「サッカー観戦ってどんな魅力があるの?」
「サッカー観戦に必要な服装や持ち物が知りたい!」
「楽しくサッカーを観戦できる座席を知りたい!」
今回の記事では、このような声にお答えしていきます!
サッカーは日本で知らない人がいないほど人気の高いスポーツです。
しかし、実際にスタジアムでサッカーを観戦したことがないという方も多いのではないでしょうか?
スタジアムでのサッカー観戦は、テレビでのサッカー視聴とはまったく違う楽しみ方ができます。
そこで今回の記事では、サッカー観戦の魅力と楽しみ方について、服装・持ち物・チケット・選ぶべき座席などについて解説していきます。
よく知ったサッカーでも、スタジアムで観戦してみると新しい魅力を発見できます!
サッカー観戦の魅力・楽しみ方5選
現地でのサッカー観戦の魅力や楽しみ方を5つ紹介します。
テレビ視聴では味わえないスタジアム独特の楽しみ方です!
①スタジアムグルメ(スタグル)が楽しめる
サッカーの試合が開催されるスタジアムでは、食事を楽しむことができます。
スタジアムグルメ、通称スタグルと呼ばれるものです!
スタジアムによってメニューは様々で、がっつり空腹を満たせる食事から軽食やドリンク、おつまみなどを購入できます。
特にJリーグでは、地域に根差したスポーツ産業としてのサッカーを重視しているので、現地ならではのスタジアムグルメが多く用意されています。
例えば現地の特産品を使ったお弁当や、サッカーボールの形や対戦チームのロゴをモチーフにしたお菓子など、そのスタジアムならではのメニューがあります。
試合を観戦しながら座席で飲食することも可能ですが、先に食事を済ませておくと試合観戦に集中できます。
②応援の一体感が楽しめる
スタジアムでの観戦は、応援する観客との一体感が楽しめます。
スタジアムの観客席はチームごとに分けられている場合もあり、たくさんのサポーターと一緒に応援や歓喜で盛り上がることができます。
初めて観戦するときは、まずは周囲に合わせて拍手や手拍子をしてみましょう。
選手入場や前半の終了など試合の流れが分かりやすく、拍手するだけでもスタジアム全体の一体感を感じられます。
また、チャントと呼ばれるチーム独自のかけ声を覚えておくのもおすすめです。
誰もが聞いたことのある曲やリズムを使っていることが多いので、初めてでも簡単にまねできます。
サッカーが好き、このクラブが好き、盛り上がるのが好き、そんな熱い気持ちをもった観客が集まるスタジアムでは、誰もが高揚感や一体感に包まれます。
特にゴール裏の席は熱狂的なサポーターが多く、白熱した応援を肌で感じられます。
③応援グッズなどの買い物を楽しめる
スタジアムでは、応援グッズなどの買い物を楽めます。チーム公式のグッズの中にはスタジアムでしか購入できないものもあります。
始めて観戦するときは、応援したいチームのユニフォームTシャツやロゴの入った帽子など、実際に身に付けられるものを買ってみるのがおすすめです。
多くのサポーターがグッズを身に付けているので、一体感を味わいやすいです。
チームカラーで染められた観客席を見ると試合への期待が高まりますね!
キーホルダーやタオルなど普段から使えるグッズも多く用意されています。来場者限定のプレゼントがもらえることもあるので、事前にチェックしておきましょう。
④選手の声やボールの音などを生で楽しめる
スタジアムでは、選手の声やボールの音などを生で楽しめます。
スタジアムでの観戦はライブやコンサートのように、直接、自分自身の目や耳で選手の活躍を感じられます。
テレビ視聴では聞こえてこない、選手同士のやりとりや監督の指示する声、ボールを蹴る音やそのスピード感がスタジアムでは生で伝わってきます。
スタジアム全体を見渡せるので、自分が見たい選手や好きなシーンに注目することもできます。
⑤デートの場としても利用しやすい
サッカー観戦は、デートの場としても利用することもできます。同じものを観て一緒に盛り上がれるので、サッカー観戦は友達や恋人との仲を深めることができます。
スタジアム全体の高揚感も手伝ってくれるので、デートが盛り上がりやすいという意見も!
サッカーは得点のタイミングが少ないため、ボール回しや試合展開を見ながらゆっくり会話できるスポーツです。
その分ゴールが決まれば感動が大きく、選手のゴールパフォーマンスを見ながら一緒に喜びを分かち合うことができます。
どちらかがサッカーに詳しくない場合でも、試合中に落ち着いてルールの説明や選手の話ができるのもサッカー観戦の魅力です。
サッカーは細かいルールを知らなくても観戦できるので、初心者でも楽しみやすいスポーツです。野球と比べても分かりやすいルールがサッカーの魅力です。
サッカー観戦の準備について 服装・持ち物・チケットについて
続いてサッカー観戦の準備について解説します。事前に知っておくべき服装や持ち物、チケットについて詳しく解説していきます。
サッカー観戦前のチェックリストとして使ってください!
サッカー観戦の服装・コーデ・ファッションについて
スタジアムでのサッカー観戦は、動きやすく汚れに強いカジュアルスタイルがおすすめです。
多くの観客がいる中を移動したり、立ち上がって応援したりするので慣れない靴やヒールの高い靴は避けておきましょう。
応援グッズのユニフォームに合わせやすいズボンとスニーカーが便利です。
サッカー観戦の持ち物一覧について
サッカー観戦に必要な持ち物を一覧形式で解説していきます。
サッカー観戦の持ち物一覧 | 解説 |
---|---|
チケット | 忘れやすいので注意 |
タオルなどの応援グッズ | 現地スタジアムで購入可能 |
日焼け止め | 日差しが強い時 |
サングラス | 日差しが強い時 |
帽子 | 日差しが強い時 |
ドリンク | 現地のものは高い傾向にある 持ち込み制限を事前に調べておく |
ウェットテイッシュ | 座席が汚れている時がある |
モバイルバッテリー | 必要があれば |
ミニ扇風機 ネッククーラーなど | 暑い時は |
充電式カイロ | 寒い時は |
ポンチョ・レインコート | 雨が降りそうなら |
折り畳み傘 | 雨が降りそうなら |
リュックが入るビニール袋 | 雨が降りそうなら ゴミ袋としても使える |
汚れても良いタオル | 雨が降りそうなら(座席に敷く用) 日差し避けや防寒 |
双眼鏡 | 遠い席の場合はあると便利 |
リュック・バッグ | 上記のアイテムなど荷物がまとめて入るもの 両手があくものが便利 |
サッカー観戦に必ず必要なチケットは、もちろん忘れずに確認しておきましょう。
それ以外の持ち物は、サッカースタジアムは屋外で観戦することになるため、季節や天気に合わせて調節できるようにしておくことが重要です。
応援にも使えるタオルは、夏には汗拭き・日差し避け、冬には防寒として使えて、雨天時にも活躍します。
サッカー観戦好きがおすすめする持ち物をいくつかご紹介します。
特に双眼鏡は選手の動きを好きなだけ追うことができるので、持っておいて損はありません。
他のスポーツやライブ観戦にも使えます!
サッカー観戦のチケット・料金について
サッカー観戦のチケットは、公式サイトやコンビニで購入することができます。料金はスタジアムの座席によって異なり、一般に指定席は自由席より高く設定されています。
試合が見やすい位置やフィールドに近い席は高い料金が設定されています。
サッカー観戦ではどの座席に選ぶべき?
サッカー観戦ではどの座席を選ぶべきなのでしょうか?
様々な料金の席が設定されていますが、ゴール裏以外の席ならどこを取っても問題ありません。ゴール裏は他の席に比べて試合全体が見えにくいというデメリットがあります。
また、一般に熱狂的なファンが多く応援も激しいので、ゆっくり観戦したい人は避けた方が無難です。
一方で比較的安価な値段で設定されているため、白熱した応援やゴール近くの攻防を楽しみたい方にとってはゴール裏を選択する手もあります。
サッカー観戦の注意点・覚えておくべきこと
サッカーを観戦しに行くときの注意点や覚えておくべきことを解説します。
初めてのサッカー観戦でも安心して試合に集中できるように覚えておきましょう。
①スタジアムに1時間30分前には着いておく
現地のスタジアムには試合開始の1時間30分前には着いておくようにしましょう。試合開始(キックオフ)までの一般的なスケジュールは以下のとおりです。
キックオフ10分前 | スタジアムDJによる選手紹介 |
キックオフ35分前 | フィールドプレーヤーのウォーミングアップ開始 |
キックオフ45分前 | ゴールキーパーのウォーミングアップ開始 |
キックオフ2時間前 | 一般開場 |
キックオフ2時間30分前 | シーズンシート先行入場 |
一般の観客がスタジアムの中に入れるのはキックオフの2時間前です。
自由席の場合、席を取るのは早い者勝ちなので時間に余裕をもって会場についておくと好きな席を確保しやすいです。
特に家族や友達など大人数で行く場合は、時間がたつほどまとまった良い席が取りにくくなるので注意が必要です。最低でもキックオフの1時間半前、時間に余裕があれば2時間前には到着しておくことをおすすめします。
混雑する前にグッズやスタジアムグルメを購入できるメリットもあります。
早めに着いておくと普段はじっくりとは見られない、選手のウォーミングアップの様子を見られますよ!
また、会場への交通機関や最寄り駅はサポーターで混雑することが多いので、時間に余裕を持たせておくと安心です。
②サッカーのハーフタイム時はトイレが混雑しがち
スタジアムでの観戦では、トイレのタイミングにも注意しましょう。
試合の前半と後半の間に設けられるハーフタイム中は、多くの観客が休憩を取るので特にトイレが混雑します。
また初めて行くスタジアムでは、自分の席から近いトイレの場所をあらかじめ確認しておくと安心です。試合開始直前も混雑することが多いので、早めに行っておくか会場外で済ませておくのもおすすめです。
試合中に席を立つのは難しいので、もしもの時のために頭に入れておきましょう!
③サッカー観戦は一人でも楽しめる
サッカー観戦は一人でも楽しめます。友達や家族、サポーター仲間と一緒に観戦するイメージがありますが、もちろんひとりでも楽しめます。
Jリーグの調査によると、観客の17.3%は一人で観戦に来ているとのことです。
調査元:Jリーグ観戦者調査 サマリーレポート P27に記載
試合が始まれば、全観客がひとつになって同じ試合に集中し、歓声や落胆の声を上げます。誰と来ても、ひとりで来てもスタジアムの一員となって試合を楽しめるのがサッカー観戦の醍醐味です。
気軽に行ってみると、自分だけの楽しみ方が見つかるかもしれません!
サッカー観戦 雨の注意点
屋外で行われるサッカーの観戦には、雨天時の対策が必須です。あらかじめ屋根のある席を選ぶか、雨対策の持ち物を準備しておきましょう。
屋根のある席は限られているので、雨天予報時は特に、すぐに埋まってしまうので注意が必要です。
先ほどの持ち物一覧でも解説したように、以下のものを持っておくと急な雨にも対応できます。
ポンチョ・レインコート | 雨が降りそうなら |
折り畳み傘 | 雨が降りそうなら |
リュックが入るビニール袋 | 雨が降りそうなら |
タオル | 雨避け |
汚れても良いタオル | 座席ふくよう |
レインコートなどはスタジアムで購入できる場合もありますが、使いやすいものを事前に用意しておくと安心です。
傘よりも視界を遮らないので、雨の中でもサッカー観戦を楽しめます。
持ち物を守るために大きめのビニール袋を何枚か持っていると、いざというときに役立ちます。
日本でサッカーを観戦できるリーグについて
日本でサッカーを観戦できるリーグについて解説していきます。
J1・J2・J3リーグ
日本の代表的なサッカーリーグは、Jリーグです。J1・J2・J3の3つのリーグに分かれています。
リーグ期間 | J1:2月~12月 J2:2月~11月 J3:3月~12月 |
クラブチーム数 | J1:18チーム J2:22チーム J3:18チーム |
シーズンを通した年間成績によって、それぞれのリーグ間で昇格や降格が行われます。特にJ1リーグは日本サッカー界のトップリーグであり、観客の応援にも熱がこもります。
2024年からはJ1リーグが20チームに増えることが発表されています。
ルヴァンカップ
Jリーグのクラブチームが対戦するもう一つの大会にルヴァンカップがあります。
リーグ期間 | 3月~11月 |
クラブチーム数 | 20チーム (J1の18チーム+J2のうち2チーム) |
グループステージ、プレーオフステージ、ノックアウトステージの順に行われます。負ければ即敗退となる試合や、王者が決定するファイナルの試合などカップ戦だからこその緊張感を味わえます。
リーグ戦とは違うカップ戦ならではの楽しみ方ができます!
AFCチャンピオンズリーグ
AFCチャンピオンズリーグは国際サッカー連盟(FIFA)が主管し、アジアサッカー連盟(AFC)が主催する大会です。
リーグ期間 | 9月~5月 |
クラブチーム数 | 24チーム日本4チーム |
各国のリーグ戦で上位のチームが対戦する大会で、日本からはJ1リーグの上位4チームが出場します。試合によっては日本のスタジアムで開催されるものもあります。
世界で戦うハイレベルなサッカーを生で観戦できるチャンスです!
天皇杯
天皇杯は、日本の国内三大タイトルのひとつでもあります。
リーグ期間 | 5月~1月(年によって流動) |
クラブチーム数 | 88チーム |
出場資格を満たしていれば予選に参加できるオープントーナメント方式のカップ戦です。都道府県代表チームや学生チームまで幅広く参加しています。
伝統的には決勝戦が元日に開催されることが多く、正月の風物詩とも呼ばれていました。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、サッカー観戦の魅力と楽しみ方について、服装・持ち物・選ぶべき座席・観戦できるリーグなどについて解説してきました。
一度スタジアムでサッカーを観戦すれば、新しい魅力を知ることができます。
この記事を参考に、ぜひスタジアムでのサッカー観戦を楽しんでみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!