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競馬は何歳から遊べる?年齢制限や学生の馬券購入は?法律を基に詳しく解説!

「学生だけど競馬で遊びたい!」
「未成年でも馬券は買えるの?」

競馬は日本で長年親しまれてきた公営競技の一つ。

以前から競馬に熱中する未成年の方はいましたが、最近では競走馬をモチーフにしたアプリゲームが話題となったことで、若年層からの注目度がより高まっています。

ただし、競馬は未成年が遊べない賭博(ギャンブル)に分類され、大人に頼んで馬券を代理購入することも禁止されています。

この記事では「競馬は何歳から遊べるのか?」について法律を基に解説していきます。

未成年なりの競馬の楽しみ方についても触れていきますね!

各ギャンブル年齢制限
競馬・競輪・競艇
オートレース
20歳以上
スポーツ振興くじ
(toto・WINNER・BIG)
19歳以上
パチンコ18歳以上
(高校生は不可)
宝くじ年齢制限なし
ギャンブル年齢制限比較表
目次

競馬は20歳以上から馬券を購入できる

結論から伝えると、競馬の馬券は20歳以上から誰でも購入できます。

競馬をはじめ公営競技には、それぞれを取り締まる法律が存在します。

競馬の場合、「競馬法」が該当し、馬券の取扱いや未成年の参加について記載されています。

第二十八条
二十歳未満の者は、勝馬投票券を購入し、又は譲り受けてはならない。

出典:e-GOV法令検索

このように競馬法に明確に記載されています。

競馬は20歳以上なら学生でも遊べる

20歳以上だけど、学生の場合はどういう扱いになるの?

上記の疑問に関して、現在の競馬法では20歳以上であれば学生だとしても遊べます。

以前は20歳以上の学生も規制されていましたが、平成17年の改正から解禁されました。

成人年齢18歳への引き下げも無関係

2022年4月より民法が改正され、成人扱いされる年齢が18歳からとなりました。

ただし、競馬の参加年齢は依然として20歳以上からのままです。

今回の改正では、競馬法の内容は変わっておらず、20歳未満の方は馬券購入できないままです。

余談ですが、お酒・たばこの解禁も20歳以上のままです。

20歳未満の馬券購入は法律違反

上記で20歳未満の馬券購入は競馬法違反と解説しました。

もし法律に反した場合、具体的にどの程度の罰則を受けるのか?

可能性を挙げると

  • 競馬場職員からの注意・叱責
  • 学校・家族へ連絡がいく
  • 警察に通報・補導

などのペナルティが考えられます。

周りに迷惑かけてしまうので、軽率な行動は控えましょう!

換金時に年齢確認されることがあり

馬券換金・購入時において年齢確認される可能性があります。近年の馬券は自動販売機で換金・購入するのが一般的です。

そのため「バレにくい」と思いがちですが、競馬場内には職員や私服警察官などが未成年の動向に目を光らせています。

怪しいと判断して年齢確認する可能性もあるため、安易に「バレないから大丈夫」と考えないようにしましょう。

ネット上での馬券購入は不可能

近年の競馬ではオンラインで馬券を購入できるネット競馬も人気が高まっています。競馬場ではなく自宅でくつろぎながら、レースを楽しめるネット競馬は利便性が高いです。

競馬場に行かず監視もないため、未成年が遊んでもバレないだろうと考えがちですが馬券購入は不可能です。

競馬のインターネット投票を利用するには、口座情報を登録する必要があります。口座自体は未成年でも作れますが、生年月日を必要とするため実年齢がバレてしまいます。

親の口座で登録し、実際には未成年が馬券を購入していた場合、親が代理購入したとして競馬法違反に問われる可能性があります。後述する競馬法第三十四条で、代理購入した方への罰則が定められています。

未成年に関わる代理購入も不可(馬券譲渡は禁止)

「子どもにお願いされ、代わりに購入した」
「20歳未満の後輩に馬券を分けてあげた」

上記は未成年が馬券を購入したわけではないため一見、問題ないように思えます。

しかし、これらは競馬法における「馬券の譲渡」に該当し罰則の対象となります。

具体的に、どのような罰則になるかというと下記の競馬法第三十四条に定められています。

第三十四条
第二十八条又は第二十九条の規定に違反する行為があつた場合において、その行為をした者がこれらの規定により勝馬投票券の購入又は譲受けを禁止されている者であることを知りながら、その違反行為の相手方となつた者(その相手方が発売者であるときは、その発売に係る行為をした者)は、五十万円以下の罰金に処する。

引用:e-GOV法令検索

違反した者は50万円以下の罰金が科せられます。

けっこう高額な罰則になります

競馬場の入場は何歳でもOK!

競馬場への入場自体は、未成年の方でも大丈夫です。

未成年が馬券を購入しギャンブルに参加するのは法律違反ですが、競馬場でレースを楽しむことに関しては競馬法で取り締まられていません。

ただし、未成年だけで競馬場内にいると職員や警察官から年齢確認されることがあります。

馬券購入しなければ問題ありませんが、可能であれば保護者などの大人に同伴してもらいましょう!

口座開設・クレジットカード作成は未成年でも可能

競馬をギャンブルとして楽しめるようになるのは、20歳からですが準備自体は未成年の時から始められます。

オンラインで競馬を楽しむ際、銀行口座もしくはクレジットカードが必要です。

20歳になったとき口座やクレジットカードの扱いに慌てないよう、あらかじめ準備し慣れておくとスムーズかもしれません。

  • 銀行口座:年齢制限なし。15歳以上は親の同意不要。
  • クレジットカード:18歳以上から作成可・親の同意不要。ただし高校生は不可。

銀行口座開設には年齢制限がなく、15歳以上であれば親権者の同意なく作成できます。

一方クレジットカードは18歳から作成可能です。

2022年4月からの民法改正により、18歳以上であれば親の同意なく作成できるようになりました。

ただし、高校生の場合は18歳以上であってもクレジットカードは原則発行できません。

まとめ

今回の内容をまとめると以下になります。

  • 日本競馬は「競馬法」によって取り締まられている
  • 日本競馬の馬券購入は20歳以上から
  • 馬券を未成年に譲渡するのも違反
  • 競馬場への入場や観戦は未成年でも可能

日本競馬は20歳以上のギャンブル行為参加が認められていません。

バレないだろうと安易に考え軽率な行動をとると周囲に迷惑をかける恐れがあります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

hakuのアバター haku 監修者・執筆者

2020年からWeb制作を始めて、日々勉強中。現在は複数のメディア運営とホームページ制作・ローカルSEOに従事しています。Google 広告「検索広告」認定資格取得・SEO検定1級資格取得。趣味でスポーツを観戦しており、パーソナルジムは2年ほど通っています。テニスとサッカー、運動が好き。

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