・0得点 (アヤックス) | 20.00m€ (約30億) | 新加入 |
GK | 1 | サミール・ハンダノビッチ | スロベニア | 1984年7月14日 | 193cm・89kg | ウディネーゼ・カルチョ | 37試合・0得点 | 1.00m€ (約1.5億) | キャプテン |
GK | 21 | アレックス・コルダズ | イタリア | 1983年1月1日 | 188cm・83kg | FCクロトーネ | 0試合・0得点 | 300k€ (約0.4億) | |
DF | 37 | ミラン・シュクリニアル | スロバキア | 1995年2月11日 | 187cm・80kg | UCサンプドリア | 35試合・3得点 | 60.00m€ (約91億) | |
DF | 95 | アレッサンドロ・バストーニ | イタリア | 1999年4月13日 | 190cm・81kg | アタランタBC | 31試合・1得点 | 55.00m€ (約83億) | |
DF | 6 | ステファン・デフライ | オランダ | 1992年2月5日 | 189cm・78kg | SSラツィオ | 30試合・0得点 | 10.00m€ (約15億) | |
DF | 15 | フランチェスコ・アチェルビ | イタリア | 1988年2月10日 | 192cm・90kg | SSラツィオ | 30試合・4得点 (ラツィオ) | 20.00m€ (約30億) | 新加入 |
DF | 33 | ダニーロ・ダンブロージオ | イタリア | 1988年9月9日 | 180cm・75kg | トリノFC | 20試合・1得点 | 4.00m€ (約6億) | |
DF | 47 | アレッサンドロ・フォンタナローザ | イタリア | 2003年2月7日 | 182cm・-kg | インテルU-19 | 0試合・0得点 | 300k€ (約0.4億) | |
DF | 12 | ラウル・ベッラノーバ | イタリア | 2000年5月17日 | 188cm・78kg | カリアリ・カルチョ | 31試合・1得点 (カリアリB) | 5.00m€ (約8億) | 新加入 |
DF | 36 | マッテオ・ダルミアン | イタリア | 1989年12月2日 | 182cm・70kg | パルマ・カルチョ1913 | 25試合・2得点 | 4.00m€ (約6億) | |
DF | 46 | マッティア・ザノッティ | イタリア | 2003年1月11日 | 177cm・65kg | インテルユース | 1試合・0得点 | 350k€ (約0.5億) | |
DF | 32 | フェデリコ・ディマルコ | イタリア | 1997年11月10日 | 182cm・78kg | シオン | 32試合・2得点 | 25.00m€ (約38億) | |
DF | 29 | ダウベルト | ブラジル | 1993年9月8日 | 181cm・70kg | ニース | 28試合・0得点 (カリアリB) | 2.00m€ (約3億) | 復帰 |
MF | 23 | ニコロ・バレッラ | イタリア | 1997年2月7日 | 172cm・68kg | カリアリ・カルチョ | 36試合・3得点 | 70.00m€ (約106億) | |
MF | 77 | マルセロ・ブロゾビッチ | クロアチア | 1992年11月16日 | 181cm・68kg | NKディナモ・ザグレブ | 35試合・2得点 | 28.00m€ (約42億) | |
MF | 20 | ハカン・チャルハノール | トルコ | 1994年2月8日 | 178cm・69kg | ACミラン | 34試合・7得点 | 35.00m€ (約53億) | |
MF | 14 | クリスティアン・アスラーニ | アルバニア | 2002年3月9日 | 175cm・64kg | エンポリFC | 23試合・1得点 (エンポリ) | 12.00m€ (約18億) | 新加入 |
MF | 5 | ロベルト・ガリアルディーニ | イタリア | 1994年4月7日 | 188cm・77kg | アタランタBC | 18試合・2得点 | 6.50m€ (約10億) | |
MF | 2 | デンゼル・ダンフリース | オランダ | 1996年4月18日 | 188cm・80kg | PSVアイントホーフェン | 33試合・5得点 | 28.00m€ (約42億) | |
MF | 8 | ロビン・ゴゼンス | ドイツ | 1994年7月5日 | 183cm・76kg | アタランタBC | 7試合・0得点 | 18.00m€ (約27億) | |
MF | 22 | ヘンリク・ムヒタリアン | アルメニア | 1989年1月21日 | 177cm・75kg | ASローマ | 31試合・5得点 (ローマ) | 6.00m€ (約9億) | 新加入 |
MF | 45 | バレンティン・カルボーニ | アルゼンチン | 2005年3月5日 | 178cm・-kg | インテルユース | 0試合・0得点 | 4.00m€ (約6億) | |
FW | 11 | ホアキン・コレア | アルゼンチン | 1994年8月13日 | 188cm・75kg | SSラツィオ | 26試合・6得点 | 14.00m€ (約21億) | |
FW | 10 | ラウタロ・マルティネス | アルゼンチン | 1997年8月22日 | 174cm・72kg | ラシン・クルブ | 35試合・21得点 | 80.00m€ (約121億) | |
FW | 90 | ロメル・ルカク | ベルギー | 1993年5月13日 | 190cm・90kg | チェルシーFC | 26試合・8得点 (チェルシー) | 40.00m€ (約60億) | 新加入 |
FW | 9 | エディン・ジェコ | ボスニア・ヘルツェゴビナ | 1986年3月17日 | 193cm・80kg | ASローマ | 36試合・13得点 | 4.00m€ (約6億) |
昨シーズンのインテルはリーグ優勝ボーナスなどにより以前より収入が入ってきましたが、それでも財政難でチャンピオンズリーグ出場権の獲得は必須と言われています。
昨シーズンはUEFAチャンピオンズリーグで準優勝したこともありボーナスが入りましたが、これからもまだまだ好成績を継続する必要があります。
主力DFのバストーニやチャルハノールが無事契約延長して戦力を維持していますので、今シーズンの活躍にも期待です。
昨シーズンはナポリが1位独走しましたが、今シーズンのインテルには可能性を感じます!
今シーズンから新加入の選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍クラブ |
---|---|---|
GK | ラッファエレ・ディ・ジェンナーロ | グッビオ |
GK | ヤン・ゾマー | バイエルン |
GK | エミル・アウデーロ | サンプドリア |
DF | ヤン・アウレル・ビセック | オーフス |
DF | バンジャマン・パバール | バイエルン |
MF | ダビデ・フラッテージ | サッスオーロ |
MF | ステファーノ・センシ | モンツァ |
MF | ルシアン・アグメ | トロワ |
MF | ファン・クアドラード | ユベントス |
MF | カルロス・アウグスト | モンツァ |
MF | ダフィ・クラーセン | アヤックス |
FW | マルクス・テュラム | ボルシアMG |
FW | マルコ・アルナウトビッチ | ボローニャ |
FW | マルコ・アルナウトビッチ | ボローニャ |
オフシーズンに守護神のオナナが移籍したことにより、代わりとしてバイエルンからヤン・ゾマーを獲得しました。
今夏の目玉の一人はダビデ・フラッテージで、買取義務付きローン移籍で獲得しました。
フラッテージはユベントスやミランといった国内チーム、ブライトンやアーセナルなどのイングランド勢と各方面から注目されていましたが、インテルが獲得を決めています。
フラッテージは稼働率が高く、バレッラやブロゾビッチの負担を減らしてくれることにも期待されています。
その他にもファン・クアドラードやマルコ・アルナウトビッチなど、ベテランの即戦力も補強しています。
イタリア勢の中でも、積極的に選手を獲得していますね。
冬シーズンの加入選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍クラブ |
---|---|---|
MF | タジョン・ブキャナン | クラブ・ブルージュ |
オフシーズンで退団した選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍クラブ |
---|---|---|
GK | サミール・ハンダノビッチ | 未定 |
GK | アレックス・コルダズ | 未定 |
GK | アンドレ・オナナ | マンチェスター・ユナイテッド |
DF | ミラン・シュクリニアル | パリ・サンジェルマン |
DF | ダニーロ・ダンブロージオ | モンツァ |
DF | ラウル・ベッラノーバ | トリノ |
DF | マッティア・ザノッティ | ザンクト・ガレン |
DF | ダウベルト | 未定 |
MF | マルセロ・ブロゾビッチ | アル・ナスル |
MF | ロベルト・ガリアルディーニ | モンツァ |
MF | バレンティン・カルボーニ | モンツァ |
MF | ロビン・ゴゼンス | ウニオン・ベルリン |
FW | ロメル・ルカク | チェルシー |
FW | エディン・ジェコ | フェネルバフチェ |
FW | ホアキン・コレア | マルセイユ |
昨シーズンUEFAチャンピオンズリーグ準優勝の立役者である、守護神のアンドレ・オナナですが、マンチェスター・ユナイテッドへ移籍しました。
圧倒的な身体能力から見せるシュートストップは魅力的でしたが、1シーズンでチームを去りました。
その他ミラン・シュクリニアルやマルセロ・ブロゾビッチなど、主力も次々に放出しています。
FW陣の移籍は心配で、前線のポストプレーができるエディン・ジェコがフェネルバフチェへ移籍しました。
さらにロメロ・ルカクですが、一旦保有元のチェルシーへ戻っています。
インテルは公式戦通算37試合の出場で14ゴール7アシストをマークしたルカクに対して契約延長を打診しましたが、ルカク側はユベントスからのアプローチを受けたことからインテルとの連絡を一切絶ってしまいます。
この態度に激怒したインテルは獲得交渉から撤退したそうで、ルカクとインテルとの関係は終わりを迎えそうです。
ルカクはセリエでは活躍していただけに、残念ですね。
冬シーズンの放出選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍クラブ |
---|---|---|
MF | ルシアン・アグメ | セビージャ |
インテルミラノの基本戦術 フォーメーションについて
インテルミラノのフォーメーションは、3-5-2で構成されています。
前任のコンテからインザーギ監督に代わってからも3-5-2を継承しつつ、さらに攻撃でアグレッシブかつ守備強度の強いチームへと進化させました。
安定した後方からのビルドアップで敵陣内に侵入すると、ラウタロ・マルティネスやバレッラがスペースへ入り込み決定的なチャンスを作り出しています。
インザーギのサッカーは非常に攻撃的で、パストーニやダルミアンといったサイドのセンターバックがウイングを追い越すことで、数的優位を作り出すことも可能です。
唯一の懸念は昨シーズン前線にジェコやルカクといったボールを収められるプレーヤーが抜けたため、オプションの一つを失ったインテルがどのように戦うのか注目です。
戦力的には優勝に一番近いため、インザーギの手腕には期待ですね。
インテルミラノ 2023-24のキープレーヤー
2023-24シーズンのインテルミラノのキープレイヤーを2名ご紹介します。
ラウタロ・マルティネス|アルゼンチン代表
生年月日:1997年8月22日
身長/体重:174cm・72kg
ポジション:CF
利き足:右
国籍:アルゼンチン
クラブ歴:ラシンクラブ→インテルミラノ
22/23シーズン成績:38試合・21得点・6アシスト
推定市場価格:85.00m€(約135億円)
ラウタロ・マルティネスは、右利きで、ポジションはセンターフォワードです。
背番号10番を背負い、インテルの未来として期待されています。
今シーズンはバレッラという素晴らしいパサーがいるため、裏に抜けからのゴールが期待できます。
マルティネスはフォワードとして特筆したスピードやフィジカルはありませんが、メッシのような細かなドリブルタッチからの突破を得意としています。
174cmと背丈はないものの裏に抜ける巧みさも持ち合わせており、今シーズンもナポリのオシムヘンとどちらが得点王に輝くのか注目です。
ラウタロ・マルティネスは、インテルのエースストライカーとして君臨しています。
ニコロ・バレッラ|イタリア代表
生年月日:1997年2月7日
身長/体重:172cm・68kg
ポジション:CM
利き足:右
国籍:イタリア
クラブ歴:カリアリ→インテルミラノ
22/23シーズン成績:35試合・6得点・6アシスト
推定市場価格:75.00m€(約119億円)
ニコロ・バレッラは、右利きで、ポジションはセントラルミッドフィルダーです。
攻守に渡りハードワークができる豊富な運動量で、チームに欠かせない存在となっています。
攻撃面では積極的に裏へ飛び出し、守備ではしつこくボール保持者に詰め寄り、泥臭くボールを奪い取ります。
実際にバレッラの守備力はデータでも証明されており、過去にはリーグで最もデュエル勝率が高かった選手に輝いています。
カリアリ時代には史上最年少でキャプテンマークを巻き、今では「イタリアの未来」とまで呼ばれています。
攻守どちらも優れていますが、特にボール奪取の守備力に定評のある選手です!
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まとめ
いかがでしたか。
今回は、インテルミラノのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説してきました。
昨シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ準優勝と欧州の舞台で結果を残しましたが、リーグはナポリにぶっちぎりで勝ち点の差を付けられてしまいました。
今シーズンは戦力の厚さを活かしてリーグとチャンピオンズリーグどちらとも結果を残してほしいですね。
ご覧いただきありがとうございました!