アストン・ビラFC(アストン・ヴィラFC)は、イングランドのプレミアリーグに所属するチームです。
昨シーズンは降格圏まで調子を落としていましたが、監督がウナイ・エメリに代わってから連勝を続け、見事トップ10以内に順位を上げています。
そこで今回は、強さの秘訣を解剖すべくアストン・ビラFCのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説していきます。
それでは見ていきましょう!
アストン・ビラFCとは
概要 | 内容 |
---|---|
クラブ名 | アストン・ビラ・フットボール・クラブ |
設立年 | 1874年 |
ホームタウン | バーミンガム |
スタジアム | ビラ・パーク |
収容人数 | 42,095人 |
クラブの愛称 | ヴィラ(Villa) |
監督 | ウナイ・エメリ |
メインスポンサー | CAZOO(イギリスのオンライン中古車販売) Castore(ユニフォーム提供・イギリスのスポーツメーカー) |
国内獲得タイトル | フットボールリーグ : 7回 FAカップ : 7回 フットボールリーグカップ : 5回 コミュニティーシールド : 1回 |
国際獲得タイトル | UEFAチャンピオンズカップ : 1回 UEFAスーパーカップ : 1回 UEFAインタートトカップ : 2回 |
平均年齢 | 26.7歳 |
アストン・ビラFCは、イギリス・バーミンガムを本拠地とする世界屈指の強豪サッカークラブです。
1888年にはプレミアリーグの前身となる、世界最古のサッカーリーグであるフットボールリーグに参加した12チームのうちの一つとしても知られています。
ファンからはチーム名の一部を切り取り、ヴィラと呼ばれています。
2015/16シーズンにはプレミアリーグでチーム初の降格を経験しますが、3シーズンで1部に戻ってきています。
昨シーズンはリバプールの英雄スティーブン・ジェラード氏が監督を務めていましたが、開幕から2勝3分6敗で降格圏目前の17位に沈んでいたこともあり、ジェラード氏は解任されウナイ・エメリ氏が後任として監督へ就任しました。
エメリ氏が監督となってからは破竹の7連勝するなど快進撃を続け、最終的には7位でヨーロッパカンファレンスリーグの出場権を獲得しました。
プレミアリーグの中でも非常に歴史のあるチームということが分かります。
【2023-24】アストン・ビラFC 選手メンバー一覧
ポジション | 背番号 | 選手名 | 国籍 | 生年月日 | 身長・体重 | 前所属 | 昨シーズン成績 (所属チーム) | 市場価値 (2023年8月時点) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 1 | エミリアーノ・マルティネス | アルゼンチン | 1992年9月2日 | 195cm・88kg | アーセナル | 36試合・0得点 | 28.00m€ (約44億円) | |
GK | 25 | ロビン・オルセン | スウェーデン | 1990年1月8日 | 198cm・89kg | シェフィールド・ユナイテッド | 4試合・0得点 | 1.50m€ (約2億円) | |
CB | 14 | パウ・トーレス | スペイン | 1997年1月16日 | 191cm・80kg | ビジャレアル | 34試合・1得点 (ビジャレアル) | 45.00m€ (約71億円) | 新加入 |
CB | 4 | エズリ・コンサ | イングランド | 1997年10月23日 | 183cm・77kg | ブレントフォード | 38試合・0得点 | 25.00m€ (約40億円) | |
CB | 5 | タイロン・ミングス | イングランド | 1993年3月13日 | 196cm・77kg | ボーンマス | 35試合・1得点 | 22.00m€ (約35億円) | |
CB | 3 | ジエゴ・カルロス | ブラジル | 1993年3月15日 | 185cm・79kg | セビージャ | 3試合・0得点 | 20.00m€ (約32億円) | |
CB | 16 | カラム・チェンバース | イングランド | 1995年1月20日 | 182cm・66kg | アーセナル | 14試合・0得点 | 8.00m€ (約13億円) | |
CB | 17 | クレマン・ラングレ | フランス | 1995年6月17日 | 186cm・81kg | トッテナム | 26試合・0得点 (トッテナム) | 10.00m€ (約16億円) | |
CB | 30 | コートニー・ハウス | イングランド | 1995年7月16日 | 191cm・77kg | ワトフォード | 3試合・0得点 (ワトフォード) | 2.20m€ (約3億円) | 復帰 |
RSB | 2 | マティ・キャッシュ | ポーランド | 1997年8月7日 | 185cm・79kg | ノッティンガム・フォレスト | 26試合・0得点 | 25.00m€ (約40億円) | |
LSB | 15 | アレックス・モレーノ | スペイン | 1993年6月8日 | 176cm・68kg | ベティス | 19試合・0得点 | 15.00m€ (約24億円) | |
LSB | 12 | リュカ・ディーニュ | フランス | 1993年7月20日 | 178cm・74kg | エバートン | 28試合・1得点 | 15.00m€ (約24億円) | |
CM | 41 | ジェイコブ・ラムジー | イングランド | 2001年5月28日 | 180cm・74kg | ドンカスター | 35試合・6得点 | 42.00m€ (約66億円) | |
CM | 6 | ドウグラス・ルイス | ブラジル | 1998年5月9日 | 175cm・66kg | ジローナ | 37試合・6得点 | 40.00m€ (約63億円) | |
CM | 44 | ブバカール・カマラ | フランス | 1999年11月23日 | 184cm・68kg | マルセイユ | 24試合・0得点 | 30.00m€ (約48億円) | |
CM | 7 | ジョン・マッギン | スコットランド | 1994年10月18日 | 178cm・68kg | ハイバーニアン | 34試合・1得点 | 27.00m€ (約43億円) | キャプテン |
CM | 8 | ユーリ・ティーレマンス | ベルギー | 1997年5月7日 | 176cm・72kg | レスター | 31試合・3得点 (レスター) | 25.00m€ (約40億円) | 新加入 |
CM | 32 | レアンデル・デンドンカー | ベルギー | 1995年4月15日 | 188cm・76kg | ウォルバーハンプトン | 20試合・0得点 | 5.00m€ (約8億円) | |
CM | 47 | ティム・イロエグブナム | イングランド | 2003年6月30日 | 175cm・56kg | QPR | 3試合・0得点 | 28.00m€ (約44億円) | |
AM | 22 | ニコロ・ザニオーロ | イタリア | 1999年7月2日 | 190cm・79kg | ガラタサライ | 10試合・5得点 (ガラタサライ) | 27.00m€ (約43億円) | 新加入 |
RW | 19 | ムサ・ディアビ | フランス | 1999年7月7日 | 170cm・68kg | レバークーゼン | 33試合・9得点 (レバークーゼン) | 50.00m€ (約79億円) | 新加入 |
RW | 10 | エミリアーノ・ブエンディア | アルゼンチン | 1996年12月25日 | 172cm・72kg | ノリッジ・シティ | 38試合・5得点 | 28.00m€ (約44億円) | |
RW | 9 | ベルトラン・トラオレ | ブルキナファソ | 1995年9月6日 | 181cm・73kg | イスタンブール・バシャクシェヒル | 8試合・2得点 | 12.00m€ (約19億円) | |
LW | 31 | レオン・ベイリー | ジャマイカ | 1997年8月9日 | 178cm・77kg | レヴァークーゼン | 33試合・4得点 | 28.00m€ (約44億円) | |
CF | 11 | オリー・ワトキンス | イングランド | 1995年12月30日 | 180cm・70kg | ブレントフォード | 37試合・15得点 | 40.00m€ (約63億円) | |
CF | 24 | ジョン・デュラン | コロンビア | 2003年12月13日 | 185cm・73kg | シカゴ・ファイアー | 12試合・0得点 | 12.00m€ (約19億円) |
【2022-23】アストン・ビラFC 選手メンバー一覧
ポジション | 背番号 | 選手名 | 国籍 | 生年月日 | 身長・体重 | 前所属 | 昨シーズン成績(所属チーム) | 市場価値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 1 | エミリアーノ・マルティネス | アルゼンチン | 1992年9月2日 | 195cm・88kg | アーセナル | 36試合・0得点 | 28.00m€ (約42億円) | |
GK | 25 | ロビン・オルセン | スウェーデン | 1990年1月8日 | 198cm・89kg | シェフィールド・ユナイテッド | 1試合・0得点 | 2.00m€ (約3億円) | |
GK | 12 | ジェド・スティア | イングランド | 1992年9月23日 | 182cm・80kg | アストン・ビラ | 1試合・0得点 | 600k€ (約9千万円) | |
DF | 3 | ジエゴ・カルロス | ブラジル | 1993年3月15日 | 185cm・79kg | セビージャ | 34試合・3得点 (セビージャ) | 30.00m€ (約44億円) | 新加入 |
DF | 5 | タイロン・ミングス | イングランド | 1993年3月13日 | 196cm・77kg | ボーンマス | 36試合・1得点 | 25.00m€ (約37億円) | |
DF | 4 | エズリ・コンサ | イングランド | 1997年10月23日 | 183cm・77kg | ブレントフォード | 29試合・2得点 | 22.00m€ (約33億円) | |
DF | 16 | カラム・チェンバース | イングランド | 1995年1月20日 | 182cm・66kg | アーセナル | 11試合・1得点 | 8.00m€ (約12億円) | |
DF | 2 | マティ・キャッシュ | ポーランド | 1997年8月7日 | 185cm・79kg | ノッティンガム・フォレスト | 38試合・4得点 | 22.00m€ (約33億円) | |
DF | 18 | アシェリー・ヤング | イングランド | 1985年7月9日 | 175cm・65kg | インテルミラノ | 26試合・1得点 | 1.00m€ (約1.5億円) | |
DF | 27 | リュカ・ディーニュ | フランス | 1993年7月20日 | 178cm・74kg | エバートン | 16試合・0得点 | 17.00m€ (約25億円) | |
DF | 15 | アレックス・モレーノ | スペイン | 1993年6月8日 | 176cm・68kg | ベティス | 30試合・5得点 (ベティス) | 20.00m€ (約30億円) | 新加入 |
MF | 6 | ドウグラス・ルイス | ブラジル | 1998年5月9日 | 175cm・66kg | ジローナ | 34試合・2得点 | 35.00m€ (約52億円) | |
MF | 7 | ジョン・マッギン | スコットランド | 1994年10月18日 | 178cm・68kg | ハイバーニアン | 35試合・3得点 | 27.00m€ (約40億円) | キャプテン |
MF | 41 | ジェイコブ・ラムジー | イングランド | 2001年5月28日 | 180cm・74kg | ドンカスター | 34試合・6得点 | 32.00m€ (約47億円) | |
MF | 44 | ブバカール・カマラ | フランス | 1999年11月23日 | 184cm・68kg | マルセイユ | 34試合・1得点 (マルセイユ) | 25.00m€ (約37億円) | 新加入 |
MF | 32 | レアンデル・デンドンカー | ベルギー | 1995年4月15日 | 188cm・76kg | ウォルバーハンプトン | 30試合・2得点 (ウォルバーハンプトン) | 17.00m€ (約25億円) | 新加入 |
FW | 10 | エミリアーノ・ブエンディア | アルゼンチン | 1996年12月25日 | 172cm・72kg | ノリッジ・シティ | 35試合・4得点 | 28.00m€ (約42億円) | |
FW | 9 | ベルトラン・トラオレ | ブルキナファソ | 1995年9月6日 | 181cm・73kg | イスタンブール・バシャクシェヒル | 9試合・0得点 | 14.00m€ (約21億円) | 復帰 |
FW | 31 | レオン・ベイリー | ジャマイカ | 1997年8月9日 | 178cm・77kg | レヴァークーゼン | 18試合・1得点 | 25.00m€ (約37億円) | |
FW | 23 | フィリペ・コウチーニョ | ブラジル | 1992年6月12日 | 172cm・68kg | バルセロナ | 19試合・5得点 | 14.00m€ (約21億円) | |
FW | 11 | オリー・ワトキンス | イングランド | 1995年12月30日 | 180cm・70kg | ブレントフォード | 35試合・11得点 | 32.00m€ (約47億円) | |
FW | 22 | ジョン・デュラン | コロンビア | 2003年12月13日 | 185cm・73kg | シカゴ・ファイアー | 27試合・8得点 (シカゴ・ファイアー) | 12.00m€ (約18億円) | 新加入 |
アストン・ビラの選手は、平均的に20~40億の市場価値がある選手がゴロゴロおり、中堅クラブの中でも市場価値のアベレージは非常に高いです。
守護神はカタールワールドカップの優勝メンバーにもなったエミリアーノ・マルティネスが守っており、他にも2部リーグでMVPを獲得したエミリアーノ・ブエンディア、ブラジル代表にも選出されているドウグラス・ルイスなどタレントが揃っています。
さらにはバルセロナからビッグネームのフィリペ・コウチーニョが加入しており、昨シーズンから完全移籍で補強しました。
コウチーニョはリバプールで大ブレイクを果たし、バルセロナへ約208億円というビッグディールで移籍します。
しかし、バルセロナでは思うような結果を残せず、再度プレミアリーグの地へ活躍の場を移しました。
昨シーズンもファンの心を完全につかむほどの活躍は見せられなかったため、今シーズンには期待したいところです。
さすがはプレミアリーグ、注目されがちなBIG6以外のチームもタレントが揃っています。
今シーズンから新加入の選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍クラブ |
---|---|---|
DF | コートニー・ハウス | ワトフォード |
DF | パウ・トーレス | ビジャレアル |
MF | ユーリ・ティーレマンス | レスター |
MF | ニコロ・ザニオーロ | ガラタサライ |
FW | ジェイデン・フィロジーン | カーディフ |
FW | キーナン・デイビス | ワトフォード |
FW | ムサ・ディアビ | レバークーゼン |
1人目のパウ・トーレスですが、マンチェスター・ユナイテッドやユベントスからも関心を持たれていた生え抜きの逸材で、中堅チームのアストンビラへの加入は驚きでした。
トーレスは左利きであることを活かして、左CBのポジションから対角線の敵陣の左サイドへ精度の高いロングフィードを強みとしています。
191cmの高身長に加え身体能力自体が非常に高いため、DFスキルも高い水準にあります。
安定した守備に加え、攻撃時に有効なオプションとなるロングフィードはチームにとって大きな武器となりそうです。
2人目はユーリ・ティーレマンスですが、こちらも長年アーセナルなどが強い関心を示していました。
前所属のレスターが降格したことにより、アストンビラへ加入しています。
ティーレマンスの特徴は高精度な長短のパスにあり、攻撃時は有効なミドルシュートも放つことが可能です。
ボランチとしてレスターの中盤を支えてきたティーレマンスは、アストンビラでもすぐにフィットすることでしょう。
3人目はニコロ・ザニオーロですが、かつてはローマの英雄フランチェスコ・トッティ氏と比較されるほどの選手でした。
ローマでは後味の悪い移籍でガラタサライへ加入しましたが、加入半年で活躍の場をプレミアリーグへ移しています。
主にウイングとしてプレーするザニオーロは、キック精度が高く、クロスもシュートも正確に放つことが可能です。
そのうえ190cmと身長も高く、強度の高いプレミアリーグには適した人材かもしれません。
唯一怪我がちなところがあるため、稼働率さえ良ければそれなりに結果を残してくれることは間違いありません。
4人目はムサ・ディアビですが、こちらもリバプールやアーセナルが関心を示していた中、アストンビラが獲得しました。
ディアビは左利きのウインガーで、スピードを利用して相手を抜き去ります。
スピードだけでなくテクニックとゴール決定率も悪くないため、得点力にも期待のできる選手です。
昨シーズンの調子を考えると、これだけポテンシャルのある選手たちが加入すればさらに期待できますね!
冬シーズンの加入選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍クラブ |
---|---|---|
GK | ジョー・ガウチ | アデレード |
FW | モーガン・ロジャーズ | ミドルスブラ |
オフシーズンで退団した選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍クラブ |
---|---|---|
GK | ジェド・スティア | 未定 |
DF | アシェリー・ヤング | エバートン |
MF | フィリペ・コウチーニョ | アルドゥハイル |
オフシーズンには、かつてマンチェスター・ユナイテッドやインテルでも活躍したアシュリー・ヤングがエバートンへ移籍しています。
現在38歳と大ベテランですが、アストンビラでも頼れるディフェンスリーダーとして活躍していました。
フィリペ・コウチーニョに関しては、サウジアラビアのアルドゥハイルへ1年間のローン移籍で放出のため、来年戻ってくるのか、そのままどこかに放出されるのか注目です。
アシュリー・ヤングは、香川真司がマンチェスター・ユナイテッドに在籍していたころの同僚でした!
冬シーズンの放出選手情報
ポジション | 選手名 | 移籍クラブ |
---|---|---|
MF | レアンデル・デンドンカー | ナポリ |
FW | ベルトラン・トラオレ | ビジャレアル |
アストン・ビラFCの基本戦術 フォーメーションについて
アストン・ビラFCのフォーメーションは、4-2-3-1で構成されています。
監督のウナイ・エメリが4-2-3-1か4-4-2を好む傾向にあるため、どちらかのフォーメーションで試合に入ることが基本です。
ディフェンスとプレッシング守備を重視するエメリ監督は、ラインを高くしてコンパクトな守備を展開します。
高いラインでボールを奪った後は攻撃に転じ、すぐにショートカウンターでラムジーやブエンディアといった強力なドリブラーを軸にゴールへ迫ります。
エメリ監督はアーセナルやパリ・サンジェルマンといったビッグクラブでは思うような結果を残せず、批判を浴びました。
しかし、「相手が自分より勝るチームである時は我慢強く耐える」「攻撃の時は波状攻撃を仕掛ける」という分かりやすさをモットーにしているエメリ監督のサッカーは、アストン・ビラのような中堅チームだと絶大な力を発揮するようです。
エメリ監督は自身が有能な監督であることを世界に再証明しました。
アストン・ビラFC 2023-24のキープレーヤー
2023-24シーズンのアストン・ビラFCのキープレイヤーを1名ご紹介します。
フィリペ・コウチーニョ|ブラジル代表
生年月日:1992年6月12日
身長/体重:172cm・68kg
ポジション:FW
利き足:右
国籍:ブラジル
クラブ歴:インテルミラノ→リバプール→バルセロナ→アストン・ビラFC
22/23シーズン成績:20試合・1得点・0アシスト
推定市場価格:10.00m€(約16億円)
フィリペ・コウチーニョは右利きで、ポジションはミッドフィルダーです。
チーム一のテクニシャンで、彼一人のためにお金を払って会場へ足を運ぶだけの価値がある選手と言え、リバプール時代の活躍を考えると期待せざるを得ません。
リバプール時代はパス・ドリブル・強烈なミドルシュートどれをとっても一級品でした。
アストン・ビラではまだリバプール時代ほどのスペシャルな活躍を魅せられてはいませんので、調子の良いエメリ体制でさらなる厚みを生み出してくれることに期待したいところです。
200億もの移籍金を動かしたほどの選手ですので、プレミアリーグで再度活躍する姿に期待ですね!
エミリアーノ・ブエンディア|アルゼンチン代表
生年月日:1996年12月25日
身長/体重:172cm・72kg
ポジション:MF
利き足:右
国籍:アルゼンチン
クラブ歴:ヘタフェCF→ノリッジ・シティFC→アストン・ビラFC
22/23シーズン成績:38試合・5得点・2アシスト
推定市場価格:28.00m€(約44億円)
エミリアーノ・ブエンディアは右利きで、ポジションはミッドフィルダーです。
アーセナルなどビッグクラブも積極的に獲得へ動いていましたが、最終的にはアストン・ビラへ加入しました。
ブエンディアは足下の技術に優れており、最終ライン裏に走り込むアタッカーに高精度のラストパスを供給するプレーメーカーです。
基本は中盤のサイドでプレーしており、ドリブルで相手ディフェンスを翻弄する高いスキルを持ち合わせています。
身長はそれほど高くありませんが、プレミアリーグで十分通用するフィジカルも持ち合わせており、今後の活躍にも注目の選手です。
今の活躍を続ければ、代表でも主力として定着するのもそう遠くないはずです。
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まとめ
いかがでしたか。
今回は、アストン・ビラFCのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説してきました。
昨シーズンからエメリ体制になり劇的に成績が良くなったアストン・ビラは、今シーズンのプレミアリーグでもっとも脅威なチームになるかもしれません。
調子の良いチーム状態で開幕を迎えたとき、トップ4に食い込んでもおかしくはありませんので、今後の活躍に期待しましょう。
ご覧いただきありがとうございました!