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【2023-24】チェルシーFCのフォーメーション・スタメン・選手メンバーを詳しく解説!

チェルシーFCは、2000年代初頭財政難に陥っており、とても強豪とは程遠いチームでした。

しかし、オーナーにロシアの実業家アブラモビッチ氏が就任して以降、オイルマネーにより移籍市場に膨大な資金を投入します。

そうして強くなったチェルシーは、2000年代後半あたりからマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルらと並び、BIG6(ビッグ6)と呼ばれるようになります。

強くなったチェルシーは、リーグ優勝やチャンピオンズリーグ優勝など、輝かしい成績を残してきました。

そこで今回は、強さの秘訣を解剖すべくチェルシーFCのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説していきます。

それでは見ていきましょう!

目次

チェルシーFCとは

概要内容
クラブ名チェルシー・フットボール・クラブ
設立年1905年
ホームタウンロンドン
スタジアムスタンフォード・ブリッジ
収容人数40,834人
クラブの愛称ブルーズ(Blues)
監督マウリシオ・ポチェッティーノ
メインスポンサーNike(スポーツメーカー)
Hyundai(韓国自動車メーカー)
国内獲得タイトルプレミアリーグ:5回
フットボールリーグ:1回
FAカップ:8回
EFLカップ:5回
FAコミュニティ・シールド:4回
国際獲得タイトルFIFAクラブワールドカップ:1回
UEFAチャンピオンズリーグ:2回
UEFAヨーロッパリーグ:2回
UEFAカップウィナーズカップ:2回
UEFAスーパーカップ:2回
平均年齢23.1歳

チェルシーはもしもアブラモビッチという救世主が現れていなかったら、財政難のタイミングで英雄フランク・ランパードジョン・テリーはクラブを去っていたでしょう。

さらに、ミヒャエル・バラック、アリエン・ロッベン、ディディエ・ドログバ、エデン・アザールなどの名だたるプレーヤーも、財政難のロンドンチームには興味を示さなかったはずです。

ジョゼ・モウリーニョ、カルロ・アンチェロッティといった名将も、チェルシーの監督として名を連ねなかったことでしょう。

アブラモビッチ氏がオーナーへ就任して以降、18年8ヶ月で21個のタイトルをチェルシーにもたらしました。

これは、2003年以降のプレミアリーグ勢で最多の記録です。

何よりお金を出すだけではなく、チームが勝つとハイタッチするなどチーム愛が垣間見られることから、サポーターにも愛されていました。

お金は出すもビジネスとしか考えていない、マンチェスター・ユナイテッドのグレイザーファミリーとは大違いであり、アブラモビッチ氏は下部組織専用の練習施設も新築し、若手の育成にも力を惜しみませんでした。

その功績がトップチームのメンバー表にも実っており、リース・ジェイムズ、ハドソン=オドイ、コナー・ギャラガーアルマンド・ブロヤなど実はユース出身の有名選手も多くいます。

そんな選手からもファンからも愛されていたオーナーですが、ロシアのウクライナ侵攻が始まった年、アブラモビッチ氏はプーチン大統領へ資金援助しています。

これを危険と見た英国政府はアブラモビッチの資産をすべて凍結し、チェルシーのオーナーを退任せざるを得ない状況となりました。

クラブに多大な功績を残したアブラモビッチ氏の去り際は残念でしたが、後任のオーナーも無事見つかりチェルシーは安定した活動を行えています。

チェルシーが強くなれたのは、すべてアブラモビッチ氏のおかげと言っても過言ではありませんね!

【2023-24】チェルシーFC 選手メンバー一覧

スクロールできます
ポジション背番号選手名国籍生年月日身長・体重前所属昨シーズン成績
(所属チーム
市場価値
(2023年8月時点)
備考
GK31ロベルト・サンチェススペイン1997年11月18日197cm・88kgブライトン23試合・0得点
(ブライトン)
22.00m€
(約35億円)
新加入
GK28ジョルジェ・ペトロビッチセルビア1999年10月8日194cm・89kgニューイングランド22試合・0得点
(ニューイングランド)
6.00m€
(約10億円)
新加入
GK13マーカス・ベッティネッリイングランド1992年5月24日193cm・81kgフラム0試合・0得点1.50m€
(約2億円)
CB33ウェズレイ・フォファナフランス2000年12月17日190cm・81kgレスター15試合・1得点55.00m€
(約87億円)
CB5ブノワ・バディアシルフランス2001年5月26日194cm・75kgモナコ11試合・1得点40.00m€
(約63億円)
CB2アクセル・ディサシフランス1998年3月11日190cm・86kgモナコ38試合・3得点
(モナコ)
30.00m€
(約47億円)
新加入
CB26レヴィ・コルウィルイングランド2003年2月26日187cm・75kgブライトン17試合・0得点
(ブライトン)
35.00m€
(約55億円)
復帰
CB14トレヴォ・チャロバーイングランド1999年7月5日190cm・82kgチェルシーユース25試合・0得点18.00m€
(約28億円)
CBマラング・サールフランス1999年1月23日182cm・72kgモナコ13試合・0得点
(モナコ)
6.00m€
(約10億円)
復帰
CB6チアゴ・シウバブラジル1984年9月22日181cm・82kgパリサンジェルマン27試合・0得点2.00m€
(約3億円)
RSB24リース・ジェームズイングランド1999年12月8日179cm・91kgチェルシーユース16試合・1得点65.00m€
(約103億円)
キャプテン
RSB27マロ・ギュストフランス2003年5月19日179cm・67kgリヨン21試合・0得点
(リヨン)
25.00m€
(約40億円)
新加入
LSB21ベン・チルウェルイングランド1996年12月21日180cm・78kgレスター23試合・2得点35.00m€
(約55億円)
LSB3マルク・ククレジャスペイン1998年7月22日175cm・66kgブライトン24試合・0得点35.00m€
(約55億円)
CM8エンソ・フェルナンデスアルゼンチン2001年1月17日180cm・77kgリーベルプレート18試合・0得点80.00m€
(約126億円)
CM25モイセス・カイセドエクアドル2001年11月2日178cm・73kgブライトン37試合・1得点
(ブライトン)
75.00m€
(約119億円)
新加入
CM23コナー・ギャラガーイングランド2000年2月6日182cm・74kgクリスタル・パレス35試合・3得点32.00m€
(約51億円)
CM45ロメオ・ラビアベルギー2004年1月6日181cm・70kgサウサンプトン29試合・1得点
(サウサンプトン)
32.00m€
(約51億円)
新加入
CM17カーニー・チュクエメカイングランド2003年10月20日185cm・70kgアストン・ビラ14試合・0得点15.00m€
(約24億円)
CM16レスリー・ウゴチュクフランス2004年3月26日191cm・83kgレンヌ26試合・0得点
(レンヌ)
9.00m€
(約14億円)
新加入
AM20コール・パーマーイングランド2002年5月6日182cm・72kgマンチェスター・シティ14試合・0得点
(マンチェスター・シティ)
18.00m€
(約28億円)
新加入
RW11ノニ・マドゥエケイングランド2002年3月10日182cm・70kgPSV12試合・1得点30.00m€
(約47億円)
LW7ラヒーム・スターリングイングランド1994年12月8日170cm・69kgマンチェスター・シティ28試合・6得点55.00m€
(約87億円)
LW10ミハイロ・ムドリクウクライナ2001年1月5日175cm・61kgシャフタール15試合・0得点50.00m€
(約79億円)
CF18クリストファー・エンクンクフランス1997年11月14日175cm・73kgRBライプツィヒ25試合・16得点
(RBライプツィヒ)
22.00m€
(約35億円)
新加入
CF15ニコラス・ジャクソンセネガル2001年6月20日186cm・80kgビジャレアル26試合・12得点
(ビジャレアル)
30.00m€
(約47億円)
新加入
CF19アルマンド・ブロヤアルバニア2001年9月10日191cm・74kgチェルシーユース12試合・1得点28.00m€
(約44億円)
CF36デイビッド・ワシントンブラジル2005年6月5日187cm・74kgサントス9試合・2得点
(サントス)
4.00m€
(約6億円)
新加入
【2022-23】チェルシーFC 選手メンバー一覧
スクロールできます
ポジション背番号選手名国籍生年月日前所属昨シーズン成績(所属チーム)市場価値備考
GK16エドゥアール・メンディセネガル1992年3月1日スタッド・レンヌ34試合・0得点18.0m€
(約26億円)
GK1ケパ・アリサバラガスペイン1994年10月3日アスレティック・ビルバオ4試合・0得点15.00m€
(約26億円)
GK36ガブリエル・スロニナアメリカ2004年5月15日シカゴ・ファイアー11試合・0得点
(シカゴ・ファイアー)
8.00m€
(約11億円)
新加入
GK13マーカス・ベッティネッリイングランド1992年5月24日フラム0試合・0得点1.00m€
(約1億円)
DF33ウェズレイ・フォファナフランス2000年12月17日レスター7試合・0得点
(レスター)
60.00m€
(約86億円)
新加入
DF4ブノワ・バディアシルフランス1997年5月23日モナコ24試合・1得点
(モナコ)
40.00m€
(約56億円)
新加入
DF26カリドゥ・クリバリセネガル1991年6月20日ナポリ27試合・3得点
(ナポリ)
25.0m€
(約35億円)
新加入
DF14トレヴォ・チャロバーイングランド1999年7月5日チェルシーユース20試合・3得点11.00m€
(約15億円)
DF6チアゴ・シウバブラジル1984年9月22日パリサンジェルマン32試合・3得点2.500m€
(約3億円)
DF24リース・ジェームズイングランド1999年12月8日チェルシーユース26試合・5得点70.00m€
(約100億円)
DF28セサル・アスピリクエタスペイン1989年8月28日マルセイユ27試合・1得点8.00m€
(約11億円)
キャプテン
DF32マルク・ククレジャスペイン1998年7月22日ブライトン35試合・1得点
(ブライトン)
40.00m€
(約56億円)
新加入
DF21ベン・チルウェルイングランド1996年12月21日レスター7試合・3得点35.00m€
(約49億円)
DF67ルイス・ホールイングランド2004年9月8日チェルシーユース0試合・0得点8.00m€
(約11億円)
MF5エンソ・フェルナンデスアルゼンチン2001年1月17日リーベルプレート14試合・6得点
(リーベルプレート)
85.00m€
(約120億円)
新加入
MF8マテオ・コバチッチクロアチア1994年5月6日レアル・マドリード25試合・2得点40.00m€
(約56億円)
MF23コナー・ギャラガーイングランド2000年2月6日クリスタル・パレス34試合・8得点
(クリスタル・パレス)
32.0m€
(約45億円)

復帰
MF7エヌゴロ・カンテフランス1991年3月29日レスター26試合・2得点20.0m€
(約29億円)
MF12ルベン・ロフタス=チークイングランド1996年1月23日チェルシーユース24試合・0得点25.00m€
(約35億円)
MF20デニス・ザカリアイングランド1996年11月20日ユベントス9試合・1得点
(ユベントス)
20.0m€
(約29億円)
新加入
MF30カーニー・チュクエメカイングランド2003年10月20日アストン・ビラ12試合・0得点
(アストン・ビラ)
15.00m€
(約21億円)
新加入
MFアンドレイ・サントスブラジル2004年5月3日ヴァスコ・ダ・ガマ33試合・8得点
(ヴァスコ・ダ・ガマ)
新加入
労働ビザ降りず
MF19メイソン・マウントイングランド1999年1月10日チェルシーユース32試合・11得点65.00m€
(約92億円)
MF29カイ・ハベルツドイツ1999年6月11日レバークーゼン29試合・8得点60.00m€
(約86億円)
FW10クリスティアン・プリシッチアメリカ1998年9月18日ドルトムント22試合・6得点60.00m€
(約86億円)
FW22ハキム・ジイェフモロッコ1993年3月19日アヤックス23試合・4得点18.0m€
(約26億円)
FW31ノニ・マドゥエケイングランド2002年3月10日PSV17試合・3得点
(PSV)
28.00m€
(約40億円)
新加入
FW17ラヒーム・スターリングイングランド1994年12月8日マンチェスター・シティ30試合・13得点
(マンチェスター・シティ)
60.00m€
(約86億円)
新加入
FW15ミハイロ・ムドリクウクライナ2001年1月5日シャフタール11試合・2得点
(シャフタール)
60.00m€
(約86億円)
新加入
FW11ジョアン・フェリックスポルトガル1999年11月10日アトレティコ・マドリー24試合・8得点
(アトレティコ・マドリー)
50.00m€
(約70億円)
新加入
FW18アルマンド・ブロヤアルバニア2001年9月10日チェルシーユース32試合・6得点
(サウサンプトン)
30.00m€
(約42億円)
復帰
FW9ピエール=エリック・オーバメヤンガボン1989年6月18日バルセロナ17試合・11得点
(バルセロナ)
10.00m€
(約14億円)
新加入
FW27ダビド・ダトロ・フォファナコートジボワール2002年12月22日モルデ18試合・0得点
(モルデ)
7.00m€
(約10億円)
新加入

昨シーズンのチェルシーは15名もの選手を補強しましたが、リーグでは思うような結果を残せませんでした。

今シーズンは、大所帯となったスカッドを整理して、適材適所で補強を行っています。

昨シーズンよりもスリム化し、今シーズンは期待の持てるシーズンとなりそうです。

今シーズンから新加入の選手情報

ポジション選手名移籍クラブ備考
GKロベルト・サンチェスブライトン完全移籍
GKジョルジェ・ペトロビッチニューイングランド完全移籍
DFレヴィ・コルウィルブライトンローンバック
DFマラング・サールモナコローンバック
DFマロ・ギュストリヨン完全移籍
DFアクセル・ディサシモナコ完全移籍
MFレスリー・ウゴチュクレンヌ完全移籍
MFモイセス・カイセドブライトン完全移籍
MFロメオ・ラビアサウサンプトン完全移籍
MFコール・パーマーマンチェスター・シティ完全移籍
FWクリストファー・エンクンクRBライプツィヒ完全移籍
FWロメル・ルカクインテルローンバック
FWニコラス・ジャクソンビジャレアル完全移籍
FWデイビッド・ワシントンサントス完全移籍

今シーズンから新守護神として、ロベルト・サンチェスを獲得しました。

昨シーズン躍進したブライトンの正ゴールキーパーのため、非常に期待できる補強となっています。

さらにブライトンからもう一人、モイセス・カイセドを英国最高額更新となる211億円で獲得しました。

チェルシーは昨シーズンに英国最高額でエンソ・フェルナンデスを獲得していましたが、フェルナンデスの移籍金を上回る額の補強を行っています。

昨シーズンは点取り屋に悩まされていたため、ライプツィヒからクリストファー・エンクンク、ビジャレアルからニコラス・ジャクソンと2人のストライカーを獲得しました。

エンクンクはプレシーズンマッチの怪我により長期離脱を強いられているため、ジャクソンの活躍に期待がかかります。

気になるのは近年の契約期間ですが、ムドリクは8年半、フェルナンデスも8年半、カイセドは8年+1年、エンクンクは6年、ジャクソンは8年と長期契約を結んでいます。

これにはFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)が絡んでおり、長期契約を結ぶことで帳簿上は1年あたりの補強費を安く計上できることになります。

長期契約をたくさん結んでしまうと後々補強費が少なくなりその場しのぎな気はしますが、このチェルシーの長期契約が発端となり、UEFAは来年から移籍金に関しては5年で償却しなければいけないという縛りを設けました。

他クラブもこのやり口を問題視したそうですが、抜け穴を見つける巧妙な新オーナーもやり手ですね。

冬シーズンの加入選手情報

ポジション選手名移籍クラブ
MFチェーザレ・カザデイレスター・シティ
FWディエゴ・モレイラリヨン

オフシーズンで退団した選手情報

ポジション選手名移籍クラブ
GKエドゥアール・メンディアル・アハリ
GKガブリエル・スロニナオイペン
GKケパ・アリサバラガレアル・マドリード
DFカリドゥ・クリバリアル・ヒラル
DFセサル・アスピリクエタアトレティコ・マドリー
DFルイス・ホールニューカッスル・ユナイテッド
MFマテオ・コバチッチマンチェスター・シティ
MFルベン・ロフタス=チークミラン
MFエヌゴロ・カンテアル・イテハド
MFデニス・ザカリアモナコ
MFカイ・ハベルツアーセナル
MFメイソン・マウントマンチェスター・ユナイテッド
FWジョアン・フェリックスバルセロナ
FWダビド・ダトロ・フォファナウニオン・ベルリン
FWクリスティアン・プリシッチミラン
FWハキム・ジイェフガラタサライ
FWピエール=エリック・オーバメヤンマルセイユ

今シーズンのチェルシーは補強よりも人員整理が重要となっていたため、早い段階で多くの選手を放出しました。

その中でもクラブの生え抜きとしてファンからも愛されていたメイソン・マウントを、マンチェスター・ユナイテッドへ放出しています。

これにはファンもよりによってユナイテッドかとショックを受けた方も多いようですが、資金が必要なクラブへ約100億円の移籍金を残したため、フロントとしては満足のいく結果となったかもしれませんね。

その他にもマテオ・コバチッチをマンチェスター・シティへ、カイ・ハベルツをアーセナルへと放出し、ライバルクラブの強化以上に自チームの運営費確保を優先しています。

その他メンディやクリバリ、カンテも話題のサウジアラビアクラブへ放出しています。

冬シーズンの放出選手情報

ポジション選手名移籍クラブ
DFイアン・マートセンボルシア・ドルトムント
FWアルマンド・ブロヤフラム

チェルシーFCの基本戦術 フォーメーションについて

チェルシーのフォーメーションは、3-4-2-1で構成されています。

前任のトゥヘルやポッターが3バックを好んでおり、新しく代わったマウリシオ・ポチェッティーノ監督も3バックを主体としています。

ポチェッティーノ氏はトッテナムやパリ・サンジェルマンを率いていた時4-2-3-1をよく使っていたため、今後4バックへ変更となる可能性もありますね。

守備時にはサイドハーフが引いて5バックに、攻め時にはサイドの選手が攻め上がって数的優位を作るなど、サイドの選手を起点とするためにも3バックで流れを構築します。

また、ポチェッティーノ監督はハイプレスと攻撃的なフットボールを好んでいるため、前線からの守備には期待できるのではないでしょうか。

個々の能力は申し分ないため、ハイプレスで強度を高めれば非常に厄介なチームとなりそうです。

チェルシーFC 2023-24のキープレーヤー

2023-24シーズンのチェルシーのキープレイヤーを3名ご紹介します。

エンソ・フェルナンデス|アルゼンチン代表

プロフィール

生年月日:2001年1月17日
身長/体重:180cm・77kg
ポジション:MF
利き足:右足
国籍:アルゼンチン
クラブ歴:リーベル・プレート→SLベンフィカ→チェルシーFC
22/23シーズン成績:18試合・0得点・2アシスト
推定市場価格:80.00m€(約126億円)

エンソ・フェルナンデスは冬にプレミアリーグ記録となる移籍金で移籍してきてから、その金額通りレギュラーとして活躍しています。

攻守ともに優れており、前線へのスルーパスと相手のチャンスの芽を摘み取るディフェンス力はチームに欠かせない力となっています。

ポジションもセントラルMF、守備的MFなど中盤の様々なポジションをこなせる万能型の選手です。

守備的MFと合わせ、ゲームメイク能力に長けているため、タイプとしては元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツに近いと言えるのではないでしょうか。

中盤の要としてチームに一人はいてほしいタイプで、チェルシーが大枚をはたいででも獲得を迫った理由はうなずけます。

モイセス・カイセド|エクアドル代表

プロフィール

生年月日:2001年11月2日
身長/体重:178cm・73kg
ポジション:MF
利き足:右足
国籍:エクアドル
クラブ歴:インデペンディエンテ・デル・バジェ→ブライトン→KベールスホットVA→ブライトン→チェルシーFC
22/23シーズン成績:37試合・1得点・1アシスト(ブライトン)
推定市場価格:75.00m€(約119億円)

モイセス・カイセドは、21歳という若さながらも中盤で成熟したプレーを魅せており、今現在プレミアリーグで最も注目されている中盤選手の1人となっています。

カイセドは主に守備的ミッドフィルダーとして活躍していますが、積極的にプレスを行い、ファールをもらわずクリーンなボール奪取が魅力です。

さらにボールを持っていないときには攻守でスペースへ走り込み、相手選手を効果的に困らせることも可能です。

このようなスタイルと無尽蔵なスタミナから、「次世代のエンゴロ・カンテ」とも呼ばれています。

そして守備だけでなく、攻撃面では効果的なスルーパスを通したりと、常にチームの起点になっています。

カイセドはビッグクラブ移籍のためたびたび練習をボイコットしてきましたが、ついにブライトンからの移籍が決まりました。

ミハイロ・ムドリク|ウクライナ代表

プロフィール

生年月日:2001年1月5日
身長/体重:175cm・61kg
ポジション:FW
利き足:右足
国籍:ウクライナ
クラブ歴:シャフタール・ドネツク→チェルシーFC
22/23シーズン成績:15試合・0得点・2アシスト
推定市場価格:50.00m€(約79億円)

ミハイロ・ムドリクは昨シーズンの冬にチェルシーへ移籍してきました。

ムドリクのプレイで特に目を引くのはスピード、その緩急のつけ方のうまさです。

これにより、相手のDFがムドリクに対応するのが非常に難しくなっており、この加速と減速のスムーズさを活かしたドリブルを得意としています。

チェルシーでは現状スターリングなどサイドの選手が豊富なこともあり、直近ではセンターフォワードとしてプレーすることもあります。

瞬間的に乗るスピードや瞬発力は目を見張るものがありますが、チームとしてもサイドではなくセンターフォワードで起用したりと、今一つフィットさせきれていない印象です。

昨シーズンのムドリクはチェルシーの失敗の象徴的な選手にもなってしまいましたが、今シーズンこそはフィットに期待したいところです。

ムドリクは高額な移籍金による期待感を背負っているかもしれませんが、将来性というところにも期待した方が良いでしょう。

チェルシーFCのユニフォーム 2023-24 購入方法

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ユニフォームを着て一緒に応援しましょう!

まとめ

いかがでしたか。

今回は、チェルシーFCのフォーメーション・スタメン・選手メンバーについて詳しく解説してきました。

チェルシーは世界中のどのチームよりもお金をかけて選手を集めており、選手たちの能力に間違いはありません。

昨シーズンの失敗から改善して、今シーズンは好成績を残してもらいたいですね。

ご覧いただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

サッカー経験10年・海外サッカー観戦歴14年の「guna」です。名前からお察しの方もいると思いますが、海外サッカーではプレミアリーグのアーセナルを応援しています。(アーセナルファンの名称がグーナー)
主にはプレミアリーグの試合を観戦しておりますが、長年のサッカー好きが高じて、3年前よりスポーツライターとして活動しております。「スポログ!」を通じて、スポーツへの関心や挑戦のきっかけになれれば嬉しいです。

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